SPEC 零 小ネタ&突っ込み&放送版とBD/DVD版の違い(前編)

10月30日に発売された『SPEC 零』のBD/DVDディレクターズカット版について、放送版との違いを検証しつつ、突っ込みを入れてみた。
BD/DVD版で追加された部分は、※をつけたり、※〜※で囲っている。
逆に、カットされた部分は、△をつけたり、△〜△で囲っている。
2時間スペシャルなので、分割する。これはその前編(長くなりすぎたので、一部を中編に移動した)。
△戸田恵梨香、加瀬亮の挨拶
【航行する飛行機】
野々村の声「雅ちゃん、君は信じないかもしれないが、この歴史の終わりは、この歴史が始まったときには既に決まっていたんだ。それは、全ての生き物のDNAに」
爆発する飛行機。エンブラエル170で、ロゴは「JAE」になっているが、JALの「サンアーク」塗装をモデルにしていると思われる。JALがエンブラエル170を導入したのは、2009年2月で、国内線用。
野々村の声「テロメアが生まれつき備わっているようにね。それが、我々人類に分かったのは、今からわずか十数年前のことだった」
画面が止まって飛行機のポートサイドからスターボードサイドに構図が変わる。
野々村の声「そして、その証拠を握ったキーマンと、その家族が殺された」
炎上して飛び去って行く飛行機
野々村の声「※今からちょうど10年前、※9月11日のことだった」
2003年9月11日
【当麻高校時代、教室】
掲示 おれおれ詐欺に注意
※藤井「この新しい記号Lを使って」
掲示 1日の始まりは元気で明るいゲッツから
※藤井「上の公式を書き換えると」
掲示は小ネタの嵐 SARS注意 GOOD LUCK(GOOD LUCK!!はTBS2003年1月期の連続ドラマ)ぶっちゃけ ぶっちゃけ クラス目標「切磋琢磨」の隣に手書きで「私立禁止」
藤井「※L(fg)=L(f)+L(g)になる。これは積が和に変わるっちゅうことだから(上着を直して咳払いする藤井)※…ちゅうことだから、実はこれ対数の公式と同じ形だ。だから上のL(h)はhの対数微分と呼ばれている。※直接対数の微分を使ってこのようにかけることが分かっている※
居眠りする当麻
藤井「じゃあ、本当にそうなっているかどうか、お前ら自分で計算してこの公式確かめろ」
問題を解き始める当麻以外の生徒。教室の後ろの黒板「三睡早慶 一睡東大」
当麻が寝ているのに注目する藤井。木刀で当麻を叩く。当麻の鼻から鼻血。
藤井「死んだか?※死んでしまったのか?※
起き上がる当麻
当麻「すみません。分かりません」鼻の穴にちり紙をつめる当麻
藤井「分かった。当麻にはこの問題、簡単すぎたか」
当麻、窓の外を見て「青だ。空中で赤が吸収された残りの青だ」
藤井「当麻、ABC予想について者どもに説明してみよ」
立ち上がる当麻「ういっす。てか説明?(右の鼻の穴の詰め物が飛ぶ)証明?」
※藤井「しょ、証明?」
※藤井「できるものならやってみれ!」
※当麻「ういっす、じゃあ、証明の方書けばいいっすね」
※当麻、黒板の方に歩いて行き、数式の書かれた紙をはがす。

当麻、チョークを取って「♪なんでだろう、なんでだろう」と歌いながら黒板に数式を書く。
藤井「証明なんてできるわけねえ…だろ」
当麻、左手を「なんでだろう」の形に動かしている。
当麻「Q.E.D.(テロップ Quod Erat Demonstrandum △証明終了△ 右の鼻の穴の詰め物が飛ぶ)」
※藤井「証明…終了?」
女生徒「やっぱ天才、すげえ」
男生徒「駿台模試日本一、はんぱねえ」
当麻、右手の指を動かしている
※男生徒「負けだ」
教頭、ドアを開けて入ってくる「当麻君!すぐ帰りなさい」
当麻「え?」
※教頭「…」
※当麻「まさかおばあさまが!?」
※教頭「あ、いや…そうじゃなくてご家族が乗った飛行機が…」

