【SPEC】SPEC 〜零 〜結(その34)「劇場版SPEC~天~」「劇場版SPEC~結~漸ノ篇」イッキミ上映会&トークショー

少し遅くなったが、『SPEC〜結〜漸ノ篇』の公開前日から当日にかけて、『劇場版SPEC~天~』と『劇場版SPEC~結~漸ノ篇』を連続上映するイッキミ上映会が行われ、それにあわせて堤幸彦監督、植田博樹プロデューサー、今井夏木プロデューサーによるトークショーが行われた。
このブログを見に来るような深いファンの方には耳タコな内容もあるだろうが、面白いところをピックアップしていく。
・当麻が半紙を破ってばらまくのと、キャリーカートを引いているのは、堤監督のアイデア。キャリーカートの取っ手の部分は、にのまえが足を引っかけるということで採用した。植田Pが、「時間が止まっているだけで彼は自由に動けるので、足は引っ掛からないです」と10回ぐらい提案しても、「いや、引っ掛かる」と堤監督に言われた。神木くんにも「足引っ掛かるのおかしくないですか?」と質問されたにもかかわらず、堤監督が「俺はこれがやりたくて『SPEC』やっているんだ! 神木くんにこんな裏切られ方するなんて、俺は悔しい」と言った。
・『天』は最初暗い話を考えていたら、東宝の島谷能成社長から「植田ちゃん、パーッといってや」と言われて、「じゃあ、パーッといきますか」ということで、堤監督が「じゃあ、銀ダコでも出すか」と提案してめった打ちにされた。「植田ちゃん、やっぱり『SPEC』は暗い客層やな」と島谷社長から言われて、公開後に言わないでほしいと思った。銀ダコはそういういきさつがあったのか。
・『QUIZ』(2000年、今井プロデューサーがチーフディレクターをやった作品)で小学生の犯人役をやった神木くんを、ピュアな青年の犯人役で、同じキャストでやるのはどうかなと思ったが、結果的には良かった。
・CGは海外にアウトソーシングしている。シンガポールの方がいる。
・SPECの始まりは、あるドラマ(『愛なんていらねえよ、夏』)が視聴率的に敗北しかけて、(植田Pと堤Dの)二人で「どうしようか」と熱海の温泉に行ったところ。
露天風呂に二人で入って、二人とも素っ裸で露天風呂の端に立ち、「よし、『ケイゾク』をやろう」と決めた。
しかし、主演の二人に断られてしまい、「ケイゾク2」という仮タイトルで「SPEC」は始まった。
・『零』のディレクターズカット版では、オンエアされなかった部分が40分収録されている。
堤監督はお気に入りのギャグは絶対に切らない。でも謎は切った。
謎は切ってもギャグ切るな。
みかんが道に飛び散るシーンはちょっとやりすぎた。

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