SPEC 第5話【戊の回】 小ネタ&突っ込み(ネタバレあり)

【未詳】
・ペットボトルのふたを口で開けて飲む当麻
・この時点では指名手配写真は前回のまま(針井歩太)
【警察病院】
・にのまえ「手がやけどをして」「手をやけどして」では?
・時間を止めて里中の住所を見て、メモを取る。「四谷かよ」刑事のくせにいいとこ住んでんな」その後姿を消すが、海野の前に姿を現した理由は?
【居酒屋】
・里中が来るまで直立不動で待っていた瀬文
・乾杯「命、捨てます」
・SIT随一の鬼軍曹だった里中「今は南アフリカから宝石を輸入する会社に勤めてる」
・里中「元SITが強盗にでもあったらシャレになんないからな」瀬文「南アしよっとか、でありますね。南アフリカだけに」とギャグを飛ばすようになった瀬文。ギャグが古い堤監督その1。
・親子丼11杯を注文した当麻。「だからってなんすかたくさん食べたら悪いんすかてか犯罪ですか何罪ですか高タンパク高カロリー取締法ですかそんなのカラスの勝手でしょ」当麻を殴る瀬文。ギャグが古い堤監督その2
・当麻「水兵リーベ僕の舟」七曲がりシップスクラークか
・里中「あの子お似合いじゃないか」瀬文「だとしたら撃ち殺してください」
【警察病院】
・点滴を口から飲む海野
【未詳】
・当麻 朝カレー カツカレー、イカリングカレー、ウインナーカレー カレーにマヨネーズ、辣油、のりたまふりかけ
・瀬文「ただの味音痴です。舌馬鹿です」当麻「舌馬鹿上等。雅ちゃん来ますよ」
・雅「私昨日プロポーズされた」
・当麻のマヨネーズ「当麻マヨネーズ 毎日監視中」
・野々村と雅のハンドサイン。何の意味が?
・指名手配 恋愛バンパイア 都合 雷人
・メロンを食べながら検視医に取り調べ
・医師「それも、食べていい?」瀬文「どうぞ」当麻「やだ」同時に。
【未詳】
・野々村の健康診断結果を見て当麻「うわ、すごい。既にだいぶ死んでますね」「当麻、ホントのことを言うな」
・潜入捜査官のマニュアル 表紙「ハムの切り方」
・瀬文「なんスカその高度なんとかデータベースって」「そうですよ、瀬文さん肉体馬鹿でそんな知能犯みたいなことはできません」
・当麻「感じ悪っ×3 戦前か!特高か!」ギャグ?が古い堤監督その3
・若造(峯岸…字幕によると)「うるせえ!きさま八丈島勤務にしてやろうか!」
・当麻「えっマジ!いきたい!アシタバ大好き!トビウオ食べたい!」
・若造「いい加減にしろ、この地底人が」当麻に拳銃を向ける若造。その拳銃を自分の額に向けて野々村「若造、その辺にしとけ。この事件は未詳でけりを付ける。貴様ら、とっとと出てけ」めちゃめちゃかっこいい野々村その1
・瀬文君、頼む、と拳銃を渡す野々村。めちゃめちゃかっこいいい野々村その2(このあとの瀬文君を頼む、も含めて)
・当麻「おろしたら上げろよ瀬文のやろう」と落下。
・野々村「老人たちがずっと閉ざしつづけたパンドラの箱をついに開けるか。あけてしまうのかあー」とここで場面転換(笑)
・開けた口に雅がクリームパフェを
11月予定表

1月 映画の日 1000円 ??(確認できず)
3水 会ギ
4木 ミジンコ新住居展示参加
6土 ツチノコ確認(三重出張日帰り)
7日 ウィグラー同好会潜入
8月 野々村病院 R18
10水〜14日 書類整理(10UFO系 11超人系 12宗教系)
16火〜18木 野々村午前休み
19金 探検の日
22月 備蓄点検
26金 ジブリの日
27土 備品整理