【当麻の家】
テレビ画面
CCBC NEWS オーストラリア ウーメラ砂漠に飛行機墜落 邦人3名含む75名 生存は絶望的か
JAE空輸123便 スカイバード10MA機
ウーメラ砂漠上空にて原因不明の空中爆発
アナウンサー「※地元の複数のメディアは航空当局の話として、※ウーメラ砂漠上空で爆発し墜落した機体はJAE空輸の123便だと伝えています」
当麻「嘘でしょ」
アナウンサー「詳しい状況は分かっていませんが、現在のところ、乗員乗客…」
当麻「…なわけないよね」
動揺する当麻葉子「いや…やめ…いやあ。※いやーだー」机をひっくり返す。※
※当麻に抱きつく葉子「あああっ、ああ、陽太」障子を叩く。
※葉子「ああ、ああー流夏さん」日めくりカレンダーを放り投げる。
※当麻に抱きつく葉子「ああっ、紗綾、ああー…」
※葉子「ああ、あああー」仏壇の鈴を何度も鳴らす。

【警視庁?トイレ】
新聞を見る野々村。「mpd」バッヂをつけているが、所属は不明。
「毎々新聞」トップ記事、「オーストラリア、ウーメラ砂漠で飛行機事故」
「邦人三人を含む全員死亡 三人は旅行中」
※ダーウィン国際航空発タスマニア島行きJAE空輸、らしいのだが、記事の別の場所で、「タスマニア空輸機事故対策本部」という文字も。
※新聞記事、事故を起こした「スカイバード10MA機」について詳しく解説する文章。「2002年に登場した約80人乗りの大型旅客機」とあり、やはりエンブラエル170。80人乗りは小型旅客機だけど(笑)また、事故現場の地図。

墜落した機体。
死亡した日本人を確認する野々村。当麻天、当麻流夏、当麻陽太。当麻流夏は元日本テレビの女子アナウンサーで、結婚を機に引退。
当麻天、当麻流夏のアップ
当麻陽太のアップ
考え込む野々村
※(ノック)
※野々村「はい、今出ます」新聞をしまって、水を流す野々村「ああ…」

【橋の下】
三毛猫が餌を食べている。
それを見つめる当麻。制服の上にジャージ。
(回想)
猫にミルクをやっている陽太
当麻「陽太!ミルクあげない!」
陽太「うるさや〜」
※当麻「ケツ向けんなコラァッ」
※子ども達が陽太を取り囲んでいる
※子ども達「陽太、陽太」
※当麻「オラッおめえら!」
※陽太「助けて、姉ちゃーん!」
※当麻「一列に並べ!」
※子ども達、一列に並ぶ
※当麻「名前言え」
※下を向く子ども達
※当麻「言えっつってんだろ、コラァッ」
※逃げて行く子ども達「わああーっ」
※陽太、当麻に抱きつく
※陽太の頭をなでる当麻

《炎上する飛行機の機内》
陽太「助けて、姉ちゃん、わああーっ!」

三毛猫が餌を食べている。
当麻「※虫の知らせがあるなんて嘘だね。私が何も気づかないうちに、※お前に餌をくれてた陽太は地獄の苦しみの中で死んでった。なのにあたしは…」涙を流す当麻。後ろから声が聞こえる。
近藤「当麻紗綾さんでしょうか?」振り返る当麻「誰?」
警察手帳を見せる近藤。「警部」に昇進している。
近藤「警視庁の者ですが」
当麻「だから、何?」
近藤「うわぁ」警察手帳をしまう。「あなたのお父さん、お母さん、陽太君は…」
当麻「なーに!」
近藤「殺された可能性が高いです」
当麻「殺された?」
近藤「はい」
当麻、近藤に近づいて「誰に?」
近藤「SPECを持つ者たちに、です」
当麻「SPEC?」当麻、近藤の首根っこをつかむ。
近藤「痛い」
当麻「なんだそれ?」
(タイトルバック)
△黒バックに「SPEC 零」の文字
※SPECのロゴに、「結」「天」「翔」「起」のロゴが現れ、最後に「零」が現れる。
【東京 空撮】
「それから6年ちょいちょい時は過ぎ—」
工事途中のスカイツリー(こんな映像用意していたんだ)
※【空港】
空港に降り立つ飛行機のギア
空港に降りた飛行機。ANAのボーイング747

