さて、池袋ウエストゲートパークを振り返る記事、第6話『6チャンネルの回』である。
なお、表示上は、「6チャンネル」は、TBSの「人」をかたどったロゴマークで表現されている。
これは、TBSのリモコンキーが、関東圏で「6」であることから来ている。関東に住んでいる人にとっては馬の耳に念仏だと思うが。
・キング「君も、Gボーイズに入らないか」「入らねえよ。俺は大塚パープルタウンのヘッドなんだよ」キング「やっておしまい」「分かった、入る、入る」と言うと、周りにいたGボーイズが「Gボーイズ300人達成」を祝う。「君が、記念すべき、300人目のGボーイズ」とキスをするキング。
・浜口とテレビカメラのクルー、ワンギャル（知らなかったら、検索で調べてね）が現れる。カメラマンは、「6チャンネル」の腕章。
・グリーン大通りで初デートするヒカルとマコト。今はなき「日債銀（現・
あおぞら銀行）」の看板が。
・ヒカルを笑わすために耳を動かすマコト
・加奈が働くようになって真島フルーツに客殺到。浜口もその中に。加奈にごはんにするようにすると客がさっといなくなる。
・ヒロキとマコトとヒカルが歩いている狭い路地、写っているアパートに住んでいたことがある（笑）
・横山が現れて、ヒカルのストーカー行為について訊く。マコトは横山にヒロキと暗算対決をするように言う。
マコト「タンメン（730）×レバニラ（750）＋ビール（500）÷バンバンジー（800）は」
横山・ヒロキ「685」
ヒカル「すごーい、二人とも正解」
横山「早さでは俺のほうだけどな」
マコト「じゃ次いくよ。ビーフン（750）＋ラーメン（630）×オレンジジュース（200）÷バンバンジー（800）
横山「さんびゃくよんじゅう…」
マコト「かける」
ヒカル「ちょっと待った、さっきからカタカナのやつばっか言ってない？」
マコト「あさばばなす（800）」
ヒカル「麻婆なすだよ」
マコト「÷、よんかわ（四川風エビチリソース 800）」
ヒカル「しせんふう」
マコト「さっきからうっせえんだよお前はよぉ。爆笑問題のちっちぇえ田中かよお前はよ」
ヒカル「え？ちっちゃい田中ってなに？おっきい田中もいるの？」（『あまちゃん』の「ちっちゃい方の河島さん」を思い出す小ネタ）
マコト「×カニタマ（丼 800）×ごめチャーハン（五目チャーハン 750）」
横山「2億飛んで700万」
マコト「の3乗は」
ヒロキ「116兆4375億、下8桁ゼロ」
ヒカル「正解。ヒロキの勝ち！」
この暗算対決、前半は四則演算の優先順位を無視すれば一致するのだが、後半は私が数字を見間違えているのか、どう計算しても計算が合わない。
・横山にインラインスケートを買ってもらったヒロキ。
・
池袋勤労福祉会館（上記の狭い路地のすぐそば）の脇に落ちているヒロキのインラインスケート。
・いわゆるひな壇番組。「女優吉村ちづるマジギレ！」のテロップ。テレビを見ているマコト。
・突然眉毛を整え始める加奈。「眉毛が、カモメになりかけてるから」
・訪ねて来た女性、テレビに写っている女性。
・ヒロキを誘拐したグループ、お互いを別名で呼び合っているのだが、「ハイド」「テル」（ヒロキの兄エリト）そして「はなまる」。「何で俺だけはなまるなんだ」
・引きこもりから抜け出したら部屋に入れなくなってしまった和範。ファミレスで情報屋をやっている。
・夜中の池袋西口公園。思い思いにダンスするグループに、圧倒的な存在感のジェシー、組体操をするGボーイズ。そこに現れ、ジェシーと交代する形で踊る京一。BGMはChick Coreaの『Part 4: Roller Coaster』
・キング「フォー」拍手するとGボーイズも拍手する。手を京一に差し出し「はい、30円」京一「え？」キング「場所代」京一「ああ、ここ、君たちの場所なんだ。あいにく、フランスのお金しかないんだけど。さっき日本についたばっかりだから」このころはユーロの導入が始まっていたが、現金通貨としてのユーロは存在しなかったようだ。キング「トレビジャン」
・警察のGボーイズ対策会議。Gボーイズ本体の他、「G.Jr」「G看板ボーイズ」「G-girls」「タカシ・ファンクラブ」「連絡係」といった下部組織があるらしい。また、ジェシーと国際マフィア、イワノフビッチ・ユズムノフ（判別自信なし）の関係もあるようだ。
・桜井の言葉を遮った吉岡が、「アガイ、ンギャマス（うるさい、だまれ）」と思わず宮古島方言を出してしまう。
・ヒロキ「わーわーわーロッテリアにミスドに小僧寿司に王将が食べたいな」ちょっととちる。
・マコト、メモを取るのだが、「小僧寿司」が「小憎寿司」になっている。
・キング「よーい、どん、と言ったら走りましょう。めへへへへ。よーい、うどん」一足先に走り出すキング。
・西池袋公園をランニングしている京一。ヒロキが拉致された車を発見する。「西池袋3丁目、公園と公園の間の通り」とキングが言っているが、ロケ地は実際にその通りである。実は、『しいたけの回』の「桜木公園」と同じ場所。