【SICK'S】『SICK'S』『SPEC』の世界において「殉職扱い」とはどういう意味なのか【SPEC】

『SICK’S 恕乃抄』第参話、今日ピンチョス配信された野々村光次郎係長のセリフが気になった。


「私の兄もね、刑事としての大義に生き、大義に殉じた。最後は、奇妙なSPECを持つものたちに殺されて、殉職扱いにはならなかったがね」
一般的に、「殉職」とは、職務上の事故が原因で死ぬことを意味する。だったら、野々村光太郎が死んだのは、職務上じゃないのか、ということになる。それはもしかして、有給休暇を取っている間の事故だったから職務とはみなされないというつまらない理屈からなのだろうか。野々村光次郎の言いぶりからは、そうは思えない。また、「本来は殉職であるが、かくかくしかじかであるため、殉職扱いにならなかった」と言っているようにも思われる。
なので、『SICK’S』『SPEC』の世界で、「殉職」と「職務上の事故が原因で死ぬこと」はイコールではないのではないかという疑惑が生じる。
となれば、『SPEC 零』の「殉職」というあのセリフも、「死んだ」ということとイコールではない可能性が高まったのではないか、と思える。

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