【IWGP】池袋ウエストゲートパークを振り返る ミカンの回【第3話】

さて、池袋ウエストゲートパークを振り返る記事、第3話『ミカンの回』である。


・横山、吉岡とマコトを連れて前回痛い目?にあったラーメン屋に行く。間髪を入れず「ラーメン油少なめ、めんバリ固味付け卵ニンニクダブル」吉岡「なんすかそれ」マコト「それ三つ」
・「豊島区立 池袋西口公園」の看板の上にもろに座っているマコト(真似しちゃダメだぞ
・サル初登場。「真島」マコト「誰?」サル「俺だよ。斉藤富士夫」マコト「分かんない」サル「中学で一緒だった」マコト「あ、あれ?サ、サルか!うわ超久しぶりお前げんき…」サル「サルって呼ぶな」マコト「怖わ」サル「ちょっと来い」
・羽沢組組長、少ないながらも印象的。女を侍らせて、マコトを見つめる。キングがいる。「彼が真島くん」組長「どれ(メガネをかけ直す)君が例の変態を押さえたというのは本当か」マコト「(首を傾げて)いやぁまあ」キング「そうです」組長、いきなり立ち上がり、机に両手をついて、「その力、うちの娘探すために貸してくれ(土下座して)頼む!金はいくらでもだす。だから、力を惜しまずに探してくれ!うううう」マコト「分かりました」組長「期限は、1週間だ」マコト「は?」組長「精一杯やってくれるな?」マコト「はい」組長「詳しい話は、氷高から聞いてくれ(腕時計を外しながら)。わしがいちゃあ、話しにくいこともあるだろう。おう、男同士の約束の証しだ(マコトの手に腕時計を持たせて)」
・羽沢組からの帰り道、マコトとキングのテンションの違い。マコト「何で?」キング「何が?」マコト「何がじゃねえよなんで俺なんだっつってんだよ」キング「だってマコちゃん最高じゃん。俺の周りで一番最高。一番頭いいし一番動ける」マコト「お前だからっておま…思いっきりこれ(イレズミジェスチャー)じゃねえかよ」キング「断る?」マコト「え?」キング「そんかわしマコちゃん(自分で断るって)言ってよね」マコト「え?分かった分かった、いいから。やるって」キング「もう頑張ってよ、リカちゃんのこともあって大変だとは思うけどさ」マコト「それはいいんだけどさ。ああめんどくせー」マコトが真島フルーツに帰ると、ヒカルが店の手伝いをしている。
・最後に姫が消えたリックス(コンビニ)に行くマコトとサル(ちなみに、ここのロケ地は松戸である。おそらく「池袋」設定で池袋から一番遠いロケ地)。たむろしているGボーイズに姫の写真を見せるが「早速なんだけどさ、人探し」Gボーイズ「お、いいす」ワッキー「お、優香だ」サル「違うよバカ良く見ろよ」ワッキー「分かってるよ」Gボーイズ「あ、こいつ」サル「知ってんのか」Gボーイズ1「やりたいねえ」サル「ンだとこら」Gボーイズ2「こないだ見ましたよ」サル「え?」Gボーイズ2「優香を」笑うGボーイズたち。サル「こんなクソガキどもが当てになんのかよ」マコト「まあまあ初日はこんなもんでしょ」と、向かいのマンションからマコトの顔に光が照らされる。
・裏ビデオ摘発の囮捜査をやっている後ろのコート姿の男。吉岡「あなた」コートを取ると、制服姿の浜口。浜口「いやぁ、お見事でした。吉岡警部」吉岡「よく来るの?」浜口「うん。よく来るの」吉岡「脳みそ見せろ」お辞儀をする浜口。頭突きをする吉岡。
・押収したビデオを検分する横山、吉岡、浜口。吉岡「なんてこった」浜口「いや、今のは女優が良くないな」吉岡「今の、演技か?」浜口「当たり前じゃないですか。ほんとにレイプしたら、それこそ犯罪っすよ」吉岡「何を信じていいやら」(下劣な内容のため処理させていただく)横山「さて(ビデオの山に手をやって)次は、どれいきましょうか」吉岡「そんな、署長自ら、自発的に…」横山「顔イジメ女子トイレ盗撮老人ものか。ずいぶん重たいものが残っちゃいましたね。ヘヘヘ…」(横山が手にしているビデオ『奈美、顔イジメ』『女子トイレ盗み撮り』『おじいちゃん私を犯して!』『近親相姦!おじいちゃんと孫十八才由美』『老人の魅力』)吉岡「世も末ですな」浜口「いいですか吉岡さん。変態は、今やトレンドなんですよ。吉岡さんみたいに、正常位ばっかりやってるっつうのは、珍しいんすから」吉岡「見たのか!お前おれがやってるところ見たのかよ!」横山「まあ今日は一応、レイプもの中心ってことにしておきましょうよ」吉岡「正常位は基本だよ」新しいビデオが映し出される。吉岡、浜口を見て「これも演技か?」浜口「だから…え?これほんとにやってる」