【東京 国会議事堂付近の空撮】
2009年
警視庁の屋上
警視庁の俯瞰
【警視庁 公安部長室前】
頭を下げる近藤。ノックして、「弐係の近藤です。入りまーす」
野々村が出てくる「おほっ、おう」
近藤「野々村元係長待遇」
野々村「ああ」
近藤「今日は?」
野々村「ええ、お偉いさんに突然呼ばれてさ、やれやれだよ」
近藤「未詳ですね。野々村元係長待遇にしか勤まらない仕事だと、僕も思います。柴田くんも考え抜いての人選ですよ」
野々村「真山くんは殉職だったそうだね。※その理由も聞かされたよ。今さら断れん※
近藤「(小声で)敵は、この中にもいたようです。※無念です※
野々村「最後の御奉公だな。しかし、老人には荷が重いよ」
去っていく野々村に敬礼する近藤
近藤「こんどうこそ入ります」△『ケイゾク』のテーマ曲。△扉を開けると、何やら見たことのある襟に飾りのついた茶色のマフラーと、長いマフラー。
近藤「あ、また床に寝ておられ」…柴田!
【SITの戦闘】
建物に立てこもるマフィアと、それを襲撃するSITのあいだで銃撃戦
※車内から発砲するSIT
※車を降りて建物に近づくSIT隊員たち
入山隊長、車から出てくる
入山「チャーリー、ブラボー、速やかに制圧せよ」
左肩に銃弾を受ける入山
柳岡副隊長「隊長」
瀬文「隊長!」
瀬文「援護しろ」
厚木(という役名らしい)「はい」
入山隊長のところに駆け寄る瀬文
瀬文「隊長!」
入山「瀬文、代わりに指揮をとれ」
柳岡「…」
瀬文「しかし、副隊長が…」
入山、瀬文の胸ぐらをつかんで「命令だ!」
柳岡「…」
瀬文「はい」
瀬文を突き飛ばす入山
瀬文「入山隊長に代わり瀬文、指揮をとります!ブラボー3時の方向から。チャーリーは9時の方向。アルファは正面から奇襲をかけ、相手が動揺したら突入!いいな!」
一同「おう!」
瀬文「ゴーゴーゴーゴーゴー!」
建物に乗り移り、奇襲をかけるSIT達
瀬文「奇襲!」
混乱するマフィアたち「ボス逃げて」
ボスに拳銃を向ける瀬文
ボス「殺さないでくれ。金ならやるから」
瀬文「動くな!(無線に向かって)作戦終了!」
※連行されて行くマフィアたち
※入山「瀬文、よくやった」
※瀬文「ありがとうございます」
※厚木「さすが瀬文さん(瀬文の手を取って)お疲れさまです」
※瀬文の肩を叩くSIT隊員たち。その輪から離れる柳岡。

