ケイゾク mystery4 「泊まると必ず死ぬ部屋」20年目の印象

ケイゾクの第4話が放送されて20年ということで、改めて見直した。
今回目立ったのは、「木戸彩」の存在である。
第1話から第3話までの間では、柴田×真山、柴田×彩というパターンはあったが、柴田×真山×彩というパターンで捜査するのはこの回が初めてで、確かこの後もなかったと思う。
柴田にとって彩は、年齢は下だが警察官としては先輩であり、新人刑事のメンター(導く人とかそんな感じ)のような存在であろう。
これが、柴田にとっての真山ということだと、先輩後輩という感じはあまりせず、バディという感じが強い。
『SPEC』『SICK’S』といった後継シリーズにおいては、当麻と瀬文、御厨と高座と言った、バディは存在するのだが、彩のポジションのキャラクターは存在しない。当麻も御厨も、新人刑事感がないので、彩に相当するキャラクターは必要ないということか。
なお、『ケイゾク公式事件ファイル』によると、ケイゾクの前身となる企画書が『7人の婦警』というもので、そこで考え出された、元ヤンキー、お水のアルバイトをしていたといったキャラクターが、『ケイゾク』の木戸彩に活かされたのだそうだ。

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