・リックスにこだわるマコト。マンションの武田久美子のポスターに気づく。
・酔っぱらったサルをキングの実家のサウナに連れて行くマコト。サル「サウナじゃないすか」フロントで寝てるテツ。マコト「おっさん!(フロントのテーブルを叩いて)おっさん!」テツ(後ろ向いて)「寝てねえよ!」マコト「こっちこっち」テツ「何だよマコトじゃねえかよ」マコト「あの二人なんだけどさ」テツ「入れ入れ。なんだチミは(サルを見て)」マコト「あ、俺の中学時代の同級生」テツ「じゃあ、中学生料金で入れ!」サル「どうも!」
・キングのマイブーム、トランペット、次の回に登場。
・サルをボウリング場に連れて行くマコト。カオル「あ、マコト君」マコト「よっ、来てる?」カオル「5番レーン」サル「何でボウリングなんだよ」マコト「久しぶり」横山「おうっ」横山、黒ぶちの眼鏡をかけている。マコト「あああの、この人ね、中古車屋のディーラーの横山さん」横山「そうっす。ディーラーの横山でーす(といいいながらボールを投げる)」マコト「情報が欲しいんだ(と姫の写真を横山に見せる)」横山「んーっ」マコト「何事件なんなきゃ動けないの?だから警察は当てになんないんだよ」サル、ボウルを投げる「一本残しちゃったよ」マコト「楽勝、楽勝」横山「いやいや大したもんだよ」横山「分かった。関連ありそうな情報は提供してやる」マコト「流石署長」横山「マコト君」マコト、横山を見る。横山、サルの投球に拍手して「相手はやくざだあんまり深入りするな」マコト「はーい」
・裏ビデオを見て股間に手をやっている吉岡。横山「先輩。中学生じゃないんだから」吉岡「あ、いや…」横山「どうですか製造元は分かりましたか」吉岡「ダメです。ラベルに書いてあった電話番号はみんなでたらめでした」横山「彼女の身元もまだ」横山顔ドアップ「これ以上こんなもんが世の中に出回ってもらっちゃ困る…先輩」吉岡「はい」横山「電気、消しましょうか」そこに桜井が入ってくる「被害者の居所が分かりました」吉岡「なぬ?」桜井「匿名のビデオマニアからのタレコミで、この女によく似た女が、入院してるそうです」
・中学の卒業アルバムをサルに頼むマコト。マコトの名前が「真島マコト」なのは突っ込みどころか。
・和範の中学時代の同級生、と言って訪室するマコト。母親役は「ごちそうさん」で話題だったところのキムラ緑子さん。
・和範の部屋のドアの前にやって来たマコト「和範。俺マコト。真島マコト。覚えてっかな。果物屋のマコト(耳をつけたりする)あのーバスケ部の部室でさ、一緒にエロ本読んだじゃん。お前さ、窓に武田久美子のポスター貼ってんべ。あれでちょっとピンと来てさあ。お前さ。俺が武田久美子の袋とじ開けたらさ、烈火の如く怒りやがってよ。あ、あの本俺、まだ返してなかったよね。今度持ってくるわ」武田久美子で引きこもりの心を溶かすというのは、クドカンらしいところである。
・トイレの「大」の方でGボーイズの2人と薬の取引をするドーベルマン山井。「もしサツにパクられたら、タカシから買ったって言え」トイレから出て…
・翌日も和範を訪室するマコト「この前言ってた本。遅くなってごめんな(懐かしの『スコラ』)あと、それから、これは俺からの差し入れ(『ビデオ・ザ・ワールド』(AV専門誌))。こういうのはさ、母ちゃんに頼むわけに行かないからな。(反応を伺うマコト)じゃまた明日来るわ。
・真島フルーツに横山が来ている。バナナをむいてやっているリツコ「すいません、こんなものしかなくて」横山「ああ、おかまいなく」リツコ「横山さんは、動物占いだと何?」横山「?干支は亥ですが」渡辺謙は1959年、亥年生まれ。リツコ「キャー怖い。猪突猛進?」
・「羽沢組」はドラマでは「はねざわぐみ」と読まれているのだが、一ヶ所だけ原作通り「うざわぐみ」と読まれている。
・マコトが姫のレイプビデオを、サルが姫の生爪を発見した場所のロケ地は恐らくケイゾク10話の「どきません」トンネル(知らないか)。
・ボウリングでガーター連発の横山に「溝を転がすゲームだったらあんたチャンピオンだよ」
・和範が真島フルーツの前までやってくる。真島フルーツのある住所「池袋西4-20」池袋西という住所はない。というか、その後ろに本来の「東池袋4丁目19」の住居表示が写っている。ちなみに再開発で東池袋4丁目は18の次が22になっており、東池袋4丁目19は消滅した。

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