来週、3月25日、『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』がNHK BSプレミアムで放送される。
TBSのドラマである『ケイゾク』の映画が、NHKで放送されるというのも、何か変な感じだ。
まぁ、『劇場版 SPEC〜結〜漸ノ篇/爻ノ篇』のCG作成にNHKの子会社、株式会社NHKアートが携わっているから、おかしくはないかな。
第1話〜第5話、第6話〜第11話、特別篇と日付を特定して来たが、ついにラスト。『ケイゾク/映画』の日付を特定していきたい。
まず、磯山早苗(仮)・章子が弐係を訪れた日は、弐係の予定表より、2000年2月5日(土)である。そうすると、野々村光太郎が定年まであと10日、と言っているのだが、2000年2月15日(火)が定年?妙に中途半端だが。
東京都の「職員の定年等に関する条例」(ソースについては、東京都の例規集を検索してほしい)によると、
第二条 職員は、定年に達したときは、定年に達した日以後における最初の三月三十一日(以下「定年退職日」という。)に退職する。
第三条 職員の定年は、年齢六十年とする。ただし、次の各号に掲げる職員の定年は、当該各号に定める年齢とする。
とある。野々村光太郎は昭和14年10月10日生まれであるから、定年に達するのは1999年10月9日。それ以後における最初の3月31日は、2000年3月31日であるはずだ。
それはさておき。
柴田と真山が厄神島に出航したのは、招待状に書かれた出航日から、2000年2月7日(月)午前10時である。となると逆算して、柴田が「朝礼」で、厄神島に真山と行くのを決めたのは、2000年2月6日(日)ということになる。
一行が厄神島について、パーティーで栗原宏悦が殺害されたのは、2000年2月8日(火)。柴田が霧島七海が配ったカードの説明をした時「今日の日付の8」と言っている。
それ以降については、日替わりでしか確認できないが、次のようになると思われる。
2000年2月9日(水)
・柴田、父の幽霊を見る
・柴田たち、脱出用の船を探す
・磯山章子、喜多を殺害
・壺阪の生首、発見される
2000年2月10日(木)
・彩、野々村と近藤を置いて厄神島へ
・長谷川、喜多、七海の死体発見
2000年2月11日(金祝)
・彩、斑目の幽霊に殺される
・謎解き
・夕刻、柴田と真山の「4回同じ芝居」
2000年2月12日(土)
・犯人分かっちゃったんですよ
・イリュージョン
・つかまっててもいいですか