ケイゾク mystery1 「死者からの電話」20年目の印象

昨日、ケイゾクの第1話が放送されて20年ということで、改めて見直した。
思ったのは、「この回、思っていた以上に攻めまくっていた」ということである。
まず、ドラマの最初のカットに、電話をしている人の顔の下半分という大胆なカットを持ってきたということである。
そして、これが今回一番大きく感じたところだが、少し前に堤監督からお話を伺っていたこともあるが、フジテレビの社屋でドラマの撮影をするというとんでもない発想である。そしてそれが失敗しても、何度もフジテレビの社屋を劇中に登場させたことである。
そして、いきなり四日市にロケをするという、お金がかかることをやっているということである。
堤監督という外部の演出家やスタッフを使ってドラマを作ったことなど、ケイゾクには多くの「攻め」の要素があるわけだが、第1話に感じた「攻め」はそういったことだった。

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