【成田空港第1ターミナル】
・飛行機クルー
・外国人旅行客
・3人連れ旅行客
・座っている8人ぐらいの客
・外国人(イスラム系)の客の中に混じって、野々村、紙を見ている。
野々村「当麻紗綾 年齢23歳(紙のメモを読みながら)京大理学部出身。アメリカのFBIで本物のX-FILEを研究 餃子好き。見ればすぐ判ると思います。こんな感じ(何とも言えないイラストが描いてある)全然分からないよ、相変わらずだね、柴田君も」
赤いスーツ上下に赤ハット、赤いキャリーを下げた当麻が歩いてくる。
野々村、当麻を見て「ああいうケバい子だったらやだよね」
地居「紗綾、当麻紗綾、オーマイハニー、マイハニー、紗綾」抱きしめようとするが回避される。
当麻「※てか※なれなれしい」
地居「※何で。てか※それが空港に迎えにきた彼氏に言う言葉?」
当麻「彼氏じゃねえし。頼んでねえし。てか先週までニューヨークにストーカーに来てたし」
地居「ハハハハッ。嬉しいくせに」当麻の右肩を左手でポン。
当麻、地居の手を払いのけて「マジうざ、※うざ、うざ、うざ、うざ〜っ!※
野々村「うざいよねえ。あっ、あなた、当麻さん?」
当麻「誰すか?」
野々村「あっ、野々村です。警視庁公安部(当麻、目を見開く)公安第五課未詳事件特別対策係、係長、野々村光太郎です」
当麻、敬礼「※FBIの研修を終えて警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係に着任します、※当麻紗綾です」
野々村、軽く頭を下げて「では、ひとまず未詳のほうへご足労願えますかな?」
当麻「というと、殺人事件ですか?」
野々村「あ、いや、まあ、その、何ですな…そういう…」
当麻「いやぁ~ん、だいこうぶちゅぅ」キス顔
野々村「だん みつぅ?」檀蜜は2009年には檀蜜という芸名を使ってません。
※当麻「ということで、去ね。ジョ」
※野々村「いや…まあまあ、あの〜、バスで東京へ出ましょう。それから、地下鉄でご案内いたします。はい。え〜地下鉄は半蔵門線のね…」TCATから水天宮前か。

【警視庁前】
有楽町線桜田門駅出入口から出てくる野々村と当麻。
まっすぐ進もうとする当麻を呼び止める野々村「ああ〜こ…こっちこっち、こっち」
警視庁入口。守衛に敬礼して入ろうとする当麻。そのまま進もうとする野々村「あ、あ、あ…当麻君、こっちこっち」
当麻「えっ」
野々村「こっち」
野々村、守衛に敬礼して「ご苦労様です」
※当麻「えっ」
さらに警視庁外周を進む野々村と当麻
※当麻「えっ」
警視庁外周を進む野々村と当麻
※当麻「ええ?」
警視庁外周を進む野々村と当麻
野々村、別の入口を指差して「こっちのほうが近いんだ」
※当麻「え?」
資材搬入口のようなところに来た野々村と当麻
後ろを確認して、野々村、暗証番号を入れる…と思いきや、パソコンのテンキーパッドがかぶさっているだけだった(笑)外して、出入り口を開ける。※当麻に、入れ、入れの身振り。
当麻「ああっ」ヒュー、落下する。
野々村、キーパッドを元に戻して、中に入ると「ああっ」ヒュー、落下する。※

【地下通路】
外務省→
法務省→
←首相官邸
実際の警視庁と外務省、法務省、首相官邸の位置関係とこの看板はおかしい、などと突っ込みをいれるのは野暮というものだろうか。
警視庁と法務省は隣接しているが、さらに隣に位置するのは検察庁・公安調査庁だ。外務省は法務省と反対、総務省をはさんだ先にある。
首相官邸は外務省のずっと先にある。
・地下通路を歩いて行く野々村、当麻
当麻、看板を見て「んん?」
野々村「あ、これ、これ、これ(当麻の身分証?を渡す)※うん※
※看板の隣のドアを開ける。未詳、と書かれている。
※野々村「はい、はい」

階段を下りて行く野々村と当麻
階段を下りて行く「B5」「B16」
△(提供コール)
機械室のようなところを歩く野々村と当麻
ダクトのある部屋
野々村「ああ、頭、頭ねっ」
野々村、ドアのハンドルを回す「ううっ」
リフトのある部屋
当麻「おお、この秘密基地感、盛り上がるぅ」
リフトに乗る野々村と当麻
リフトを上げる野々村
※リフトにかんでいたガムをくっつける当麻
※ガムのアップ

