SPEC 第10話【癸の回】 小ネタ&突っ込み(ネタバレあり)

【横浜】
にのまえ「動いた」
癸の回
百年の孤独 のテロップ
「癸」の文字が「起」に変わる。
にのまえ「この能力は僕だけのはずだ」
雪に不審な点があるのに気づくにのまえ。
にのまえ「ん?なんだこれ?」
焼けただれていくにのまえの手や顔。
苦しみながら倒れるにのまえ。
にのまえ「何をした?」
時間操作が解除。
瀬文「うっ」
当麻「瀬文さん?」
瀬文「当麻?」瀬文は眼が見えなくなっている。
当麻「眼をやられたか」
当麻「瀬文さん、雪を避けて下さい」
包帯で顔を覆う当麻
にのまえ「どうして」
当麻「雪の中に毒を仕込んどいた。あんたのスペックは、あたしたちの数万倍のスピードでこの世界を動きまわる能力ってこと。だったら、あんたに付着した毒は、あたしたちの数万倍のスピードで、あんたの肉体を蝕んでいくはず。あたしたちもダメージを負うけど。あたしたちがこの毒でやられる前にあんたの方がやられる。乱暴な賭けだったけど、あたしたちの勝ちだ」
にのまえ「チクショー」
馬場「猪俣、もう終わったか」
猪俣「曇っとって見えません」
馬場「マスクを取って様子を見てみろ」
猪俣「あれ?しみる」
当麻「毒を止めろ!止めろ!」
毒が止まる。雨が降ってくる。
倒れているニノマエに近づく当麻。星形のアザに気づく。
当麻「そのアザ、まさか。まさか陽太?そんな、そんなことって?」
地居「そんなことがあるんだよなあ驚くことに。雪はやんだが雨は降る。にのまえは君の弟だよ。驚いた?この僕が、こいつの記憶を奪ったからさ。7年前にね」
当麻「嘘だ!だって年齢が」
地居「そう。僕たちの1秒間で彼は何日も過ごしていたりする。その分成長しているんだよ。まだこれで13歳だけどね。7年前の飛行機事故で奇跡的に、というか、そのときに時を止める能力が芽生えて生き残ったんだよ」
当麻「何で知ってんの」
地居「飛行機とともに炎上する大好きなパパとママを見て、心の底から時を止めたかったんだろうね。感動的な話だ」
にのまえを蹴飛ばす地居
地居「時を止めるなんて、人類最高のスペックだと思わない?でもほんとの意味でそれをコントロールしてるのは僕なんだよ」
当麻「コントロール?」
地居「にのまえが君を憎んでる理由を知ってる?」
にのまえ(回想)「君が僕の家族を皆殺しにしたんじゃないか。爆弾魔のくせに説教なんて」
地居「そう、僕が書き換えた偽の記憶だよ」
当麻「じゃあ、何もかもあんたが仕組んだ」
地居「そして僕の想像の通り、あんなすごい能力に君は勝った。最高の頭脳だよ全く。フッフッフ、ハッハッハッ」飛び跳ねながら瀬文の方に向かっていく地居
瀬文「テメエ、テメエ」
地居「瀬文、見えてないんだろう、この凡人が、見えてねえんだろ。撃ってみろよ」瀬文を投げ飛ばす地居
にのまえに近づく当麻。
当麻「陽太…陽太…」
にのまえ「姉ちゃん…姉ちゃん…姉ちゃん」
当麻の前で飛び跳ねる陽太を思い出す当麻
にのまえ「ねえ…ちゃん…ねえ…ちゃん…」
当麻「陽太!陽太!!」
地居「辛いだろうね?そんな顔しないで。怒りと悲しみは、人を不幸にするだけだよ」
当麻「あんたのせいで…」
地居「大丈夫!」
当麻のこめかみに両手の拳を当てるちい
地居「消えーる、消えーる、消えーる。いい娘だ」
瀬文「テンメー」
瀬文に駆け寄っていく地居
瀬文「当麻に何をした」
地居「俺の紗綾を軽々しく呼ぶな」
瀬文を蹴りを入れる地居
地居「紗綾のためにお前の記憶を書き換える」
瀬文のこめかみに両手の拳を当てるちい
瀬文「そんなわけにいくか、デカ魂なめ…」
地居「あはははは、あはははは、馬鹿が」
跳ね回る地居。
馬場「とうまくーん」
地居、「紗綾、紗綾」と当麻のほうに近づいていく。
鹿浜「大丈夫か君!なぜ、ここにいる」
地居「紗綾に呼ばれて」
地居「紗綾、大丈夫か、大丈夫か」
【病院】
病室のベッドに寝かされている当麻。頭には包帯、酸素マスク。
地居「気がついた」
葉子「紗綾」
馬場「当麻君、よかった」
マスクを外す当麻
当麻「いま、陽太が…」
葉子「陽太が?どうしたの?」
当麻「夢見てた」
葉子「もう3日も意識がなかったのよ」
お茶を入れている地居
医師「もう大丈夫ですよ。ただ、まだ体が思うように動かないでしょうから、しばらく安静に」
猪俣「先生、わしは?」←一応顔に火傷をしたのにスルーされる猪俣
葉子「あっ、せんせい、ちょっとおまちになって…」先生に菓子折りを持って出て行く葉子
当麻「瀬文さんは」
