【SICKS】『SICK'S』において「SPEC」「未詳」はどう取り扱われているか(ネタバレ?)

『SICK’S 恕乃抄』は「SPECサーガ完結篇」というとおり、『SPEC』の物語の後の話なのか、どうつながるのか、ということは『SPEC〜結〜爻ノ篇』を見た人は特に疑問に思うところであろう。
ところで、『SICK’S 恕乃抄』においてSPECというものの存在や、未詳というものがどうなっているのか、おぼろげながら見えてきた。
『SICK’S 恕乃抄』 第壱話 其ノ十一で、主人公の一人、高座宏世のこんなセリフがある。
SPECとかいう、特殊能力者のしわざとか。確か、公安の中にもそういうのを専門に調査する部署があっという噂が」
まず一つは、高座の、警視庁公安部内部調査官という役職の人間が、「SPEC」の存在を知っているということ。第壱話 其ノ九で、自衛隊がSPECホルダーを確保ないし排除しようとしていたことからも、政府の中には「SPEC(特殊能力)」の存在を知りうる立場の人間が存在すると言うことである。
もう一つは、「そういうのを専門に調査する部署があっ」と過去形で未詳のことと思しき部署のことを述べていることから、未詳は、『SICK’S 恕乃抄』においては存在しないのではないかと言うことが、伺える。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です