【ケイゾク】真山を生き返らせる方法【SPEC】

『SPEC〜零〜』で語られた、真山殉職。
しかし、どう見たって不自然なセリフやシチュエーションは、深読みで切り抜けて来たのがこれまでの私。
今回も、あまりにも唐突なセリフから、真山を生き返らせる、というか死んでいなかった理由付けを考察したいと思う。


その前に、『SPEC〜零〜』までで分かった、ケイゾクの登場人物に関することを整理したい。
・2003年の当麻の両親、弟の陽太を巻き込んだ飛行機事故の時点で、野々村、近藤、そして恐らく柴田は、SPECを持つものの存在に気づいていた。
・野々村を未詳事件特別対策係の係長に任命したのは柴田。当麻を未詳に呼んだのも柴田。
・近藤・野々村サイドから見て、警察内部にも「敵」がいた。
・柴田は、シンプルプランを阻止するように野々村にメッセージを伝えたと思われる(SPEC〜翔〜)
以上のことを前提に、真山が実は死んでいなかった説を検証すると、
死んだことにして名前を変えて、警視庁公安部外事第4課で「公安が生んだ魔物」と呼ばれるようになる
…というのは冗談として(笑)
死んだことにして名前を変えて、政治家に転身して、神奈川県知事にまで上り詰めるが…
…というのも冗談として(笑)
死んだことにして名前も変えて、顔も変えて、警視庁公安部公安零課のリーダー、「津田助広」となる
という説がある。津田(市柳)が『SPEC〜翔』で自分が野々村の部下だったことがあるが、名前は言えない、と言ったからというのがあげられている。
しかし、私は次のような点から否定的だ。
・公安零課は、スペックホルダーを殺戮する機関であり、スペックホルダーを皆殺しにするシンプルプランを阻止しようとする柴田の考えに反する。
・公安零課は、目的のためには非合法的な措置も許容するが、あくまでも法に則って捜査しようとする、柴田や未詳の考えと相容れない。
・公安零課入りしたり、津田になったりするためには、警視庁を辞職しなければならないが、死ぬ必要はない。
ということで、次のような説を考えてみた。
『ケイゾク』後、出世した柴田は、捜査の現場から離れていた。真山たち弐係の面々は(人事異動はないのかよ!という突っ込みは置いといて)当麻の家族の事件を追うことになるが(外国の領土を飛行している航空機に警視庁の捜査権が及ぶのかよ!という突っ込みは置いといて)、SPECの発覚を恐れた津田によって、弐係でもっとも優秀な刑事である真山の命が狙われることになり、柴田の策略により、真山は死んだことにされる。野々村のセリフは、公安零課に聞かせるために言ったものである。そして、SPECに関する捜査は未詳の野々村と当麻にまかされることになり、真山は公安零課の正体について、単独で調べることになる。真山は調査結果を、柴田に渡し、柴田が野々村に渡す(第8回)。
突っ込みどころありまくりだが。
(追記消しました)

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