馬場「君より、多くの毒を浴びたみたいでね。特に顔がね。君は髪の毛で守られていたが、彼はね、一時的に、失明しているが、じき、回復するだろうとのことだ」
当麻「野々村係長は」
鹿浜「たぶん、もうすぐ…」
入ってくる野々村
野々村「老兵は死なず。それが私のSPECだ。だいじょうブイ」
当麻「係長…私たち、ほんとにあのにのまえを倒したんですか」
野々村「そうだとも。毒をチューっとね」
当麻「にのまえは死んだんですか」
野々村「まだ生死の境をさまよっているが、まず助からんだろう」
地居「どうぞ。大学の近くのオーガニックハーブ紅茶屋の自家製オーガニックハーブ緑茶です」←小ネタが微妙すぎる
野々村「緑茶、紅茶、どっち?」
ちなみに公式twitterによるとこのお茶は「笑いキクラゲ茶」とのこと。
野々村「何しろ、にのまえと、長い戦いだったからね。まだ現実感がないんだろう。僕にも覚えがある。僕にも、長い間追っていた事件を解決した時の、虚脱感って言う…」
野々村「じゃ、あとは、彼氏君よろしく。地居君もさ、危険も顧みず駆けつけてくれるなんて、いい話じゃないか!」
野々村「ばいなら!」鹿浜「斉藤静六!」猪俣「ちい散歩!」←ギャグが相変わらず古いし寒い!
当麻「そういえば、なんで現場にいたの」
地居「君が恐いって言うから、心配になってあとをつけたっていうか」
当麻「私があんたに、捜査の前に恐いって言ったの?」
地居「そうだよ。覚えてないの?寝てなさい」
【瀬文の病室】
瀬文にフルーツを持ってくる美鈴
いびきをかいて寝ている瀬文
美鈴「瀬文さん、早くよくなって下さい。それまで、今度は私が毎日来ますから」
瀬文の額に触れる美鈴。サイコメトリーしてしまう。にのまえの姿が浮かぶ。
【当麻の病室】
美鈴が入ってくる
美鈴「どういうこと」
当麻「あ、えっと、あっ、美鈴ちゃん?」
美鈴「にのまえは、当麻さんの弟だったの?」
当麻「何言ってるの、私の弟は、7年前に死んでる」
当麻のキャリーバッグからサイコメトリーする美鈴
美鈴「耳の後ろに、ひとでがたのアザがあった?それとおなじアザが、にのまえにもあった」
当麻「あ、いてててて。水飲みたい」
美鈴「今持ってくる」
【湯沸室】
美鈴が倒れている
(小説版ではここで地居が美鈴のサイコメトリングした記憶を消すシーンが入っている)
美鈴に代わって水を持っていく地居
【当麻の病室】
当麻「あれ?美鈴ちゃんは?」
地居「何か用事思い出したってあわてて帰ったよ」
当麻「そう。何だったんだろう」
【瀬文の病室】
いびきをかいている瀬文
このとき心電図の時計は12/22 23:39←読者の方からご指摘いただきました。ありがとうございました。
医師「理由は分かりませんが深い眠りについています。眼も含めて回復にはしばらく時間がかかるかと」
野々村「そうですか」
【当麻の病室】
リンゴをむいている地居
地居「そういえばさ、俺たちなんでこうなったんだっけ?」
当麻「なんでって?」
地居「そのにのまえってやつさえいなければ、今頃とっくに俺たち結婚してたんじゃなかった?」
当麻「そんな話しあったっけ?」
リンゴとナイフを洗面器に落とす地居。当麻のベッドの方によっていく。
地居「何忘れてんだよ。ひどいなあ」
当麻の左のこめかみに拳を当てる地居
地居「そっちが新人刑事の頃ソフトクリームだらだらこぼしながら俺に逆プロポーズしたんだよ。って聞いてる?」
当麻「そういえば。イテテテテ…」
地居「大丈夫?」
当麻「うん」
地居「とにかく、仕事が一段落してよかった」
当麻「うん」
地居「だから、ほんとに結婚しようか」
当麻「マジ?」
地居「マジ。ていうか、俺がそばにいないと、あんたまた何しでかすか分かんないし、心配で仕方ないよ」
当麻「何か、頭がぼうっとしてて、考えとくってことで今日はいいかな」
地居「うん。じゃあ、ゆっくり考えてみて」
当麻「うん」
地居、当麻のベッド脇のメモ用紙を見て、「なにこれ?」
当麻「ああ、はやぶさの機内時間の計算。この前地球に帰って来たとき一体はやぶさの中は何日の何時だったか」
地居「相対性理論か。でもなんではやぶさ?」
当麻「昔うちの父がはやぶさの開発に携わっていて」
地居「えっ?あのはやぶさ?」
【2003年9月】
陽太「これがはやぶさ?」
当麻の父・天「ああ、今は太陽の周りを回っている。予定通り行けば、4年後の夏にはイトカワの石を乗せて戻ってくるぞ」←当麻天が死ななければ、はやぶさは予定通り戻って来ていたかもしれないね!
陽太「僕も乗りたい」
天「人間を乗せて、イトカワへ行く宇宙船を作るには、あと何十年もかかるだろうな」
当麻「あたしが作る。そして双子のパラドックスの実験をしたい」
