【家族八景】第2話 水蜜桃

MBS&TBSの筒井康隆原作、堤幸彦監督、木南晴夏主演のドラマ『家族八景』。第2話は『水蜜桃』。ゲストは田山涼成、千葉雅子、正名僕蔵、佐藤寛子、須賀健太ほか。
またもや、とりとめもなく、ネタ拾いを書き連ねていく。


・定年退職をした勝美の悲哀と若返りへの渇望を描いた回ではあるが、ドラマでは七瀬の勝美への同情の要素が強い。
・この回では心を読むと顔に花が咲く
・第1話と比べてドラマオリジナルのシーンが多いようだ。
 ○忠二のクラブが柔道部と言っているが実際は切手収集クラブ。しかしみんなにバレている。
 ○綾子と忠二の腕立て伏せ比べシーン。佐藤寛子がセクシー(こら)
 ○照子が不眠症でクラシック音楽をかけながらでないと眠れない。「3時間カラヤンかっぱなしにしてやっと眠れそうだったのに…もったいないカラヤン」
 ○彰に桃太郎とかぐや姫がごっちゃになった昔話をする勝美。「短くした桃太郎の話しかしない」
 ○勝美の心がドラマでは途中までほとんど「うー」といったうなり声しかない。課長時代の過去を思い出す場面はあるが。
・拭き掃除をしている七瀬のエプロンに「七」と書いてあるのが可愛い。
・水蜜桃の原典が原作と違う。原作では詩の引用だが、ドラマでは七瀬が特売で買って来た桃。原作の方が文字通り詩的で意味が深い。
・また、七瀬が勝美の追求を回避しようとするいきさつについてもドラマでは描写が少なくて勝美の襲来には唐突な印象もある。
・ラストシーンも唐突な印象。
・次回は『澱の呪縛』。脚本・演出も変わるので、どれだけ違いが出るのか期待したい。

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