【未詳】
リフトからおりる野々村「ここが地下21.5階、(自転車、地デジTV)秘密裏に創設された我々の城(警察スローガン、行事予定表、12月1日、成田送迎日、以外空白)警視庁公安部、(リフトをおりかける当麻)公安第五課(不要物品の山)、未詳事件特別対策係だよ〜」
当麻、あたりを見回して「てかただの倉庫やん」
野々村「いやぁ…」
当麻「で、事件って何すか?」
野々村「※あっ、※ひと息ついたら?※急ぐ必要もないし。※今お茶でも」
柿ピーを瓶から取り出す野々村。その隣には金魚。
当麻「事件ってこれすか?」
事件の報告書を見ている当麻。
野々村「えっ、あっ、先におち(ゃ)…」
「写真撮影報告書」報告者は調布警察署の警部補「影山広伸」影山ヒロノブじゃないですか(笑)
・死亡者 入光 芳恵(48)
・死亡者 極西 渡(41)
・死亡者 カーレン・ケレシ(48)
・死亡者 三丼 吉國(56)
当麻「ほっほー」
・死亡者 アジム・ハーシル・ミッタル(45)
現場写真に置かれているプレートが数字でなくて麻雀牌になってる(笑)
野々村「ほっほーって?」
当麻「被害者全員、某石油系メジャーの幹部達じゃないすか」同じマークのアクセサリーをつけている。
野々村「何で分かるの?」
当麻「えっ?名前見りゃ分かるっしょ」
野々村「はー、IQ201の人は違うねぇ」
当麻「SPEC HOLDERにかかわる事件すか?」
野々村「…なあに?それ」
当麻「チッ…人間の脳は10パーセントしか使われていない。残り90パーセントにどんな能力が秘められているのかまだ分かっていません。※いずれ、人類の進化にあわせて残りの脳の領域が目覚めて行くはず、※てかすでにその脳の潜在能力、つまりSPECに目覚めた人間達がいると断定されていますよね、世界の権力者の皆さんは」
野々村「いやあ〜」
当麻「そしてSPECを持ついわゆるSPEC HOLDER達はオイルやレアメタルのごとくヒューマンリソースとして資金力豊かな国家とか大資本、あるいは宗教勢力に次々と確保されている。その奪い合いが水面下で堂々と行われているっつうことでしょ」
野々村「まあ、そんな噂も…」
当麻「すっとぼける気すか!?んじゃこの未詳ってのは何のためにあるんすか!」
野々村「当麻君が学んだアメリカがどうかは知らないが日本ではSPECだ、超能力だって言っても(指を上に立てて)うちの上の方がなかなか…」
当麻「ふーん、さすが古狸」
野々村「いずれにせよ、今の法制度の中では(当麻が耳の辺りをいじっている)万が一本当に超能力者がいるとしてその犯罪には対応できないんだ。(爪の匂いをかぐ当麻)我が国は罪刑法定主義といってね、法律で定められた要件を満たしてないと、どんな犯罪も立件できない」
当麻「だから?」
野々村「※んーだから、昔の未解決事件とかの被害者のクレームを受け付けるのが捜査一課弐係の仕事なら、僕らの仕事は※宇宙人に誘拐されたとか超能力で呪い殺されたとか(金魚を見つめる野々村)ちょっと頭のおかしいクレーマーを相手にするのが(金魚に餌をやる野々村)僕らの仕事で※ね、というか、解決しようがないし※
当麻「建前はいいすからそっちの資料を見せてくださいよ。解剖所見とかあるんでしょ?」
野々村「あっ、これね。結果は全員、心臓麻痺」
当麻「(資料を見ながら)こんな働き盛りの石油系メジャーの幹部達5人全員がこの3週間の間にたまたまそろって心臓麻痺って、※ハハッ、※そんな都合のいい話で片付ける気ですか?むちゃくちゃだな」
野々村「そう?だってかわいい子を見て心臓麻痺を起こす人もいれば※ゴキブリを見て心臓麻痺を起こす人もいるし、※うまいものを食い過ぎて心臓麻痺を起こす人もいるよ!」
当麻「ガッ!(目を見張って天井を見上げる)(裏返った声で)高まる、マルコメ、コメ兵!」
野々村「えっ?」
当麻「※な〜んすか、これ、※心臓が手のひらで握りつぶされたあとがありますよ。※んで心臓麻痺を起こして死んだ※
野々村「いやいや、だけどね、外見には何の傷もないんだよ。手で握りつぶすなんてあり得ないでしょ〜、※錯覚、錯覚※
当麻「あり得ますよ。可能性としては……心霊手術とか、念動力とか」
野々村「ああ、あったあった、昭和時代にさ、心霊手術っつって」
ビデオ画像「ブリ爺さん 超念動気功術」ブリ爺さん、復活!
野々村「おなかにズブズブって手を入れて悪いところを取り出して手術するって、※あれさ、※おなかの表面は傷ひとつないっていうのが不思議だったんだよね。あれ?」
当麻「行っちきまーす」リフトを下ろしている当麻
野々村「えっ、どこへ?待って待って※、ああ、つった。こむら返り(足痛そうに歩く野々村)あ…何でつる、トシでつる、おお〜ビタミン不足か、あっ待った!※
【警視庁・廊下】
当麻がつぶやきながら歩いてくる。手前に「相棒募集中」「矢部分室」の表札。
※当麻「死体どこ、死体どこ…」
※野々村「いや、ねえ、どこ行くの?」
※当麻「死体どこ」脇にそれる
※野々村「こっち、こっち、こっち」
※当麻「ああ?」
※野々村「こっち」
※当麻「ねえ、どこすか?」
※野々村「こっち、こっち」
※当麻「死体、死体」
※(警官が何人か出てくる)
※野々村「はいはい」
当麻「死体」
野々村「はい」
当麻「死体どこ?死体、死体、死体」
野々村「はい」
先から入山と瀬文が出てくる。二人にぶつかる当麻
当麻「うわっ」
野々村「あっ、あ〜すいません、あっ」
当麻「死体はどこ?死体、死体」去って行く当麻と追いかける野々村
瀬文「何ですか?あいつら」
入山「ああ、下の下の下の下の下にエイリアンだの超能力だの、変なクレーム処理係が数日前に出来たらしい。税金の無駄遣いだ!」
瀬文「はっ」
※野々村「あれ?どこ行くの?」
※当麻、廊下の曲がり角から顔を出して、「何だこのヤロー、SHIT!」
※野々村「すいません。あ…つった!」
※歩いて行く入山と瀬文

