【あまちゃん再検証】わざわざ北鉄で帰ればいい【第3回】

『あまちゃん』第3回。盛岡経由で東京に帰ろうとした春子を大吉が引き止め「わざわざ(北鉄で)来たんだから、わざわざ(北鉄で)帰ればいい」と言ったわけだが、実際の時刻表ではどうなるのか、という話である。


…とは言っても、結論は見えている。その日のうちには帰れない。
ところで、北三陸駅で春子を大吉が引き止めたのは何時頃だったのだろうか。
北三陸(久慈)に着いたのが、第1話で検証した通り10時46分であるが、それ以降の久慈発、盛岡行きのバスが、12時30分発、14時00分発、17時10分発とある。
もう日が傾いていたことから、17時10分の盛岡行きに乗るとして、
久慈(17:10発)-白樺号-(19:52着)盛岡(20:41発)-はやて32号-(23:08着)東京
しかし春子はこの便には乗れず、喫茶リアスで列車を待つことになる。
ドラマの設定では、北三陸17:20発、18:35発、19:28発(最終)
現実では、久慈17:15発、18:11発、19:25発、21:03発(最終)
となっている。
1本目の列車でもなんとか間に合ったであろうところ、2本目の列車も、3本目の列車(ドラマでは最終、現実ではもう一本ある)も春子は見送ってしまったのだ。
しかし、仮に久慈17時15分発の列車に乗れたとしても、
久慈(17:15発)-北リアス線-(18:47着)宮古(19:19発)-山田線-(20:44着)釜石(20:58発)-南リアス線-(21:46着)盛
となり、盛から先の大船渡線の列車はない
宮古からの山田線の盛岡方面最終は18時11分で間に合わないし、106急行バスの18時55分に乗車しても、盛岡着は21時00分で、盛岡発最終の「はやて32号」20時41分には間に合わない。
大吉は当然、北鉄からの連絡各線の時刻にも熟知しているだろう。東京にその日のうちに帰れないことを熟知した上で、春子を引き止めたわけだ。
ところで、ミス発見。はじまってから5分少し経過したところ、19時28分発の列車が出たあとに、喫茶リアスと北鉄の改札が映るカットがあるが、アナログ時計が7時26分になっている。大吉が「最近は弁当が売れたら帰るんだじゃ」と言っているあたり。

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