「Paravi」で、『Sick’s 覇乃抄』第仇話の配信が始まった。
そういえば「仇」と表記するんだった。忘れてた。
今回の監督は、稲留武さん。助監督として長らく堤組を支えた方だ。
御厨のSPECがニノマエイトの注射で発生したことが、正式に語られた。「トクムに住む前」と言っていたが、トクムに勤めていたのだろうか。『恕乃抄』で注射を打たれたのは、その数か月後(【SICK’S】御厨が注射を打たれた時期、【SICK’S】第参話から第六話まで19日)だそうだ。
そして、別人格とSPECは同じではないらしい。そして、その別人格は「朝倉」という名前の男性で、SPECに目覚める前から御厨の脳に巣食っていた畸形嚢腫、だそうだ。手術で除去したが、SPECに目覚めるとともに復活したという。
私は、御厨の別人格が朝倉、というのは予告編のマジックだと思っていたので逆に意外だった。
まだ、別人格の「朝倉」が『ケイゾク』の朝倉、と同じとは限らないが。
高座の「SPEC込みの御厨を支えたい」という言葉、当麻、瀬文とはまた違うバディですな。
そして、なぜ、インナープラネッツとトクムに繋がりができたか、という謎。それは、インナープラネッツから捜査一課弐係へのタレコミが大元となっていたということで整理がついた。今更だが、大島優一がSPECの神父だったのが新興宗教に入ったわけが、やっとドラマの中でちゃんと説明された。
そしてここでも出てきた当麻の謎。「当麻君みたいになっちゃいました」という近藤係長の言葉だが、野々村光次郎は当麻紗綾に会ったことがなく、噂でしか知らないという。
「人望の兄、部下殺しの弟」。内閣情報調査室超法規措置実務係、通称「Z印」の班長だったというのなら。
近藤係長、『ケイゾク』では4人7人家族と言ってたから妻一人子供3人5人かと思っていたら、増えてる?
インナープラネッツがトクムに宣戦布告をしたわけだが、邑瀬帝法の情報をトクムも持ってる。星慧とのバトルのことも書かれているが、来田為右衛門のことは書かれていない。で、来田為右衛門は『覇乃抄』に登場予定である。この辺りが邑瀬帝法に勝つヒント?同じ手は通用しないと思うけど。
そして、ニノマエイトとアジアの某超大国の関係も明らかになりそうでならないところで、次回は最終回。どこまで広げた風呂敷を畳めることやら。
ところで、「テイルスウプ」の人の謎とはこれだったのか。名前が、「朝倉」という。下の名前は読みづらい、というか読めないが。