ケイゾクの第8話が放送されて20年ということで、改めて見直した。
この回については、正直言って、今見て、「20年前のインターネット」を前提に見ることが難しいのではないか、という感じがする。
ネット(大沢麻衣子の発音では「ネ」にアクセントが来る)の掲示板を元に、殺人事件が起こる、ということだが、見た感じ、Twitterのような会員制SNSサイトを思わせるような外見になっている。
しかし、当時のネット掲示板は、「会員登録」といったことを必要としないものも多かったし、新着メッセージがあると通知してくれる、などという機能もなかった。
あえて言えば、当時のネット掲示板は、このブログのコメント欄に似ているのではなかろうか。
なので、以前私が柴田の推理に疑問を呈したことについても、今のインターネットに慣れた人からすると、理解できない内容になっているかもしれない。
そんなわけなので、「20年前のインターネット」を知らない人がこの回を見たとき、どんな印象を持つのか興味深いところはある。