『ケイゾク』第8話には、いろいろと謎の点が多く、今となっては検証が難しいものもあるが、わかりやすいのは、当時のホームページに載っていたり、現在配信サービスに掲載されている「あらすじ」が、本編と違っているということである。
映画公開後の『ケイゾク』ホームページデータは、『ケイゾク』のDVDの6巻、またはBlu-ray BOXのDisk7に収録されており、リンクをたどっていくことで当時の「あらすじ」が参照できる。
【SICKS】『SICK'S』において「SPEC」「未詳」はどう取り扱われているか(ネタバレ?)
『SICK’S 恕乃抄』は「SPECサーガ完結篇」というとおり、『SPEC』の物語の後の話なのか、どうつながるのか、ということは『SPEC〜結〜爻ノ篇』を見た人は特に疑問に思うところであろう。
ところで、『SICK’S 恕乃抄』においてSPECというものの存在や、未詳というものがどうなっているのか、おぼろげながら見えてきた。
『SICK’S 恕乃抄』 第壱話 其ノ十一で、主人公の一人、高座宏世のこんなセリフがある。
「SPECとかいう、特殊能力者のしわざとか。確か、公安の中にもそういうのを専門に調査する部署があったという噂が」
まず一つは、高座の、警視庁公安部内部調査官という役職の人間が、「SPEC」の存在を知っているということ。第壱話 其ノ九で、自衛隊がSPECホルダーを確保ないし排除しようとしていたことからも、政府の中には「SPEC(特殊能力)」の存在を知りうる立場の人間が存在すると言うことである。
もう一つは、「そういうのを専門に調査する部署があった」と過去形で未詳のことと思しき部署のことを述べていることから、未詳は、『SICK’S 恕乃抄』においては存在しないのではないかと言うことが、伺える。
【SICK'S】高座宏世の初ツイートは…
これだった。
「パンツカブリ」って読むよな?俺間違ってないよな。 @SICKS_SPEC_SAGA
— 高座宏世 (@sicks_takakura) 2018年4月1日
ってこれかよ、と突っ込みたくなった。
「第壱話 其ノ九」に出てきた「汎都被流通中心」という看板を見ての、ツイートであろう。
ちなみに、木村文乃さんのツイートによると、「高座さんのチャームポイントはその寝癖と、衣装部こだわりの真っ白ソックスです」とのこと。寝癖はともかく、真っ白ソックスと言うと、ケイゾクのファンとしてはある人物を思い出してしまう。
【SICK’S】第壱話週間まとめ1(第壱話1/5) First Impression
『SPECサーガ完結篇「SICK’S 恕乃抄」〜内閣情報調査室特務事項専従係事件簿〜』配信初日であるが、早くも「第壱話週間まとめ1(第壱話1/5) 」が配信された。
【SPEC】『SPEC〜結〜結着ノ篇』を見た【接着の編】
「SPEC 全本編Blu-ray/DVD-BOX」に入っている特典映像『SPEC〜結〜結着ノ篇』をようやく見た。
これは、『SPEC〜結〜漸ノ篇』と『SPEC〜結〜爻ノ篇』をつないだものであるわけだが、どういう風につないだかというと、『漸ノ篇』の最後の霊安室のシーンのラストの当麻の「殺す」というセリフをカットして、次のシーンが『爻ノ篇』の未詳で当麻が野々村係長の席に花瓶を置くシーンに続くようにしてある。また、『audioletter』は流れず、BGMが次のシーンに自然につながるようになっている。
これ以外にも、『漸ノ篇』『爻ノ篇』と画面に大きく表示される部分は、もちろんカットされている。
問題はタイトルバックなのだが、『漸ノ篇』ではコマ送りすると「ケイゾク」と表示されるバージョン、『爻ノ篇』ではコマ送りすると「ケイゾクサーガ」と表示されるバージョンだったのだが、どういうタイトルバックだったのか、申し訳ないが検証できない。
また、細かい違いとして、最後の最後、コピーライト表示が「SPEC〜結〜漸ノ篇〜」製作委員会と、「SPEC〜結〜爻ノ篇〜」製作委員会の二段書きになっているほか、映倫マークも2つ表示されている。