【死体安置所】
並んでいる2人の石油メジャーの幹部
当麻がマグライトで死体を調べている。
野々村「いつ来てもいやなとこだねえ。どうして電気つけないの?」
当麻「うおおっ」
野々村「ああっ」
当麻「凄いことが分かりましたよ。念動力殺人の線は消えました」
野々村「何で?」
当麻「ほらここ」
被害者の指先
野々村「え?」
当麻「爪の根元にこれだけのあざが残っている。つまりSPEC HOLDERは生きている被害者の肉体に直接手を突っ込み相手の苦しむ姿を間近で楽しみながら殺した」
イメージ映像。青のタイツの犯人、頭はカメラ。被害者、頭はパトライト。NO MORE 映画泥棒?
被害者の体内に手を突っ込み、心臓をつかむイメージ。パトライトが回る。
当麻「必死に抵抗し、相手の腕や床などをつかんで逃げようとして爪の根元にうっ血痕が残った」
倒れる被害者、パトライトが消える。
犯人「ナハ、ナハナハ、※ナハ、ナハナハ、コマネ…※」堤監督の声?
当麻「SPECの特性もあるでしょうが、まっ、犯人は快楽殺人犯ですな」
野々村「…」
当麻「ウッヘヘ、高まる!」
野々村「ううう…犯人分かっちゃったんですけど。スパーン!犯人はボクサー崩れのSPEC HOLDERだ。だったら、相手の体がデカくても心臓に向かって拳を打ち込むことは可能。ギャラクティカマグナム!(野々村が手に持っていたローソクが崩れて一本がスーツに着火)アチ、アチ…」
当麻「むしろスペシャルローリングサンダーじゃね?」
野々村「うん?」
当麻、高速パンチ(リングにかけろ)
野々村「それはともかく、犯人はボクサーなどの拳闘家じゃないかね。これ、名推理かも、スパーン!」
当麻「さすがゴリさん、行っちきまーす」
野々村「えっ、どこへ?(死体安置所を出て行く当麻)※あっ、あ〜、一人にしないでよ〜、あっ、当麻君!※
【警視庁広間】
※広間に入ってくる入山と瀬文。他のSIT隊員が整列している。その中に入る二人
入山「敬礼!(頭を下げる一同)直れ!(頭を上げる一同)
信国「瀬文焚流」
瀬文、入山を見る「はいっ」
信国の前に出る瀬文
信国「本日付で警視庁捜査一課特殊犯捜査係、SIT丙隊隊長を任命する」
瀬文「はっ」※(辞令を受け取る)※
※信国「柳岡敦」
※柳岡「はっ」

