【あまちゃん再検証】2008年6月の東京から久慈への行き方(追記)

『あまちゃん』再放送が始まることだし、本放送当時やろうと思ってできなかったことをやってみる。
それは、「実際の時刻表を使って当時の北三陸(久慈)までの移動のシミュレーションをする」ということである。
春子とアキが北三陸(久慈)まで移動したルートの検証記事は、改めて掲載することにして、それ以外の2008年6月におけるルートを検証してみる。
したがって、全て過去形での記載になっているが、ほとんどのルートが、現在でも運行されている。
なお、自腹で古本の時刻表を買った(笑)


【新幹線とバス(二戸経由)】
ナレーションにもあったように、東京から久慈へ行くには、新幹線とバスを利用するのが一般的。
二戸駅から久慈駅まで、「スワロー号」が、1日8本出ており、新幹線の「はやて」号と乗り継ぎできた。
東京(6:56発)-はやて1号-(9:52着)二戸(10:05発)-スワロー号-(11:15着)久慈
以下発着時刻のみ
7:36発-10:28着-10:40発-11:50着
9:56発-12:48着-13:00発-14:10着
10:56発-13:52着-14:05発-15:15着
12:56発-15:52着-16:05発-17:15着
14:56発-17:54着-18:05発-19:15着
16:56発-19:54着-20:05発-21:15着
17:56発-20:48着-21:00発-22:10着
【新幹線とバス(盛岡経由)】
盛岡からは、高速バスと一般道経由のバスが出ていた。
高速バスは1日2便。
東京(12:56発)-はやて19号-(15:22着)盛岡(16:10発)-久慈こはく号-(18:35着)久慈
東京(14:56発)-はやて23号-(17:22着)盛岡(17:30発)-スーパー久慈号-(19:37着)久慈
一般道経由は「白樺号」。
東京(7:36発)-はやて3号-(10:02着)盛岡(10:15発)-白樺号-(12:57着)久慈
東京(9:56発)-はやて13号-(12:22着)盛岡(13:05発)-白樺号-(15:47着)久慈
東京(11:56発)-はやて17号-(14:22着)盛岡(15:10発)-白樺号-(17:52着)久慈
東京(14:56発)-はやて23号-(17:22着)盛岡(18:00発)-白樺号-(20:42着)久慈
「スワロー号」と比較すると、かなり接続が悪いし、時間もかかる。
【新幹線と八戸線】
現実において鉄道を使って久慈に向かうルートといえば、新幹線で八戸まで行き、八戸からJR八戸線を使うのが一般的だろう。
東京(6:56発)-はやて1号-(10:03着)八戸(10:16発)-八戸線-(12:04着)久慈
以下発着時刻のみ
8:56発-12:03着-12:19発-14:07着
11:56発-14:55着-15:02発-16:49着
12:56発-16:03着-16:11発-18:02着
13:56発-16:55着-17:08発-19:16着
14:56発-18:05着-18:13発-20:04着
16:56発-20:05着-20:14発-22:14着
と、たどり着くことができた。
しかし、『あまちゃん』の世界では、八戸線は存在しないという設定であるのではないかと思われる(駅のシーンに八戸線の車両が写ってしまっているが)。
というのは、第6回の1984年の北三陸市長のセリフ。「明日、北三陸鉄道が開通すれば、観光客も増える。東京からも人が来る」「北鉄は、東京さつながってんだ
北三陸から東京に繋がっている初めての鉄道線が北三陸鉄道だったからこそ、このようなセリフが出てきたのではないかというのが、私の推測である。
【山田線】
盛岡から山田線で宮古に向かい、宮古から三陸鉄道北リアス線で久慈に向かうというルートも存在する。しかし、山田線のこの区間は1日に4往復しか走らない過疎区間であり、そのうちの1往復は三陸鉄道と接続しないので、実質3往復しかない。
東京(8:28発)-はやて7号-(10:57着)盛岡(11:04発)-快速リアス-(13:03着)宮古(13:10発)-(14:41着)久慈
東京(10:56発)-はやて15号-(13:22着)盛岡(13:51発)-快速リアス-(15:52着)宮古(16:08発)-(17:42着)久慈
東京(13:56発)-はやて21号-(16:22着)盛岡(16:30発)-(18:53着)宮古(19:24発)-(20:51着)久慈
確かに時間がかかるルートではあるが、北鉄(三鉄)に乗りたいのであれば、こちらのほうが現実的なルートであろう。
【106急行バス】
盛岡と宮古の間には、山田線と並行して、106急行バスという、その名のとおり国道106号線を走る路線バスが多数運行されており、こちらの方がメインルートになっている。停車する停留所に応じて、「スーパー特急」「特急」「急行」があり、特急と急行は同じ料金だったが、スーパー特急は200円の追加料金が必要だった。
東京(6:56発)-はやて1号-(9:22着)盛岡(9:55発)-スーパー特急-(11:30着)宮古(12:12発)-北リアス線-(13:49着)久慈
東京(7:36発)-はやて3号-(10:02着)盛岡(10:35発)-急行-(12:45着)宮古(13:10発)-(14:41着)久慈
東京(9:56発)-はやて13号-(12:22着)盛岡(12:35発)-急行-(14:45着)宮古(15:10発)-(16:43着)久慈
東京(10:56発)-はやて15号-(13:22着)盛岡(13:35発)-特急-(15:40着)宮古(16:08発)-(17:42着)久慈
東京(11:56発)-はやて17号-(14:22着)盛岡(14:35発)-スーパー特急(16:30着)宮古(17:20発)-(18:48着)久慈
東京(12:56発)-はやて19号-(15:22着)盛岡(15:35発)-急行-(17:45着)宮古(18:31発)-(20:02着)久慈
東京(13:56発)-はやて21号-(16:22着)盛岡(16:35発)-特急-(18:40着)宮古(19:24発)-(20:51着)久慈
東京(14:56発)-はやて23号-(17:22着)盛岡(17:35発)-急行(19:45着)宮古(20:14発)-(21:41着)久慈
東京(15:56発)-はやて25号-(18:22着)盛岡(18:35発)-スーパー特急-(20:30)宮古(21:04発)-(22:31着)久慈
全区間一般道を走るので、宮古での乗り継ぎが上手くいっていたかどうかは、定かではない。
【バス】
2015年現在、東京から久慈までは、夜行バス「岩手きずな号」で行くことができるが、2008年の時点では運行されていない。第66回では、北三陸駅発上野行きの夜行バスが登場しているのだが、現実に「岩手きずな号」が運行開始したのは2013年3月22日のこと。
第89回で登場したように、2008年の時点では、東京(品川駅・浜松町駅)と宮古駅を結ぶ夜行バス「ビーム・1」が運行されていた。
「ビーム・1」で宮古に着いて、宮古から三陸鉄道北リアス線で久慈に行くことができた。
品川(21:40発)-浜松町(22:00発)-(7:25着)宮古(8:05発)-(9:37着)久慈
ちなみに第90回でアキと喜屋武ちゃんが北三陸駅の待合室にいるとき、アナログ時計は8時24分頃を指している。これは2010年1月1日の設定であるので、きちんと検証しようとしたら2010年の時刻表を使うべきところだろうが。
(追記2/21)106急行で盛岡から宮古、宮古から三陸鉄道のルートを追加した。

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