本当はこの手の「●つの」系の見出し、好きじゃないんだけど、クリックはされやすいようなので、使ってみる。
さて、今日で『SICK’S 恕乃抄』は第四話のピンチョス配信が終わり、第伍話に突入、というところであるが、全く「最終回」感がしないのは、次々と疑問が増えるばかりで、解決しないからだ。
以下にそれを上げていく。インタビューやホームページ、ゲーム等で明らかになっていることもあるだろうが、ドラマの中の疑問は、とりあえずドラマの中で解決されるようになっていなければいけないということを念頭に書き出す。
1.「SICK’S」とは、どのような意味なのか。
→植田プロデューサーのインタビューで、解説されている部分があるが、ドラマの中で説明される必要があると考える。
2.「内閣情報調査室特務事項専従係」とは、何をする係なのか。
→「捜査一課弐係」であれば、「未解決事件の継続捜査」、「未詳事件特別対策係」であれば、「証拠がほとんどなく、また、目撃証言もほとんどないプロの犯行によるとされる事件や、国や政治、宗教団体がらみの不可解な事件など、捜査一課では手に余る事件を主に扱う」(『SPEC公式解体新書』より)といった、建前の設立目的が掲げられている。
3.「ホリック」とは何か。
→様々なヒントが出てきたが、いまだに全貌が明らかになるには至っていない。
4.内閣総理大臣が出動を命じた、陸上自衛隊特殊工作隊は、その後どんな活動をしているのか。それを、『SICK’S 恕乃抄』で見ることはできるのか。
5.「ニノマエイト」とは何者か。
→黒島結菜さんが演じている黒いセーラー服の少女で…といったことではなく、どういった存在なのか、謎めいたセリフに意味はあるのか、それともそもそも意味などないのか、といったことである。
6.「ニノマエイト」と『SPEC』に登場した「ニノマエジュウイチ」の関係は。
7.某超大国のクローン技術とは、どこまで進化しているのか。
8.某超大国大使館は日本で何をなそうとしているのか。
9.某超大国大使館が御厨静琉や高座宏世だけでなく、「内閣情報調査室特務事項専従係」に危機を抱いているのはなぜか。
→某超大国工作員が散々トクムをバカにしただけになおさらである。
10.大島優一は、『SPEC』に登場の同名の人物と同一人物なのか。
→ホームページ等に記載があるが、ドラマ上明らかにしなくてよいのか。
11.中道甲子雄と、『SPEC』に登場の松井和生は同じ俳優が演じているが、中道甲子雄と松井和生に関係はあるのか。あるとすればどんな関係なのか。
12.高座宏世がトクムに来るきっかけとなった、犬神健一殺人事件の真相は。
13.御厨静琉のSPECは何か。
→ホームページ等に記載があるが、ドラマ上明確になっていないのではないか。
14.御厨静琉にSPECが目覚めたきっかけとは何か。それに関連する「ユースケ」はもう出てこないのか。
15.御厨静琉が精神科病院に入院することになったきっかけとは。
16.「御厨静琉が心から尊敬するある女性」を、ぼやかしている理由はなにか。この二人の接点は何か。
→分かる人だけ分かればいいということらしいのであえて書かないが、私の推測が正しければ、「16」と「17」の間の「16.5」の疑問も生じてくる。
16.5.(みなさんで考えてください)
17.果たされた様子がない、高座の「御厨のSPECを封じる」という約束にはどんな意味があるのか。
18.宗教団体インナープラネッツは、玉森敏子経由での繋がりしか存在しないが、トクムと「恕乃抄」で関わってくるのか。
おまけ.第壱話冒頭のシーンには、どうやってたどり着くのか
→とても『恕乃抄』であそこまで行きそうにないが。
ということで羅列して見たが、他にも疑問点があるだろう。