『あまちゃん』第15回、K3NSP会議で、勉さんがこっそりホワイトボードに「琥珀そば」と書き込んでいたが、実は現実の久慈には琥珀そばは存在するのである。
『あまちゃん』には存在しない(と思われる)JR久慈駅構内の立ち食い蕎麦屋に、「こはくそば」なるメニューが存在し、きのこと、きくらげを使って琥珀を表現しているとのこと。
「とのこと」というのは、私が訪問した際はその立ち食い蕎麦屋はちょうど閉店直後で、実際の商品を見たわけではないからだ。
【あまちゃん再検証】出発の合図【第13回】
まぁ、こんなことは鉄道マニアでなければどうでもいいことだ。以下の文章は読みたい奴だけが読めばいい。
北三陸鉄道の列車出発の合図は滅茶苦茶だ(まぁ、「独特の方式を使用している」ということにしておこう)。
第1回で若き日の大吉が「出発進行!」と言っていたのがその最たるもの。
一般の鉄道において、「出発進行」とは、運転手が、駅に設置されている出発信号機が「進行」(青)の表示を示していることを確認して行う喚呼である。
出発信号機とは、列車から見て駅から出発する方向に設置されており、駅からの操作によって切り替わる。
駅員が出発信号機を青に切り替えた後、当時の大吉のようなホーム要員が乗車完了の合図(客扱終了合図)を行い、車掌がドアを閉め、車掌が運転手にドア閉め完了の合図をブザーなどで行い、運転手が「出発進行」の確認動作を行い、列車を走らせる、というのが一般的な鉄道での流れである。
出発信号機がなかったり、ホーム要員なり車掌なりがいないと、この動作の一部が省略されたりする。
ちなみに第4回で、若き日の大吉が列車に乗り込んで春子に話しかけているのは職場放棄じゃないのか。
さて、第13回である。
アキが北三陸高校に投稿する際、袖が浜駅で「発車ベル」が鳴っている。
一般的に、ローカル線の駅には、発車ベルのような設備は設置されていないことが多い。
さらに、車内では、「ジリリリリ…」という音が鳴っている。この音は、ATS(自動列車停止装置)が作動した時の音だ。
普通の鉄道的に考えると、袖が浜駅のようにホームが1面、線路も1本しかない駅(停留場、という)では、ATSが作動するということは基本的にありえない。
また、ATSが作動しているということは、その先の信号が停止(赤)信号であることを警告しているということになるから、そのようなときに列車を発車させるということは、ありえない。
第13回以外では、袖が浜駅に発着する際も、発車ベルやATSの動作音が鳴ることはなかった。
なんの意図があってこの効果音を入れたのか、謎である。
【ヤメゴク】暴排条例(東京都暴力団排除条例)について(追記)
『ヤメゴク』第1話の中で、暴力団排除条例、通称「暴排条例」がしばしば取り上げられた。
そこでこの、東京都暴力団排除条例について、ドラマと実際の条文を照らし合わせてみた。
【ヤメゴク】第壱話 小ネタ、突っ込み、深読み(ねたばれ)
さて、「おいおい」である。
『SPEC』の時は、小ネタと突っ込みであったが、『ヤメゴク』は突っ込みがいらないから深読みをしようかと思ったが、やっぱりよく見ていると、突っ込みどころもあった(笑)
【あまちゃん再検証】アキと春子が東京に帰ろうとした列車【第12回】
『あまちゃん』第12回で、アキと春子が東京に帰ろうとして、北三陸鉄道に乗るが、何時の列車だったのかを検証してみる。