【SPEC】当麻紗綾が2006年に司法試験に合格したことになっている件

当麻紗綾が2006年に司法試験に合格したことになっている件を検証する。


この経歴は『SPEC公式解体新書』や『SPEC 全記録集』に記載されているオフィシャルなものだが、映像上は出て来ない、設定だけのもの。
まずそもそも、当麻に司法試験の受験資格があるか、ということ。
2006年は旧司法試験と新司法試験の端境期。新司法試験は、法科大学院を卒業しないと受験できないことから、京大理学部在学中の当麻には新司法試験の受験資格はない。
一方、旧司法試験だが、第一次試験と第二次試験があって、世間一般に「司法試験」と呼ばれていたのは第二次試験のことである。大学の二年次を修了すると、第一次試験が免除される。当麻は2004年入学なのでこの要件は満たしている。というか最短コースである。
しかし、果たして当麻が司法試験に合格したか、と言う点には疑問が残る。法学部ではなく理学部出身であり、刑事に着任後も「犯罪ですか、何罪ですか」に代表される、法律の知識に乏しい発言を時折している。
架空の経歴ではないか。
ではなぜ、架空の経歴を作らなければならなかったのか。誰がその経歴を作り上げたのだろうか。
国家公務員になるには、まず人事院の国家公務員試験を受ける必要がある。公務員試験と言えば、理学部出身の当麻が好きそうな「数的処理」が一般教養の必須科目。話は横道にそれるが、最初のトリック劇場版で「笑い鬼」と「泣き鬼」を当てる問題が数的処理のうちの「判断推理」と呼ばれる問題の典型例だ。加えて、今の国家公務員総合職試験、当時の国家公務員I種試験は、刑法は選択科目なので、当麻なら人事院の採用試験は通りそうな気がする。
しかし、人事院の試験を通ったとしても、各省庁で実施している面接選考を経ないと、採用はされない。つまり、警察庁の選考を受ける必要がある。
ところで、未詳が設立されたとき、当麻を送り込んだのは当時公安部参事官をしていた柴田純であるが、採用のときも当麻をねじ込むべく画策したのではないか。警察庁長官官房人事課あたりにいたりして。
で、技官(科学警察研究所の職員)でもないのに理学部卒業という経歴を警察庁の上の方の連中が怪しまないように、柴田が履歴書に書き加えたのが、2006年司法試験合格、の一文ではないか。
あー、プロデューサーでもないのに柴田や当麻の経歴をいじるな、と言われそう。

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