今年「も」というタイトルなのは、2013年に、「今年は特にお世話になりました」という記事を書いているからである。
それから5年。今年、『SPEC』の続編として、『SICK’S』が開始し、「恕乃抄」が配信サービスという形ではあったが、久しぶりに『ケイゾク』『SPEC』の流れを組む新作が登場したということに始まって、忘れられない一年になった。
去年の12月25日に、SICK’Sが公式に発表されてから、年の前半はSICK’S『恕乃抄』、後半は『覇乃抄・厩乃抄』の話題で、「SICK’Sに始まりSICK’Sに終わる一年」だった。
ちなみに、SICK’Sについては、このブログでは、2017年4月から、「re?」という仮?タイトルで追いかけていたところだ。
CS TBSチャンネルでは、12月31日に『SICK’S 恕乃抄』の全話一挙放送を行うということであり、SICK’Sを見ながら年を越すという方も、いるかもしれない。
その他の話題としては、
・「SPEC 全本編Blu-ray/DVD-BOX」が発売され、『SPEC〜結〜結着ノ篇』が収録された。
・TVerで『ケイゾク』の期間限定無料配信が行われた(中谷美紀さん主演ドラマ放送のプロモーション)。
・SPECのスピンオフ作品、SPECサーガ黎明篇『サトリの恋』が配信された。
といったことがあった。また、個人的には、次の2大イベントが忘れられない。
・「SICK’S」ノベライズ刊行記念!堤幸彦監督×植田博樹Pの「SPEC」サーガトークショー
・特別企画:『ケイゾク』『SPEC』産みの親・植田プロデューサーに「あの謎」を聞く(「イベント」と呼ぶのはおかしいが、私にとっての「イベント」である)
この2つのイベントを通じて、『ケイゾク』『SPEC』『SICK’S』について、ここで初めて知った新たな驚きを得ることができて、新たな視点で『ケイゾク』『SPEC』を見る役に立つと思う。
他方で、地上波での展開ではなかったことで、ブログのアクセス数も通算300万PVを達成したものの、伸び悩んだ1年だった。
さて、来年は、『SICK’S』覇乃抄が配信される。
さらに、『SICK’S』恕乃抄のBlu-Ray/DVD BOXが発売されるということなので、レンタルだとか、地上波放送の可能性だとか、いろいろ期待したい。
また、1999年1月8日に、『ケイゾク』が放送開始されて20周年の年でもある。
『ケイゾク』については、隅から隅まで見尽くしてしまっていると思うのだが、改めて、見返してみたい。