ケーキとジュースをもって入ってくる当麻の母
天「うん、何歳で帰ってくるかな?計算してみよう。はやぶさの軌道は、理論上…」
当麻「数式、高まる」
陽太「数式、高まる」
笑っている母親
葉子「ねえ、楽しい?」
当麻「数式、高まる」
陽太「数式、高まる」
【当麻の病室】
地居「なーるほど、いい娘だ」
当麻「分かってる?ほんとに分かってる?」
地居「分かってるよ、てか凄いな紗綾」
当麻「慣れ慣れ慣れしい」
地居の頭を叩く当麻
地居「いたっ」
看護士「楽しいすか」
【にのまえの病室】
鉄格子の中のにのまえ
馬場「これがにのまえか」
鹿浜「まだ子どもじゃねえか」
猪俣「子どもじゃろうが何じゃろうが、重罪人は許せんわ。治療なんてやめて今すぐ殺しましょうよ」
鹿浜「馬鹿野郎。デカに私情は禁物じゃ」
猪俣「何を奇麗事言うとるんじゃ」
馬場「辞めろ二人とも」
馬場「当麻と瀬文が命がけで追っていたものは何か考えろ」
猪俣「何を言うとるんですか?」
鹿浜「事件は解決したんじゃ?」
馬場「何か怪しい。デカの勘とか、信じていなかったが、何か騒ぐ」
【とある和室】
将棋を指している地居と老人。奥に双子の娘が座っている。
双子の間にあるのは公式twitterによるとキクラゲ木らしい。
地居「僕将棋好きなんですよ」
老人「若いのに将棋好きとは見所がある」
地居「昔はチェスも好きだったんですけど、チェスの駒は取ったら消えるだけでしょ。でも将棋の駒は取った瞬間こっちの味方になる。そこがいい」
老人「君の能力みたいだな」
地居「さすが歴史を動かして来た秘密結社のトップは、人に取り入るのが上手ですね」
老人「イングランドのグレートロッジからも、直々にお目にかかりたいと、やいのやいのうるさい」
地居「そっちが来るんだったら会ってやってもいい」
老人「伝えておこう」
老人「で、にのまえ亡き今何を企んでいる」
地居「僕はシナリオライターになりたいですね。僕のシナリオ通り世界を動かしていきたい。例えば、戦争なんかもそろそろ起こしてみたいですよね。歴史上一番派手な時代として、盛り上げてみたい」
老人「そんなことできるわけがない」
地居「簡単ですよ。何十人かの記憶を書き換えていけば、憎しみが起こり、テロが始まる。セプテンバーイレブンしかりですよ」←さすがにこれを地上波のドラマでやるのはまずいんじゃ
老人「もうひとつ聞いていいかね」
地居「どうぞ」
老人「なぜ当麻にこだわるのかね。そもそも、にのまえを倒すために始めたただのゲームじゃないのかね」
地居「兄弟対決なら面白いかと思って、そういうシナリオにしたんです。実際見ごたえあったし。そのうちですよ。段々当麻の頭脳にマジに感動して、好きになってったんです。今ではほんとに愛してる。当麻の心を、全てを手に入れたい。それが手に入らないなら、この世にない方がいい」←ケイゾク/映画の斑目の台詞と同じだ!
老人「瀬文を巻き込んだのは」
地居「やっぱラブストーリーには恋敵が必要でしょう。サブコードがらみで人生をめちゃくちゃにされたやつが未詳にやってくる。彼は、ある事件で心に傷を負っている。いいファーストシーンでした」
老人「おまえさん、モテないだろ」
地居「どういう意味だよ」
老人「なぜなら、世界一、うざい」
双子「うざ」
老人「詰んだよ。津田君。歩も目覚めると、金となる。将棋は奥が深いね」
将棋盤の駒を払いのける地居。
地居「SPECもない劣等動物が、俺にため口を叩くな!」
地居の顔が津田に。
ブブセラ兄弟が現れる。
津田が老人に銃を三発発射する。
【瀬文の病室】
当麻がやってくる。当麻が瀬文の病室を覗き込む姿が当麻らしい。
当麻「ういーす」
当麻「まだ寝てんすか?長いっすね?」
美鈴が置いていったフルーツバスケットに気づく当麻
当麻「夢のフルーツバスケット!」
匂いをかぐ当麻
当麻「キウイオッケー、メロンオッケー、梨もオッケー、バナナギリギリ」
フルーツを食う当麻
当麻「振りかけパインバカウマ!マヨメロメロメロバカウマ!聞いてます?」
マヨネーズに「院長専用」と書いてある(笑)
瀬文、手を出して当麻の方を手探りする。
瀬文「俺のもん勝手に食うな、味バカ、舌バカ、バカ」
当麻「いいっすね、バカ。懐かしい気がしますなあ。頭ここです」
瀬文が殴れるように頭を傾ける当麻
瀬文「食わん。殴らん」
いびきをかいて寝る瀬文。
当麻「寝るなバカ。起きろ瀬文。眼え開けてこっち向け」
瀬文の病室で寝ている当麻
地居がやってくる
地居「起きろ」
当麻「寝てた」
地居「あいつ寝てんじゃん」
当麻「だからか。妙にほっとするんだよね、ここにいると」