【CBC】
・瀬文「茹で5、焼き5、にんにくマックス」当麻の影響を受けている
・店主 包帯だらけで入ってくる
・アラータ「え?生きてたの?(スペイン語)」
・店主「ワシは神の子だで(たぶんスペイン語)」
【里中の家】
・ジェニファー氏病(架空の病気?)
・心臓に脂がたまって固い石になって詰まってしまう病気
・つい最近分かった
【高架下(六本木トンネル)】
・当麻「幸福なんて、砂の城よりもろくてはかないですよ」
・瀬文「お前はどうなんだ」
 回想シーン
 ・地居にプロポーズされる当麻。
 回想シーン2
 ・にのまえを逮捕しようとする
 ・手錠をかけた瞬間瞬間爆発が起きる
 ・次の瞬間、にのまえのすがたはなく、当麻の切れた左手と手錠が当麻の目の前に
・当麻「失ったものに思いを馳せても仕方ないです。私たち刑事が守るべきものは、他人の幸せです。今回は多分、里中さんの家族の幸せです。」
・瀬文「それは、俺が守る。当麻、何か、少しでもいい方法があったら、何でもいいから教えてくれ。たのむ。このとおりだ。(頭を下げる)」
・当麻「私情は禁物です。でも…はい」
【未詳】
・野々村のIDで公安の超機密データベースをハッキングする当麻
・里中も潜入捜査官、同じミッション
・石油、レアメタル、穀物を重汁大メジャーに関する何か
・冷泉俊明についていろいろ調べている
・里中は二重スパイ?
【里中の家】
・梨花も潜入捜査官と同じ健康診断を受けた
・瀬文「あれ、やっとけ」この一言で瀬文と当麻の信頼関係が分かる。
(書道)
「暗号」「潜入捜査官」「健康診断」「公安のデータ」「ハム」「梨花」「病」
・何やら中国人と話す瀬文
・中国人の傭兵の間でミッションの噂が広まっていることを聞き出す。
・警察の証人保護施設から証人を拉致する
・日本円は受け取らない中国人、人民元を渡す。
【鍋を囲みながら未詳の3人】
・「病を処方するというSPECが有るんじゃないかと思うんです」
・自然治癒力の逆のSPEC
・5人の公安の刑事に健康診断の通知を送り病を処方する
・里中を脅す。目的は冷泉俊明の拉致監禁
【シャンポール山手(冷泉が監禁されている)】
水を張った流しにレモンを入れて、そこに足を突っ込んで予言をする冷泉。
・冷泉「ラミパスラミパスルルルルル…運命の時が来た、来た、キター、サンタモーニカ、サンタクロース、三蔵法師、三角四角」
津田が入ってくる。
・津田「うれしいのか?」
・津田「お前今日誕生日だろ。特上寿司を買ってきた。食え」
・冷泉「あれ?今日俺の誕生日でしたっけ?」
・津田「そうだよ。違ったっけ?まあいいや。食え食え」
・冷泉「クラクラ寿司?」
・津田「こっからこっちがおまえな、こっからこっちがおれ」
・冷泉「なにか入れてんじゃないですか」逆にしたり、もどしたりする冷泉
・冷泉「津田さんって、意外に優しいですね」
・津田「あのな、お前全然気がついてないかも知んねえけど、俺たちはお前をずっと守ってんだぞ」
・冷泉「誰からですか?」
・津田「お前の能力を利用しようとしている奴らだよ。こっから一歩でも出てみ。どっかの連中がお前を確保する。するとだ、その連中に敵対する連中がどうすると思う?よってたかってお前を殺しにくるぞ」
・冷泉「えっ?俺を狙ってるのは誰ですか?」
・津田「早く食えよ。イクラ食え。一番高いんだから」
・冷泉「イクラ、好きです」
・津田「うん」
・冷泉「うっ…こっち側か…」
・結局睡眠薬入りのいくら寿司を食う冷泉。
・津田「ちょろいな」
・301号室に突入する里中。しかしそこには瀬文
・お互い銃を構えてにらみ合う瀬文と里中。
・里中「さあ、冷泉の居場所を教えろ。子どもの命がかかってるんだ。頼む。」
・瀬文「おれは、刑事です。あんたも、刑事だろうが。」
・取り囲まれる里中たち。
・野々村「観念しなさい」めちゃめちゃかっこいい野々村その3
・病を処方した相手を告白しようとした瞬間に射殺される里中(お約束の展開)
・三階からジャンプする瀬文。
・津田「てか、おとりのための未詳がパンドラの箱に手をかけやがって。いっそ消しちゃうか」
【霊安室】
・当麻「奥さんに連絡してきます」
・野々村「潜入捜査官の死は公にはできない」
・野々村「このなきがらを奥さんとお嬢さんをあわせてもショックが大きくなるだけだろう。残酷すぎる真実は伏せておいた方がいい。私たちがなすべきことは、他にある」
・里中に敬礼する野々村。めちゃめちゃかっこいい野々村その4
・回想シーン…打たれた瀬文を背負って逃げる里中、ということは弾を跳ね返したのは瀬文のSPECではない?それとも致命傷になるような弾を受けない限りSPECが発動しない?
【屋上】
・瀬文「当麻、死は、常にそこにある。里中先輩の死は、罪に見合った罰だ。ただし、里中先輩の妻や娘に罪はない。俺は命をかけても、2人の幸せは守る。梨花ちゃんの命をかならず救う。」
・当麻「私情は禁物です。でも……はい。」
ここから先はケイゾクマニアのたわごとです。

