【SPEC】SPECを見た人は騙されたと思って読んでほしい【SICK’S】

この小説について書くのは三度目だが、お付き合い願いたい。

『SPEC』を見始めたころから、殊能将之氏の『黒い仏』だなぁ、と思っていた。SPEC 第4話【丁の回】 First Impressionでも書いている。
もう昔の作品なので、ちょっと踏み込んで紹介する。
まず、「星慧」という登場人物が登場する。テレパスの女性ではない。
主人公の名探偵石動戯作のパートナー、中国人のアントニオは、超能力者である。
さらに、ニノマエの登場シーンを思わせるあるシーンがある。
そして、私がのけぞった最後の一行は、…流石にこれはやめておく。騙されたと思って読んでほしい。
ちなみに、殊能将之氏のデビュー作『ハサミ男』であるが、この小説に登場する「ハサミ男」という登場人物が、ケイゾクの朝倉に似ている、という指摘もされていたようだ。
そんなこともあって、植田Pは殊能氏の作品に影響を受けたのか、と思ったら、「その存在も知りません」ということだったのは意外だった。

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