地居「なにそれ」
当麻「うん?妬いてんの?」
地居「心配してんだろ。行くよ」
当麻を引っ張っていく地居
【当麻の病室】
当麻「疲れたから寝まーす」
地居「じゃあ俺も帰るわ」
椅子をたって、振り返って当麻に触れようとする地居。
当麻「チッチッチッ、何すんの」
地居「イッテ。俺なんか変なことした?」
当麻「エロオヤジ」
地居「あのさ。俺たちつき合ってんだよね?」
当麻「そうだね。そうだった。」
地居「だったら」
当麻「はいはい。ちゅー」
看護士「当麻さんお熱測りますよ。…キスだ」
【未詳】
第8話ではがした)雅の写真を元に戻している野々村
指名手配写真
指名手配 有力情報に300万円 連続美女誘拐殺人犯人 怪人 尾屁羅(おへら)
雅「こおっち!」
野々村「雅ちゃん!あ、イタッ」
雅「あのね、あたしこおっちに言っておかないといけないことがあるの」
野々村「なに?なになに?」
雅「あたし猪俣さんと結婚する」
野々村「うん。ん?」
雅「いまほっとした?」
野々村「うん。ん?」
雅「うっそーん」婚約指輪を外す雅
雅「実はあたしね、司法試験受かってたの。先月から有休取って、密かに司法修習生やってんの。」←法科大学院にはいつ入った!旧司法試験か!
野々村「げ」
雅「で、今の奥さんの雅さんが、銀座で雅さんを名乗ってた前の前の奥さんからこおっちを奪ったように、雅もこおっちを奪還するのだ」←現妻が永田杏奈で前妻が銀座で雅を名乗ってた泉ピン子じゃないのか?
妻の雅(字幕では「旧雅」)「こおっち!」
野々村「げ、みみみ、雅」
妻の雅「こおっち、こおっち、こおっち!」
例のポーズをして野々村に近づいていく妻の雅。
妻の雅「I miss you!」
野々村に抱きつく妻の雅。
雅「何これ、熱々じゃん。ヒートテックじゃん。赤道小町じゃん」
野々村「テヘッ」
雅「見てろよ。映…」←オンエアでは「エロオヤジ…」とか言いかけたのかと思ったが、字幕ではこうなっている!
【当麻の家】
「覆水盆に返らず」書を書いている葉子
当麻がいる
葉子「どうしたの?退院したの?」
当麻「逃亡中」
葉子「何から?」
当麻「何だっけ…あ、病院とか、男とか、色々。すぐ戻っから」
葉子「そっ」
自分の部屋で昔の写真を調べる。
陽太の写真を見てにのまえの顔が浮かび、涙を流す当麻
当麻「なぜ…」
葉子「何で泣いてんの」
当麻「分かんない」
葉子「まだショックが癒えてないみたいね。ビビってんのかしら」
当麻「ビビってねえし」
葉子「その元気なら大丈夫」
葉子「何見てんの」
当麻「大学時代の日記」
葉子「きたな。めっさきたな」←当麻の「めっさ」って口癖、祖母譲りだったんですな
当麻「うっさいなー。あのさ、左利きと、あたし昔から仲良かったんだっけ?」
葉子「地居君のこと?あんたが、京大に行ってた時からのことだから、そうなんじゃないの。
葉子「はい」箱に入った当麻の写真を渡す葉子
当麻「これなに?」
葉子「全部彼が撮ったんでしょ。左利き用のカメラで」
【にのまえの病室】
地居がいる
地居「はやく死ねよにのまえ」
眼を開くにのまえ。指が動く。地居の方を見る。
にのまえ、指を鳴らす時のような指の動きをする。ここで一瞬コマが飛ぶ。
容体が変化する。心電図の数値が?になる。この時の心電図の時計は12/23 23:45
地居「おっ、お、お、お、お」
はしゃぐ地居
【瀬文の病室】
地居が駆け込んでいく。
地居「おい、おいおい、おい、俺のこと覚えてる?おい、おいおい、当麻紗綾って覚えてる?」
見えない眼で地居を見る瀬文
地居「きもいなおっさん。俺の紗綾の記憶がお前の中に残ってるってだけでぞっとするわ」
記憶を消す地居
地居「殺してやってもいいんだがあいにく俺はあんたと違って平和主義者でね」
【当麻の病室】
陽太「姉ちゃん…姉ちゃん」
眼を覚ます当麻
【病室の廊下】
当麻が歩いている。門の向こう側で馬場、鹿浜、猪俣が話している。
馬場「よく、聞いてくれ諸君。にのまえが、死んだ」
鹿浜「結局、何もつかめなかったか。これで定年まで、お気楽極楽だな」
猪俣「逆じゃろ。死ぬまでわしら、この事件を追わざるを得んじゃろ」
馬場「死ぬまでデカだ、馬鹿デカだ」
馬場、猪俣、鹿浜「上等じゃねえかよ」
【未詳】
当麻が記憶を辿ろうとしている。
当麻「ダメだ」
書道をしようとして、筆を止める。
当麻「ダメだ。ダメだ…何も思いつかない」
筆から垂れた墨が、星形の印を残す
当麻「覚えてる」
書道「痔」
当麻「間違えた」
書道「痣」
当麻「アザ」
【瀬文の病室】
暴れ回る瀬文
