【ヤメゴク】第八話 深読みその2(ねたばれ)

さて、【ヤメゴク】第八話 小ネタ、突っ込み、深読み(ねたばれ)で「疑問点」と書いたことの続きである。


それは、橘麦蒔が7歳の時、橘勲が麦秋の母親を「囲ってた」という点についてである。
年表を作ってみる。わかりやすいように、平成27年から見て何年前なのかも、記す。
◯昭和60(1985)年7月19日(30年前)
橘麦蒔生まれる(母親は橘勲の妻、橘加奈子)
◯平成元(1989)年6月7日(26年前)
佐藤(永光)麦秋生まれる(母親は佐藤(永光)由美子)
(平成元年6月6日、橘勲が父親として出産に立ち会うことに署名)
橘麦蒔 3歳(誕生日前)
佐藤麦秋 0歳
◯平成3(1991)年6月14日(24年前)
永光正と由美子、入籍
永光正、麦秋を実子として認知
橘麦蒔 5歳(誕生日前)
永光麦秋 2歳
◯平成4(1992)年(23年前)
橘勲、永光由美子に復縁を迫るも、岩井田警官に追い返される
橘麦蒔 7歳
永光麦秋 3歳
◯平成20(2008)年(7年前)
永光麦秋、警察官となる
橘麦蒔 22歳(誕生日前)
永光麦秋 18歳(誕生日前)
◯平成24(2012)年5月8日(3年前)
永光正、病死。麦秋、人事課に橘勲との親子関係がバレる。
橘麦蒔 26歳(誕生日前)
永光麦秋 22歳(誕生日前)

橘「麦蒔がまだ7歳のときだ。俺はあの女の母親を囲ってた」
水田「つまり、24年前
橘「それから2年間、俺は女房のもとに、麦蒔が待つ家には帰らなかった」
というのだが、麦蒔が7歳のときには、橘勲と麦秋の母、由美子との関係は完全に切れているし、しかもそれは23年前である。24年前は、ちょうど永光正と由美子が入籍した年であり、すなわち橘と由美子の関係が切れた年であるはずなのである。
これは第7話の「つまり、君が3歳の時に君の両親は入籍し永光正が君を認知している」と同じような単純な設定ミスなのか、それとも、佐藤(永光)由美子の次の、橘勲の愛人がいて、その愛人に橘勲の子がいて、橘勲はその子と麦秋を勘違いしている、なんていうことはありえないよね。

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