信国「※突然だが入山君が本日、名誉の負傷で隊長職を勇退された。※柳岡君、君の方が年次が上だが副隊長として、瀬文君を引き続きサポートしてやってくれ」
柳岡「はっ」
瀬文「折角ではありま※すが…※
信国「君の活躍はさぞや父上も喜んでおられるだろう」
入山「我々も親代わりとして誇らしいぞ」
※【警視庁廊下】
歩いている瀬文
《瀬文の高校》
※太鼓を叩く瀬文
1990年
道着姿の瀬文
瀬文・高校時代 のテロップ
※瓦を割るまでのシーンがディレクターズカットでは長い
瀬文「大山倍達先生!」で瓦を割ろうとする、が、割れない。
瀬文「イッター!」
瀬文の先生が入ってくる「瀬文!すぐうちへ帰れ。※お父さんがな…※
《瀬文の父の葬儀》
(読経)
入山ら警察関係者が焼香している。
瀬文、遺影を抱えている。女装した加瀬亮?(笑)
入山「お父様はその店員の女性をかばって強盗の刃を満身に受けながらも粘りに粘って手錠をかけたんだ。立派な最期だった。これからは我々を家族だと思って頼りにして※くれ※
瀬文「仕事で命を落とすなんて、バカな親父だ」
入山の表情が変わる「きさんっ!」(博多弁)
瀬文を殴る入山「オラ、コラァッ!」
瀬文倒れる。
入山「謝れ!俺の親父に謝れ!」
瀬文「バカか!死んだのは俺の親父だろうが!」
入山「SITにとって仲間は家族以上の存在だ。隊長は実の父親以上だ!いくら実息とはいえ親父のことをバカにするとは許せん。謝れ!俺の親父に謝れ!」
瀬文「うるせえっ、謝らねえ!」入山につかみかかる瀬文
入山「何だと!謝らんか!」
瀬文「謝らねえ!」
入山「謝れ!謝れ!※謝れ!※

【警視庁廊下】
たたずんでいる瀬文
《志村の葬儀》
2002年
すすり泣く志村
焼香する瀬文
瀬文「これからは、俺を家族だと思って頼りにしてくれ」
志村・高校生 のテロップ
美鈴・中学生…… のテロップ

※【警視庁廊下】
たたずんでいる瀬文
振り返って歩き出す瀬文

《警視庁更衣室》
志村が着替えている
瀬文「志村!」
志村「はっ!」
志村にSITの隊員服を投げてよこす瀬文
瀬文「荷物をまとめろ。人事が出た。今日からお前は俺の部下だ」
志村「本当に、自分がSITに?」
瀬文「異議があるのか?」
志村、首を振って「異議ありません。よろしくお願いします!」
※出て行く瀬文に、敬礼する志村
※志村「SIT…SIT…SIT!!」

【「Snail」ビル前】
にのまえが、4人の男(スーツにサングラス)に囲まれて歩いてビルに入って行く。
※ホールから、エレベーターにのる。
【エレベーター】
※階数ボタンの上の「MUTUBISHI」ロゴにカードでタッチする。サングラスの男
※ボタン「1」「10」「3」「41」「26」「29」「49」「42」とタッチする
※にのまえ「イイオッサンヨイフロ ニクヨクシニ」
※階数ボタンが全て青く光り、「49」「50」が白く光る