この時の心電図の時計は12/22 23:36←にのまえが死んだとされるときより時間が戻ってる
【未詳】
未詳での出来事を思い出す当麻
当麻「覚えてる」
書道「未詳」
【瀬文の病室】
暴れ回る瀬文
【未詳】
SPEC HOLDERとの対決を思い出す当麻
書道「SPEC」
当麻「覚えてる」
書道「野々村係長」
書道「美鈴」
書道「地居」
【瀬文の病室】
瀬文「ううーーーっ」
力を振り絞る瀬文
【未詳】
瀬文とのことを思い出す当麻
当麻「覚えてる」
書道「瀬文」
当麻「忘れられるわけがない。こんな大切なこと」
地居が撮った写真と、半紙を破く
当麻「私のここが、全部覚えてる」
半紙と写真を投げる当麻
当麻「いただきました」
何やら工作する大麻←あとのシーンから推察すると、動かない左手に拳銃を握らせている&拳銃を改造している?
【街中】
通勤に向かう人々を見る地居
地居「ミジンコみてえだな、朝から働くヤツラって」
当麻から地居にメール「プロポーズの返事、聞きたい?聞きたい?」
【教会】
地居がやってくる
当麻がマクドナルドを食いながら待っている。
地居「おまたせ」
当麻「いい教会でしょ」
地居「いい感じじゃない。式を挙げるには」
当麻「二人で行った京都の下鴨のセントマークス教会に似てるなと思ってさ」
地居「ああ、そうだね」
当麻「ニコ」
地居「プロポーズの返事は」
当麻「返事の前にひとつきいていい?なぜ私と結婚したいの?」
地居「決まってるだろ。君が好きだからだよ。心から愛してる、ずっとずっと君を思い続けて来た」
当麻「うーん?でもさ、どう考えてもあたしたちつき合ってないみたいなんですけど」
地居「えっ?何言ってんの?」
当麻「京都の下鴨にセントマークス教会なんてないし」
地居「そうだっけ?」
当麻「はっきり言うけどさあんたのことが好きじゃない。過去一瞬も好きになったことはないし、これから先一瞬も好きになることはにゃあだ」
地居「そんなことないよ。何十回も一緒に遊びにいったし写真も撮った。手紙もやりとりしたよ」
当麻「それはこれのこと?」
地居が撮った写真を見せる当麻
地居「そうだよ」
当麻「どんだけー。これはね、デート写真って言わねえよ。ストーカー写真っていうんだよ」
地居が撮った写真をぶちまける当麻
当麻「あんたとつき合ってるって記憶や証拠を色々ねつ造したみたいだけど、写真だけはねつ造しきれなかったみたいだね。私のストーカーさん」
地居「ばれたか」
当麻「きもっ」
地居「俺ってそんなにきもい?そんなひどいビジュアルじゃないと思うんだけどなあ」
当麻「きもっ!きも!きも!きも!きも!すなぎも!うなぎも!その根性が一番きもいんだよ」
地居「うなぎもってあるの?」←だから、シリアスなシーンにギャグをはさまない(笑)
当麻「人の記憶を奪い、あんたに都合良く書き換え、全ての人間をあんたの思い通りにしようと思ったようだけどあたしはあんたの思い通りにはならない。いくら記憶を書き換えられようとあたしはあたしなんだよ」
地居「僕は君に会って100年の孤独から救われた。こんどは僕が君を孤独から救ってあげたい。何も考えず僕のものになれば今後苦労することはない。幸せに暮らせる。辛いことや悲しいことを味わうことも決してない。人間がずっと苦しんで来た煩悩から解放してあげられる」
当麻「辛いことや悲しいことだって、私の大事な財産だよ」
地居「ほうー。じゃ君はこれから、弟殺しの苦悩をずっと背負いながら生きていくんだね。この人殺し」
当麻「私は私の罪を背負って生きていく。どんなに辛くてもその痛みからは逃げない。そんな痛みより陽太への思いを忘れる痛みの方がよっぽどでかいわ。人は、痛みや苦しみを味わって、苦しんで、乗り越えてそれを優しさに変えていくんだよ。私は瀬文さん、美鈴ちゃん、お前のエゴのために死んでいったたくさんの人たち、そして陽太、その痛みの分だけ怒りマックスだからよ。罪を償ってもらう」
地居「罪?何の罪だよ?証拠はあるの?証人は?瀬文の記憶も美鈴の記憶もぜんぶ消した。君の記憶はもはや、妄想って訳だ」
当麻「卑怯者」
当麻、地居に拳銃を向けるが蹴飛ばされ、植木鉢の中に入る。
足蹴にされる当麻
地居「こっちの手も潰してやる」
当麻の右手を踏みつける地居
地居「ここで君を殺しても、目撃者の記憶を書き換える。誰か僕の代わりに罪を償ってくれる。真実なんてものはないんだよ。仮にもし真実なんてものがあったとしても、全て時の流れの向こう側だ。真実は、人に記憶された瞬間から変質していく。記憶は年老いて薄れる。死んで消え去る。真実とか記憶とかそんなくだらないものにこだわってるなんて人間は馬鹿だよな。バーカ」
