【SICK’S】『SICK’S 覇乃抄』第拾話 first impression(ネタバレ)【SPECサーガ】

「Paravi」で、『Sick’s 覇乃抄』第拾話の配信が始まった。
いよいよ最終回である。


まず一言。ケイゾクからのファンとしてこの展開は許せない。「活躍すると殺される」という法則があるとは言え…やっぱり許せない。実行犯の○○に天罰が下りますように。
高座が前回あたりから言及していたように、御厨が自分のSPECをコントロールできるようになりつつあり、高座はそれに肯定的なのである。それが高座の高座らしさだと思う。
「放送時間が無限なだけで撮影時間は無限じゃないので」って身も蓋もないなぁ。しかし、かなり放送時間を使って野々村係長の過去を描いている。
内閣情報調査室のトップが「室長」なのか、「内閣情報官」なのか、野々村係長は「内閣情報官」と言っていたのだが…
『○の○を○○男』ネタ。こだわりはあるのだろうが寒すぎる。
それはともかく、インナープラネッツとの戦い。「そうきたか」と思ってしまった。埴生のSPECは自分に都合の良いようにものを消せるのだと思っていたが、あんな風になるとは。
死んでも罪は償えない、御厨はSPECを持つ立場からそれを言い、野々村係長はかつて自分の部下を殺した立場から、生きて罪を償えという。いい人と最高の敵は死んで行くけど、悪に利用された人は死ぬことを許されない、という感じなのだな。
公式サイトの『覇乃抄』のキャストに、「ピーチ医者」があったが、結局登場せず。「野々村光太郎」も第拾話までクレジットされず、結局なぜ竜雷太さんが「野々村光太郎」と「野々村光次郎」の二段書きになっていたのかは謎だった。
さて、玄野冥府が再登場したものの、「ホリック」の謎は『厩乃抄』へ持ち越し。
この秋配信ということで、しばらく待たされる。
『覇乃抄』全体の印象をまとめておくと、『恕乃抄』は御厨と高座がどちらかというと受け身で動いているので、二人が何を目指して戦っているのか分かりにくい感じがあったが、『覇乃抄』は「インナープラネッツとの対立」というはっきりしたミッションがあったために、筋が一本通っていて分かりやすい感じがあった。柴田警視総監や近藤係長の登場にも楽しませてもらった。
『厩乃抄』に向けてどうなるのか、というのもあるのだが、それは改めて書きたい。

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