SPEC 第10話【癸の回】の謎(改訂版)

「SPEC」最終回の謎について、重複はあるが再度書き出しておく。
出典がある部分を除いては、全部ネット上の予想などもかき集めた上での私のつたない予想です。あしからず。
他にも何かあったら、コメントでもお願いします。

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ケイゾク SPEC コンビの違い

「SPEC」も無事?最終回を迎えたので、これからは総括的なことを書いていきたい。
正直、小ネタ探しとかじゃなくてこれだけ画面に向き合って、繰り返し見て謎解きをしたドラマなんて久しぶりだった。そういう意味で、ケイゾクに近づいた「部分」もあったドラマと言えるが、今回は、当麻&瀬文と柴田&真山の比較をしていきたい。
ケイゾク好きとしてSPECに期待したものはいろいろあったのだが、その中でも特に、柴田と真山という「無類」のコンビに、当麻と瀬文が迫れるかというのがあった。
結論から言うと、この部分については、迫るというより、二人の関係性は出来たがそれがコンビという域に達したのか微妙という感じを受けた。
これは、考えてみると、当初の人物設定から、なかなか二人をコンビに持っていきづらかったのではないかと思う。
ケイゾクでは、柴田の周りの操作一課弐係に、野々村、真山、近藤、谷口、そしていつもいる木戸、と人物が揃っているので、それぞれの人物と柴田との関係性を描いていくことにはならず、柴田と真山のコンビが自然に出来上がっていく(木戸彩と柴田の関係も描かれているが、「弐係にやって来た新人女刑事」に必要なサポート役というキャラクターは、当麻紗綾には必要なかった)。
これに対してSPECでは、未詳には野々村、瀬文、当麻の3人しかいないので、3人での芝居が多くなってくるので、必然的に野々村係長の存在感が高く、当麻と瀬文の2人でのシーンのウェートが少なくなっているように思う。
というか当麻と瀬文の2人で捜査するシーンが以外と少ないのだ。過去の記事を見ながら調べてみると、1、2話では未詳3人組だし、3話では電話作戦。4話は当麻、瀬文+近藤、ということで、5、6話でようやく本格的に当麻と瀬文の2人で捜査するシーンが出てくる。7話も盗聴で捜査しているので、2人だけのシーンは冒頭に少しあるだけだ。8話以降は当麻と瀬文は別々に行動しているので、2人だけのシーンは第9話の牛丼を食いながらのシーンしかないと思われる。
もちろんそれ以外のシーンでも、当麻と瀬文の掛け合いがないわけではないのだが、これだけ瀬文と当麻だけのシーンが少ないというのは意外だった。
最後の書道シーンも、「痣」「未詳」「SPEC」「野々村係長」「美鈴」「地居」「瀬文」なので、当麻の中では、瀬文は大切な仲間の一人、という側面が強かったのではないだろうか。

SPEC magazine 電子完全版

「SPEC」放送終了翌日の12月18日に、「SPEC magazine 電子完全版」が発売された。
内容は、12月4日に発売された書籍版「SPEC magazine」の内容に、電子版書き下ろしの、植田博樹プロデューサーインタビューと、城田優のインタビューを加えたものになっている。
この電子完全版、私はiPhone版を購入したのだが、購入が非常に面倒になっていて、一旦無料アプリとして「SPEC magazine」をダウンロードしてから、iPhoneアプリ上で電子完全版をダウンロードするという手順を踏まなければならない。
iPhoneアプリの動作がうまくいかなかったりしたが、どうにかダウンロードに「成功」したという感じだった。

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SPEC 第10話【癸の回】 細かい突っ込み(Blu-rayで確認)

一発ネタですが、発見したので。
30分あたりの、当麻が大学時代の日記を見るシーン。
当麻が「大学時代の日記」と言ってめくると、5月5日の日記。(めくる前は5月3日)←Blu-rayを見るまで、めくる前は5月1日と書いてましたが、5月3日になってました。失敬。
葉子が「きたな。めっさきたな」と言ったあと、「うっさいなー。あのさ、左利きと、あたし昔から仲良かったんだっけ?」といいながらめくると、また5月5日の日記。(めくる前は5月3日)
ちなみに両方とも中身は同じようだ。
5/5
子どもの日だかなんだか知らんが
街が祭りみたいになっていて非常に
困った。人ゴミにまぎれながら歩くのは
つかれる以外の何者でもないからだ。
幸い、左キキはデカいので、人をのけて
くれたので助かったが、一人で歩いていたら
大変なことになっていたに違いない。
“そういう意味で奴は使える”
と思った。
デカイ男は使いようだ。
出店が出ていたので、たこ焼きと
明石焼きとやきそばとりんごあめと
わたあめとチョコバナナとあんずあめと
お好み焼きと焼き鳥とメロンソーダと
抹茶アイスと抹茶プリンとソフトクリームと
じゃがバターとかき氷をおごってもらった。
出店万歳
残り 830円
これは、おそらく二つのシーンでページをめくるカットを使い回しているのだろう。
堤作品は、カット数が多いから、よく見ているとこういう使い回しを発見できて面白い。
チラっと映る別の日の日記の中身も気になるし、これをわざわざ書いた美術スタッフの努力に敬意を表する。

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