瀬文「馬鹿で上等だ」
瀬文が美鈴に支えられて、拳銃を構えて現れる
瀬文「当麻からはなれろコノヤロウ」
地居「瀬文、美鈴」
当麻「瀬文さん」
美鈴「残念ね。いろんな記憶は、この手で取り戻したわ」
地居「ふんっ。君のSPECごと消しとくんだったな。ま、いいや。あとでもう一回消すことにしよう」
瀬文「それは無理だね。何度もお前にやられたが、俺の記憶は結局消えなかった。なぜだか分かるか。人間の記憶ってのはな、頭ん中だけにあるわけじゃない。ニンニクくせえ人間のことは、この鼻が、この傷の痛みが、体全部が覚えてんだよ。テメエはむかつく。虫が好かねえ生理的に受け付けねえ。だから勘で分かるんだよ。生かしておいちゃこの世の中のためにならねえってな」
地居「警察が勘で人を裁くのか。犯罪者と一緒だな」
瀬文「一緒じゃねえ。やっていいことと悪いことはな、おのずと決まってんだ。デカ魂なめんじゃねえぞこの頭でっかちやろう」
地居「ふん」
何者かに吹き飛ばされる美鈴と瀬文
当麻「瀬文さん」
瀬文「折れたじゃねえかよ。これもお前の力か」
拳銃を地居に向けるが、はねとばされる瀬文
地居「俺の力じゃないよ。この教会の周りには俺を守るためにSPEC HOLDERが何人も潜んでる。お前らは俺をおびき寄せたつもりかもしれねえが取り囲まれたのはお前らなんだよ。バーカ」
SPEC HOLDERに殴られる瀬文。血を吐いて倒れる。
地居の右手にマシンガン(TEC-DC9)が現れる。
地居「便利だなー。こうやって武器を渡してくれるSPECの持ち主もいる。ラクー」
地居「紗綾。僕のものになってくれ。そうすればそこにいる二人の命も助けるよ」
当麻「撃つなら撃て」
美鈴「撃つならこっちへ撃ちなよストーカー野郎。死んでも当麻さんを渡さない」
地居「聞いてたのか。ストーカー野郎じゃない。僕の名前は津田助広です。これからもよろしく」
瀬文「上等だ津田。撃つなら俺を撃て。俺が気合いで全部止めてやる」
美鈴「え?SPEC?」
瀬文「馬鹿やろう気合いだ」
地居(字幕では津田になっているが、便宜上地居とする)「手え折れてんだろ」
立ち上がり地居の正面にかに歩きする瀬文。
瀬文「ゴットハンド大山倍達(ますたつ)。うりゃー」←もう勘弁して。こんなとこでギャグを入れないで
美鈴「やっぱりピンチ」
地居「ピンチじゃないよ。ゲームオーバーだ」
瀬文の眼に、ぼんやりと地居の姿が映る。
瀬文「見えた」
抜いた歯を吹き飛ばす。歯が地居の額に刺さる。マンガじゃないんだから
当麻「やるじゃん瀬文」
倒れる地居
地居「ああーっ」
当麻、起き上がって瀬文のところに向かう。
当麻「私が死ぬまで勝負は終わらねえよ。命ある限り、全てを変えられる。希望は絶対消えない。テメエ一人で、千年の孤独に沈んでろ」
包帯から左手を抜き、瀬文の口元に左手をやる当麻
当麻「噛め」
左手のギプスを瀬文に抜かせる当麻。左手に拳銃が握られている。
【霊安室】
にのまえに手を合わせる野々村。
何かに驚く野々村
【教会】
瀬文の頭を台座にして、地居に拳銃を向ける当麻
地居「グダグダうっせえんだよこのミジンコどもが。死ね」
当麻と瀬文に銃を向ける地居
当麻「にぎ、にぎ、にぎ…左手動け!」
お互いに打ち合う当麻と地居
時間が止まる。
何者かが地居の前を横切る。
地居は自分の撃った弾で撃たれる
地居「バカな…」
美鈴「何がおこったの?」
瀬文「にのまえが、生きていたのか…」
地居「にのまえ…チクショー!」
瀬文と当麻の左側の(瀬文がSPEC HOLDERと戦っていたあたり)に星形の血痕(読者の方に指摘していただきました。感謝。)
地居「出てこい…。…にのまえじゃない?じゃ、誰だ?誰の仕業だ?」
瀬文「にのまえじゃない?」
美鈴「何?何の話?」
地居「まさか…」
倒れて死ぬ地居。その脇には当麻の写真。
瀬文の後ろに立っていた当麻が、瀬文から離れた位置に立っている。
当麻の立ち姿が不気味でさえある。
SPEC 承ノ回 へ 祈ル捲土重来 のテロップ
エンドロール
【教会の外】
CBCが屋台を開いている
餃子親父がロボットになっている
津田(フリーメーソンの老人を撃った時と同じ姿)が餃子を食べている。電話がかかってくる。
津田「はい、公安部公安零課、津田です。予定通り状況終了です。帰還します」
ぱっと消える津田。
餃子で「終」の時が書かれている。
瀬文と当麻がレンガ造りの建物(教会?)の前に立っている。
当麻「映画化とかぜってーしねえから」当麻の右足は靴が脱げている。
瀬文「当麻!」


