【ケイゾク】キャラクター「字」鑑【谷口剛】

『ケイゾクなるままに』と自称している割に、ケイゾクのことを語れていないことを常々もどかしく思っている。その他諸々、前に書いたとおりなので省略して、今回はおっきい刑事とちっちゃい刑事のコンビのおっきい方にして、唯一『ケイゾク』でちゃんとした死を迎えることができた刑事、谷口剛を取り上げる。


◯生年
△ドラマ上は不詳。
『公式事件ファイル』では40歳。
『台本』では38歳。
『SPEC全記録集』では1959年生まれ。
◯役職・階級
■警視庁刑事部捜査一課弐係・△巡査部長
△近藤より谷口の方が階級が上だった。実際ドラマにそういう設定が活かされていることはなかったが。というかドラマで近藤や谷口の階級に言及する場面があったかな?
◯癖・性格
■真山のところで記載したように、足を机の上に乗せる癖があるようだ。第3話の野々村係長のイメージでも、足を柴田の椅子に投げ出してくつろいでいる。
■柴田のことを常に「柴田警部補」と階級をつけて呼ぶところに律儀な性格を感じる。
■柿ピーのピーナツだけ先に食べるのを野々村に突っ込まれ、柿の種をこぼしながら食べるのを彩につっこまれ(第1話)
■「蕎麦屋勧進帳」事件のことは、みんな知ってると思うので略。
■柴田からは「人並み以上に正義感が強い」と評されていた(第11話)。あまり具体的な描写はなかったと思うのだけれども。
■血を見るのが苦手(第3話)
△初期設定で、元マル暴で、家族も殺され、自分も殺されかかってマル暴刑事として役に立たなくなって、第一線から退いた、というのが唯一生かされているのがこの場面。谷口が死んだ時殺されたはずの家族が泣いていたというのは、長江英和さん本人が突っ込んでいた。
△早乙女が「マル暴出身の役立たず刑事」と壺坂のことを勘違いしていたが、『ケイゾク』ワールドでは、谷口、そして『SPEC』の吉川と、「元」マル暴というのはいわくつきでマル暴から外されたへたれ刑事を意味するのか。
◯早乙女のスパイ
■第7話あたりから、車の中で早乙女と話したり、電話で話したりしているのが谷口だというのが、分かる人には分かるようなスパイスを効かせた演出具合である。

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