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SPEC 第5話【戊の回】 First Impression

いよいよ、本格的に1話完結から連続ストーリーになだれ込んできた「SPEC」。
次回予告の「真実に向かってひた走れ!」という台詞で、ケイゾクの世界観を受け継いでいるということが分かって感銘を受けた。

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SPEC 第4話【丁の回】 小ネタ&突っ込み(ネタバレあり)

【未詳】
・神棚を作った野々村。絶縁成就 離婚祈願 別離観音。当麻がハンズで買った物干竿で神棚を壊す
・意外と信仰心の深い瀬文。二礼二拍手…
・古戸の名刺の裏側 「顧問先 自殺者遺族ネットワーク 五木谷コーポレーション第3支部 杉並区細波商工会議所 町田市立町田東中学校教育委員組合 有限会社 伊東鉄鋼
・「死者からのメール?たかまる〜」
・メールは10月10日付。したがってこの日は10月11日。
・賢者の石窃盗犯 針井歩太
・1年前の10月30日に失踪して3日後に遺書と遺品が送られてきた。自筆の手紙、メガネ、生徒手帳(身分証明書)
・このシーンでは娘の眼鏡がずれているように見えない
・パーフェクト・スーサイド…イタリアのプログレッシブ・メタルバンド「ヴィジョン・ディヴァイン」に同名の曲がある。
・「ほぼ1年に1度の割合」:1998年11月/2000年5月/2001年7月/2002年9月/2003年4月/2004年3月/2004年12月/2005年5月/2006年7月/2007年1月/2008年3月/2009年10月
・イメージ映像の招待者の中にシャアのコスプレの人物が
・当麻「あった。多分これじゃないですかね。1年前のPSに参加したと思われる七人。おそらくこの中に〜〜」瀬文に椅子ごと後ろに飛ばされる当麻。
・瀬文に頭をはたかれてワンテンポ遅れて痛い痛いと転び回る当麻
・瀬文「公安名物転び公妨かよ」当麻「逮捕してやる」野々村「京大理学部の恥だ」
【遺族宅訪問】
・(提供ナレーションシーン)当麻のキャリーバッグが飛んでいこうとするのを拾ってやる瀬文。
・警察手帳の当麻の顔
・遺品の万年筆を取り出す前に念動力を使う古戸。怪しまれないのか?
【未詳】
・たどたどしいキー操作の当麻
・自殺サイトを消して回る当麻。モグラたたきという瀬文に、当麻「死は確かに、ふいにいざなうものかもしれないけど、他人がいざなうものではない。今こうしている間に、自殺をいざなっているやつがいる」
【予備校】
・地居は予備校「河〜」じゃなかった「藻合塾」でバイト。教台にもモアイ像。
・ここで相対性理論の双子のパラドックスを語る地居。にのまえのことか。
・志村美鈴は東京芸大受験で二浪。東京芸大志望なら二浪、三浪は当たり前と地居。
・地居が落とした鍵束を見て「オッサンくせえ」
・美鈴が鍵束に触れると、いくつかのヴィジョンが浮かぶ。
・タイル?のようなものの前に立つ地居
・首都圏の鉄道路線図
・東急多摩川線の電車
・路線図の一部(拡大)
・ベンチに座っている中年女性
・東急多摩川線の電車(前の場面の続き)
・スポーツ新聞を読んでいる人「でたぞ世界新!!鈴元金太」
・スポーツ新聞を広げると、芸能面「ユキコ 結婚」
・中部日本餃子のCBCの外側
・エビの刺身
・「いらっしゃい」という餃子親父の声
・CBCに入って行くカメラ。奥にアラータ
・テーブルで餃子を食べている地居
・美鈴「あのナンパ男か」
【CBC】
・1人前の餃子を、ちびちび食べる地居
・親父「一人前でええの?足りんことない」
・地居「いいです。今、金ないんで」
・親父「そお、じゃあ、何でずっとおるの?」
・地居「鍵なくしちゃったんですよ。で家に入れなくて」
・親父「大家さんに電話しや。てか、うち24時間営業じゃねえぞ」
・地居「大家さんが電話でないんですよ」
・アラータ「あなたもイザという時のため保険入る?(スペイン語)」
・地居「親父は契約した?(スペイン語)」
・美鈴が、地居の鍵束を置いていく。
・地居「あれ?」
・美鈴「これ、忘れ物じゃないですか?」
・地居「え、どこにあったの?ていうか、ねえ、何でここ分かったの?ちょっと、ねえ?
・去っていく美鈴
・サイコメトリーに対して、地居はと普通の反応
・親父「帰る(きゃある)?」
・地居「ごちそうさまでした」
・親父「はい、380円」
【植松の実家へ】
・小湊鉄道 上総鶴舞駅 懐石料理列車は小湊鉄道が定期的に運転しているもの。
・当麻「茶そばでもくうかい、瀬文さんよぉ〜」??
・悪い方の手でボタンを押す当麻
・SITなのに力がない瀬文?が開けようとしたあとで耳たぶに手をやる古戸
・瀬文の紙袋を笑い袋のように使う当麻
・当麻「わたしすごーい。高まるぅ」くねくね。
【未詳】
・植松育児(いくお)の遺品、ロレックス、タグホイヤー、ブルガリ と高級腕時計ばかり。
・この時点で古戸美智花の眼鏡はフレームとずれている。
・わざわざ抵抗して傷を付けたものを遺品として送りつけるだろうか?
【未詳・翌日】
・古戸と近藤を案内して野々村にキス顔をする雅。降りていくまでキス顔のまま。
・当麻の机にあるソースの容器。「当麻私物 使うな」とか書いてある。キャップの頭には「バカ」と。
・口にご飯粒をつけて弁当を食う当麻。
・ホワイトボードに前回の事件の内容
・当麻「大丈夫ですよ。さっき瀬文さんと近藤さんも登録しといたんで」口のご飯粒が増えている。
・詩吟のお稽古が…まだやってたのね近藤さん
・日本の警察は市民の味方です、とソースの容器を持って敬礼する当麻。そのまま瀬文の方にキャップの頭の「バカ」を見せる。目をそらして笑いをこらえる瀬文ならぬ加瀬。
【CBC】
・命がけで仕事する刑事の心意気について地居に語る当麻。「だから、学生と刑事じゃ無理じゃねぶっちゃけ」
・かばんの中からいろいろ出てくる。携帯も数台。ポケベルも。
・メールの件名