前回の予想どおり、当麻とにのまえの対決はあっさりと終わってしまい、にのまえ=当麻陽太という事実も、あっけなく解決されてしまった。
前回の最後に、当麻の口元がにやりと動くのににのまえが気づくシーンがあって、いろいろな解釈ができると思う。当麻がにのまえと兄弟だから、同じSPECに目覚めたという考え方もできなくもないが、そうだとするとラストの地居との対決がああなるのは理解に苦しむ。苦しい説明であるが、分かりやすく見せるために当麻の口元を動かす演出をしたが、実際には最初ににのまえが時間を止めたときには当麻の口元はにやりとしていなかったが、雪を浴びてから当麻を見たときには当麻の口元が動いていた、ということだったのではないか…やっぱり苦しいか。
秘密結社のトップの老人が地居のことを「津田君」と呼んだのは、今日発売された「SPEC MAGAZINE電子版」の植田プロデューサーのインタビューに解説があって、「実は津田って、津田ABCDって何人かいるんですよ。一時、地居もそのうちの一人だったんですね。ところが地居はSPEC HOLDERになった。それで“キミは津田の顔を捨てて、地居として生きていっていいよ”ってことで、もう一度戻されたワケです」とある。こういう設定をしておきながら、オンエアで流さず、別媒体で明かすようなことはしないでもらいたいなぁ、と言いつつ、買ってしまったが。
野々村の妻・恋人が全員雅という設定には吹いた。役名で言うと
前妻(泉ピン子)銀座で「雅」を名乗っていた、テレビにもよく出る弁護士。
現妻(永田杏奈)旧姓醍醐雅。現在弁護士。
恋人(有村架純)正汽雅。司法修習生。
メチャクチャだ。
そして、最後の戦いである。「SPEC magazine」の植田プロデューサーのインタビューでもこれについて言及されている。3つぐらいの説があって、ひとつは当麻がSPECを使った説、もうひとつがにのまえが生きていたせつ、最後に津田プラス津田と組んでいるSPEC HOLDER説というのだ。
これについて、植田プロデューサーは「いちおうね、ボクの見解はあります。ただ、大変申し訳ないんですが、今はみなさん勝手に考えて議論して楽しんでくださいとしか言えません。その理由も実はありますので……」強調した部分が気がかりではあるが、自分はにのまえ説を取りたい。というか、当麻陽太説だ。
にのまえと当麻の戦いのあと、地居から真実が語られるが、その後、地居はにのまえの記憶の改ざんをした形跡はないし、にのまえは意識を失う前「姉ちゃん…」とつぶやいている。つまり、この時点でにのまえは当麻陽太に戻ったと考える。
ただし、時間の流れを操る能力は持ったままだったので、死んだように見せかけるため、時間の流れを遅くして、心臓が止まったように見せかけ、霊安室に自分を運び出したのだろう。
そして、最後の力を振り絞って、当麻を救ったのではないか。地居は死ぬ直前、「にのまえ…チクショー!出てこい…」と言ったあとに時間を操作できる何者かと話したようにも見えるが、そのときに「自分はにのまえではない」と言ったのではないだろうか。
傍証としては、冒頭でにのまえが「この能力は僕だけのはずだ」と言った点、そして、時間が止まったシーンで、第1話の志村と瀬文の対峙のシーンと同じように、何者かが地居の前を横切る映像があることだ。それに、エンドロールで、死んだ人間は赤字になっていたが、一十一は、赤になったり黒になったりしていたので、「にのまえとしては死んだが、当麻陽太は生きている」という解釈ができるのではないか。
さて、どうでしょうか?
First Impressonでも書いたが、地居は朝倉に似ている。真実に関する見解もそうだし、「手に入らないなら、この世にない方がいい」というのはケイゾク/映画で朝倉に乗っ取られた斑目と同じ台詞。また、朝倉は真山や柴田に対して憎しみを捨ててひとつになろうと呼びかけたが、真山はそれを否定する。地居も人間がずっと苦しんで来た煩悩から解放すると当麻に呼びかけるが、当麻は弟殺しの罪を背負って生きていくことを選択する。
まだまだ考察したいことはあるが、とりあえずこのあたりで。

