【SICK'S】御厨静流に魅力を感じない【柴田・当麻の魅力】

喧嘩を売るような記事で申し訳ないが、ずっと考えてきた、御厨静流に魅力を感じない理由。
それを考えるために、『ケイゾク』『SPEC』における、柴田純、当麻紗綾というヒロインの魅力を検証してみる。
柴田は、東大法学部卒業のエリート刑事で将来警視総監になることも期待される(『ケイゾク』の脚本にこう書かれていたことは、『SICK’S』に活かされたのであろうか)反面、衣装はダサいし風呂に入らなくても大丈夫、かと思えば「ダンナ様」に憧れると言うふうに、非常に「ギャップ」に富んでいるキャラクターが魅力だったのではないかと思う。注目したいのが、時折見せる「女の子」的な側面である。
当麻は、左腕を切られて包帯で吊っているという特徴的な外観と、地味な服装、大食漢で京大理学部卒のインテリという一方、時折見せる「ギャル」的な側面があることが魅力ではなかっただろうか。SPECファンではないのでよくわからないが。
それに対して、御厨静流は、あの特徴的な黒い衣装と右目の眼帯が強烈に印象だ。例によってハーバード大卒業というインテリジェンスな面もある。当麻と共通して大食いという側面もある。
それに対して、少なくとも『恕乃抄』では、御厨に女性らしい側面というのがあまり感じられなかったのだ。
堤・植田作品で黒い服の女性が主人公の作品と言えば、『ヤメゴク』があったが、永光麦秋というキャラクターは魅力的だった。それは、アイドルグループでセンターを張った女優が演じているという、やはりそれも「女の子」とのギャップ、だったと思う。
やはり、『ケイゾク』『SPEC』では西荻弓絵さんという、女性の脚本家が脚本を書いていたと言うところが大きいのではないかと思うのだが、それについては脚本の植田さん、いかがだろうか(笑)
『覇乃抄』『厩乃抄』では、御厨静流の「ギャップ萌え」に期待したい。

【SICK'S】SICK'S 恕乃抄 Blu-Ray/DVD BOX発売【3月6日】


予定通り、『SICK’S 恕乃抄』のBlu-Ray/DVD BOXが3月6日に発売された。
このために、Blu-ray/HDDレコーダーを買ってしまった。

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【ケイゾク】後の作品で真山が殉職したという説明はどんどん不自然になって行く件(半ば妄想)

SICK’SのBlu-rayが今日入手できなかったので、いつか取り上げようと思いつつ、取り上げられなかったことについて考察する。
それは、『ケイゾク』の真山徹が殉職したということについて、『SPEC 零』『SPECサーガ黎明篇「サトリの恋」』と説明をすればするほど矛盾が増えていくことである。

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【SPEC】SPECサーガ黎明篇『サトリの恋』CS TBSチャンネル1で一挙放送!【覇乃抄と同じ日】

タイトル通りだが、3月23日午後8:00〜午後10:45にかけて、SPECサーガ黎明篇『サトリの恋』がCS TBSチャンネル1で全話一挙放送されるとのこと。
時代的には『SPEC 零』より前だが、見る順番としては『SICK’S 恕乃抄』を見てからの方がよいだろう。
放送枠は、2時間45分あるが、Paraviでの配信時間でカウントすると、『サトリの恋』は2時間21分しかない。
ということはあのイライラする(あ、本音が出ちゃった)堤幸彦監督、植田博樹プロデューサー、木俣冬の鼎談が含まれるのだろうが、それにしても時間が余る。とりあえず気にしないでおこう。
CSで放送されたということは、いずれはBlu-ray/DVD化も期待できるのだろうか。

ケイゾク mystery8「さらば!愛しき殺人鬼」20年目の印象

ケイゾクの第8話が放送されて20年ということで、改めて見直した。
この回については、正直言って、今見て、「20年前のインターネット」を前提に見ることが難しいのではないか、という感じがする。
ネット(大沢麻衣子の発音では「ネ」にアクセントが来る)の掲示板を元に、殺人事件が起こる、ということだが、見た感じ、Twitterのような会員制SNSサイトを思わせるような外見になっている。
しかし、当時のネット掲示板は、「会員登録」といったことを必要としないものも多かったし、新着メッセージがあると通知してくれる、などという機能もなかった。
あえて言えば、当時のネット掲示板は、このブログのコメント欄に似ているのではなかろうか。
なので、以前私が柴田の推理に疑問を呈したことについても、今のインターネットに慣れた人からすると、理解できない内容になっているかもしれない。
そんなわけなので、「20年前のインターネット」を知らない人がこの回を見たとき、どんな印象を持つのか興味深いところはある。