SPECの公式Twitterで、植田プロデューサーが大暴走した。
気になる発言がたくさん。
・憑依の回で、村杉さん演じる林実は憑依事件の現場に必ずいる(ただし美容室のシーンだけカット)。検証してみると、
→最初の武藤は、横断歩道を渡っているときにすれ違っている。確認しづらいが警視庁の林実の時と同じベージュの上着を着ているので分かる。
→二番目の警視庁の林実のシーンは、お布施を入れたあとに後ろを通る。法務省の赤レンガ庁舎が背後に映っているカット。
→校長の林実のシーンは、校長が校門に立っているときに手前を通り過ぎる(ポケットから何かを取り出そうとする)。「今井」という生徒が女教師に注意される直前。
・二話の瀬文の「命なめんな」(正確には「命なめてんじゃねえぞ」)というセリフは「この犯罪者がふざけるな」という台詞だったという。小説版でもこの台詞はなく、瀬文が「行くぞ」と言って生け花を踏み倒して板野を連行していく。
・十話のいただきました、のあとの当麻がやっている作業は、拳銃のトリガーガードを外してトリガーを長くして握るタイプに改造している、というところまでは、このブログにも書いた通りであるが、本来九話でにのまえに打ち込むシーンがあったため、九話で撮っていたのを、堤演出で十話に変更したとのこと。確かに、ギプスの中身が明らかになるのは、最終回の方がいい。これは脚本ではなくて「原案」段階ということなので、脚本をもとにしたと小説版でも地居とのバトルの最後にギプスを外すようになっている。(歯動砲とか、「噛め」とかは堤演出なのね)
・続編は全く決定していないと、あとは例によって例のごとく、植田Pの泣き言。
SPEC 第10話【癸の回】の謎(改訂版)
「SPEC」最終回の謎について、重複はあるが再度書き出しておく。
出典がある部分を除いては、全部ネット上の予想などもかき集めた上での私のつたない予想です。あしからず。
他にも何かあったら、コメントでもお願いします。
ケイゾク SPEC コンビの違い
「SPEC」も無事?最終回を迎えたので、これからは総括的なことを書いていきたい。
正直、小ネタ探しとかじゃなくてこれだけ画面に向き合って、繰り返し見て謎解きをしたドラマなんて久しぶりだった。そういう意味で、ケイゾクに近づいた「部分」もあったドラマと言えるが、今回は、当麻&瀬文と柴田&真山の比較をしていきたい。
ケイゾク好きとしてSPECに期待したものはいろいろあったのだが、その中でも特に、柴田と真山という「無類」のコンビに、当麻と瀬文が迫れるかというのがあった。
結論から言うと、この部分については、迫るというより、二人の関係性は出来たがそれがコンビという域に達したのか微妙という感じを受けた。
これは、考えてみると、当初の人物設定から、なかなか二人をコンビに持っていきづらかったのではないかと思う。
ケイゾクでは、柴田の周りの操作一課弐係に、野々村、真山、近藤、谷口、そしていつもいる木戸、と人物が揃っているので、それぞれの人物と柴田との関係性を描いていくことにはならず、柴田と真山のコンビが自然に出来上がっていく(木戸彩と柴田の関係も描かれているが、「弐係にやって来た新人女刑事」に必要なサポート役というキャラクターは、当麻紗綾には必要なかった)。
これに対してSPECでは、未詳には野々村、瀬文、当麻の3人しかいないので、3人での芝居が多くなってくるので、必然的に野々村係長の存在感が高く、当麻と瀬文の2人でのシーンのウェートが少なくなっているように思う。
というか当麻と瀬文の2人で捜査するシーンが以外と少ないのだ。過去の記事を見ながら調べてみると、1、2話では未詳3人組だし、3話では電話作戦。4話は当麻、瀬文+近藤、ということで、5、6話でようやく本格的に当麻と瀬文の2人で捜査するシーンが出てくる。7話も盗聴で捜査しているので、2人だけのシーンは冒頭に少しあるだけだ。8話以降は当麻と瀬文は別々に行動しているので、2人だけのシーンは第9話の牛丼を食いながらのシーンしかないと思われる。
もちろんそれ以外のシーンでも、当麻と瀬文の掛け合いがないわけではないのだが、これだけ瀬文と当麻だけのシーンが少ないというのは意外だった。
最後の書道シーンも、「痣」「未詳」「SPEC」「野々村係長」「美鈴」「地居」「瀬文」なので、当麻の中では、瀬文は大切な仲間の一人、という側面が強かったのではないだろうか。
SPEC magazine 電子完全版
「SPEC」放送終了翌日の12月18日に、「SPEC magazine 電子完全版」が発売された。
内容は、12月4日に発売された書籍版「SPEC magazine」の内容に、電子版書き下ろしの、植田博樹プロデューサーインタビューと、城田優のインタビューを加えたものになっている。
この電子完全版、私はiPhone版を購入したのだが、購入が非常に面倒になっていて、一旦無料アプリとして「SPEC magazine」をダウンロードしてから、iPhoneアプリ上で電子完全版をダウンロードするという手順を踏まなければならない。
iPhoneアプリの動作がうまくいかなかったりしたが、どうにかダウンロードに「成功」したという感じだった。
SPEC 残された謎(おさらい)
以前、最終回に向けて謎を書き出したが、そのおさらいをしてみる。
と言っても、半分ぐらい分からない謎が残ってしまった。