10/14 20:36
Perfect Suicide
招待状
10/2 15:45
大霊能研究会
憑依の仕組み
9/28 14:57
死刑廃絶振興会
死刑囚の行動について
9/23 20:30
占い天空の囁き

・事件は10月17日
【死の宴会場】
・富士急シティバス「瀬文さんお金払っといて」
・昔バイク乗りでZⅡに乗っていたという近藤。当麻もバルカンに乗っていた。
・なんですか?バルサン? これが伏線になるとは。
・右と左を間違える当麻。瀬文「そのまま進め。帰ってくるな」当麻「瀬文さんがいじめるぅ~」かわいい。
・近藤とバイク乗りのカップル二人を打ち倒す犯人。そんなに力があるのか?
・バイクが加速してから耳たぶに手をやる古戸。
【未詳】
・今回の書道「死者からのメール」「パーフェクトスーサイドPS」「幹事」「歪んだ違」と書き間違えて破り捨てる。「歪んだ遺留品」「蔵の鍵」←錠では?「人形」「バイク事故」
【警視庁】
・古戸「で、あの誰だったんです」馬場「いま、身元を調べてます」この会話、馬場は「男」というところに突っ込まないのだろうか。
【未詳】
・コーヒーにはちみつを入れる当麻
・自転車の後ろに行ったときの当麻の七面相。かわいい。
・念動力について話すときの「いやん 恥ずかしい」。かわいい。
・「SPECの証明ってここが厄介なんだよ」
・瀬文の紙袋から、美智花の写真←この写真があったら、身元を確認するまでもなかったのでは?
・当麻「罪は償ってもらいます」これも決まり文句になるのか?
・あれだけガラスが飛べば伏せる余裕もなさそう。
【警察病院】
・里中梨花を診察する海野
・額を当てる動作の意味は?
・里中のつぎの受診者はにのまえ
【未詳】
・瀬文が電気を古戸に当てた瞬間、ガラスが床に落ちたが、瀬文のSPECか?
・古戸を連れ去る津田たち。
・ボーカルにエフェクトなどがかかり、テクノ調?に。
・次回の予告映像がタイトルバックに。