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6件のコメント

  1. ヽ(´▽`)/そういえば感想を言ってなかった。
    SPECおもしろかったな。
    植Pと堤さんの二人は意外にベタだという事を忘れていた。
    一番のスペックホルダーは、実は瀬文さんじゃないのかな?デカ魂と当麻を命を張って守るという約束一点だけで地獄の縁から舞い戻ってきた事を考えると凡人である彼が一番すごい。真山並みだよ。柴田を守る一点だけで空飛んだからねぇあの人は。背中にナイフざっくり受け止めたからねぇ。
    DVD買って木更津キャッアイみたいに映画化せねば。
    んではまた。

  2. はじめまして。
    このページをたまたま見つけてしまいました。しかし、細かい所まですごいですね!
    僕はケイゾクからのファンですが、ケイゾクもスペックもダラダラと見てただけな感じなので、非常に感心して拝見させてもらってます。最近は電子版も気になりながらも買わずに妄想にふけってます。

    勝手な妄想を一つ。
    どこかの組織(警察なのかもしれませんが)が完璧な人間(神?)を造ろうとしたのが「津田」で、津田はあらゆるスペックをもつのでは・・・?その過程で中途半端に一つのスペックだけを持ってしまった人間たちが地居などのスペックホルダーなのでは?いわゆる津田の失敗作です。
    で、その組織の裏には朝倉自身若しくはその意志が働いているとか。。。

    って、流石にありえませんね(汗

    通りすがりで長々と失礼致しました。
    これからも更新を楽しみにしています☆

  3. すごい観察力ですね!
    ところでもう話題になっていることかと思いますが、最終回の「瀬文の病室」のシーンで、当麻の左手の指が画面に映ってしまっていますね? 例の「俺のもん勝手に食うな」の直後あたり、ギプスから可愛い★指が出てしまっていますね笑 なぜカントク、OK出したんでしょう

  4. ういぐる様

    コメントありがとうございます。
    確認してみたんですが、当麻の頭を手探りしている瀬文の指と違いますか?
    瀬文も手のひらに包帯を巻いていますんで。

    瀬文「俺のもん勝手に食うな」(瀬文の顔)
    瀬文「味バカ」(右手にスプーンを持っている当麻と、手前に当麻の頭を手探りする瀬文の指)
    瀬文「舌バカ」(瀬文の顔)
    瀬文「バカ」(空振りしてベットをバシっとやる瀬文。瀬文を見つめる当麻。この時当麻の左手の先は見えない)
    当麻「いいっすねえ、バカ」(当麻の顔)
    瀬文「(セリフ無し)」(瀬文の顔)
    当麻「懐かしい気がしますなあ」
    瀬文が手を上にやる。頭を傾ける当麻。(このカットもギプスの先は見えない)
    当麻「頭ここです」
    このあと「眼え開けてこっち向け」のときギプスの先が映るんですが指は見えてません。

  5. はじめまして、お邪魔させていただきます。
    スペックについていろいろ調べていると、このサイトにたどり着きました。
    隅々まで観られていて驚きました!
    参考にさせてもらっています。

    このサイトでニノマエ死亡(?)時の日付とその後の瀬文の暴れまわるシーンの日付のことが載っていたので観なおしていると、気づいたことがあったので。
    野々村係長が瀬文のお見舞いに来ているシーン(ニノマエのシーンより前)の心電図の時計が12/22 23:39になっています。
    ただ単純に撮影の関係なのか、狙ってこんな時間になっているのか…?
    なぞが増えるばかり。

  6. 7進 さん
    ありがとうございます。
    早速記事に反映させていただきました。
    映像を絶対なものとして無理矢理解釈して楽しんでしまうというのが私のコンセプトですので、無理矢理解釈を別記事に掲載しておりますので、お暇ならご覧ください。

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