SPEC 第4話【丁の回】を突っ込む

今回は突っ込みどころが多かった。
まぁ突っ込むのも野暮なんだが突っ込んでみる。
【パーフェクト・スーサイドについて】
自殺希望者が7名集まって、集まった7名のうち1名が次回の幹事となって死体の処理や遺品の発送、次回の希望者の募集を募る訳だが、パーフェクト・スーサイドによると思われる失踪事件は1998年11月/2000年5月/2001年7月/2002年9月/2003年4月/2004年3月/2004年12月/2005年5月/2006年7月/2007年1月/2008年3月/2009年10月と、「ほぼ1年に1回」とされている。
そうすると、生き残った次回の幹事は、自殺を希望しているにも関わらず、次のパーティー開催まで1年近く生きていなければならない。
そうすると、その間の生活はどうしていたのだろうか?警察は最初、遺品が送られてきていないのが次回の幹事だと推理していたが、実際には幹事も自分の「遺品」を送っていた。
実際にはもっと短い間隔でパーティーが開かれていたという可能性があるが、植松が3回遺品を送ってきており、それが警視庁が確認しているパーティーと合致しているから、植松が参加したパーティーの「間」のパーティーはなかったと考える方が妥当。
3回遺品が送られてきた植松の場合、2007年1月、2008年3月、2009年10月のパーティーに参加しているわけだから、2年9ヶ月の間自殺願望を抱えながら幹事を務め、失踪していたことになる。生活資金を要求したのも当然だ。しかし、タグホイヤーとブルガリの腕時計を買って、生活できたのだろうか?
そして、他の自殺希望者にしてもPSに応募したら7人集まらないと自殺できないことになる。
【2010年のパーティーについて】
植松が幹事をつとめていたと思われたが、古戸美智花が幹事をつとめていたという。
車いすで動きしゃべる人形やら、ガソリンがかかる仕掛けやら、逃走用の二輪やら、どうやってその資金を確保したのだろうか。もしかしたら、PSには代々受け継がれる活動資金みたいなのがあったのだろうか。
それに、美智花は二輪の免許を持っていたのだろうか。年齢的には高校1年だから問題ないが、2009年に失踪する前に免許を持っていたとも思えない。
美智花は母親が参加するのを知っていたのだろうか?また、古戸久子は本名で参加したのだろうか?
当麻の推理した、「幹事は、私たちを殺す気は全くなかった。脅して、追い払うのが目的だったんです」という推理からすると、ガソリンがまかれた時点までには美智花は母親がパーティーに参加したのを知っていたことになる。
もし、母親が参加することを事前に知らなかったのだとすれば、わざわざ人形などを用意したりせず、普通に自殺パーティーを実施すれば良かったわけだから、古戸久子は本名でパーティーに参加したということになるのではないか。

SPECとケイゾクを結ぶ謎

「SPEC」は当初、「ケイゾク2」とされ、野々村と近藤というケイゾクの登場人物が出てきたことから、「ケイゾク」の11年後を描いているとされている。
そうだとすると、謎なのが、突然2010年になって、「SPEC」と呼ばれる能力を持った者による犯罪が頻発するようになったのかということだ。
もう一つの謎が、野々村係長の恋人、雅のことだ。
「ケイゾク」では、雅の役名は「醍醐雅」で、昭和56年生まれの17歳だった。ところが「SPEC」では、「正汽雅」で、年齢も20歳でこの二人は別人ということになる。
「ケイゾク/映画」では、泉ピン子演じる妻と別れられずにいたが、「SPEC」でも、弁護士の妻と別れられずにいる。ずっと泉ピン子妻と別れられなかったのか、それとも離婚が成立して「醍醐雅」が司法試験に合格して弁護士になったということか。年齢的に醍醐雅が司法修習を終えて弁護士になるのはぎりぎりのような気がする。
「ケイゾク」を「SPEC」の視点から解釈すると、朝倉の能力が「SPEC」だったという風に、説明することができるだろう。
それ以外では、ケイゾク第5話の「未来が見える男」で、霊能力者・鷺沼が、本物の霊能力者だと言っていた。被害者の居場所を突き止めたのはともかく、真山に向かって「あんたを追っている男が今日殺される」と予言したのは、朝倉と鷺沼につながりでもないかぎり、未来予知ということになる。

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