エレベーターが上昇する
【ディアブロの部屋】
ディアブロ「本当にこんなガキに頼るしかないのか」
モニターにうつるにのまえの顔
【エレベーター】
エレベーターが上昇する
階数表示の「49」「50」が同時に表示される
エレベーターから出るスーツの男
高岡(っていう役名なのか)「お入りください」
エレベーターを出て、ディアブロの部屋に向かうにのまえ
【ディアブロの部屋】
モニターに各国の株価レート
高岡「お連れしました」
にのまえ「あんたがディアブロ?」
※ディアブロ「マイネームイズ ディアブロ。ナイストゥミーチュー」
※にのまえ「日本人でしょ。普通にしようよ」
※高岡「おい!口のききかたに気をつけ…」

ディアブロ※、高岡を殴る※※よいしょー!ハハハハ。噂通り愉快なお方だ。※我々はあなたの希望通りあなたの日本での生活を保証します。ほかにもリクエストがあれば何なりと彼に申し付けてください」ディアブロが手を差し伸べると、フードを被った男が頭を下げている。
にのまえ「それで?僕の仕事は?久しぶりの日本だからさ、早く学校とアニメイトに行きたいんだよね〜」
ディアブロ「心霊手術って知ってますか?」
にのまえ「来る途中に聞いたよ。で、そのSPEC HOLDERをつかまえてくればいい?殺せばいい?」
ディアブロ「どちらでも。我々にとってはどこの何者かも分からん強敵なんです」
にのまえ「は?こんなにオッサン達がいっぱいいるのにそんなこともできないの?ハハハッ、ウケる」
にのまえにつかみかかろうとする高岡。別の男に押さえられる。
にのまえ「何その態度」赤マジックペンを取り出すにのまえ
高岡達の顔に赤いキリトリセンが書かれている。
ディアブロ「何だお前ら、顔に赤い線が…」
ディアブロの顔にも赤い線が書かれている。
お互いの顔を見る男たち。
※高岡「ボスこそ」
※ディアブロ「え?(鏡?を見る)はあっ」

他の男たちもお互いの顔を見る。
にのまえ「切り取り線だよ。次に僕に逆らったらその切り取り線にそって頭部を切り裂く。僕は時間を止めることが出来る。その気になればこのフロアにいる全員を一瞬で殺すことが出来る。(壁にかけられたイラストにマジックで一十一と縦に書くにのまえ)僕の名前はにのまえじゅういち。この世界のキングだ」
一同「…」
にのまえ「決まったー!今の練習してたんだよね」
ディアブロ「にのまえさん、ガチ、かっこよかったっすよ。ハハ、おう、おう(拍手)」
(拍手する一同)
にのまえ「おお、マジで?いやあ、嬉しいな。あっじゃあ、気合い入れて行ってきま〜す。アハハッ」
ディアブロ「追え」
にのまえを追いかけて行く黒いフードの男
ディアブロ「生意気なクソガキが…ああっ」リンゴを握りつぶす
※高岡「しみる」
【入光芳恵殺害現場の棚牡丹公園】
当麻「駅から自宅マンションに至る途中の公園」
※当麻、左手を「なんでだろう」の仕草で動かす。というかAT○RUですか?(笑)
監視カメラを見つける当麻
ボクサー達がランニングしている。
野々村「おお、やはり。スパーン。やはりボクサー説濃厚なりなり(無視して立ち去る当麻)ねえ、あっいるじゃん」
※【カーレン・ケレシ殺害現場】
野々村、右手で「日曜ボクシング教室」の看板を指差し、左手を「なんでだろう」の仕草で動かす。「ん?」
野々村「んっ、んっ」
当麻も左手を動かす。
野々村「んー?んんー?んー?」
監視カメラを見つける当麻
野々村「んん〜…」

【極西渡殺害現場の京急百貨店5階トイレ】
当麻「いつも利用している高級デパートのトイレの中」
車椅子対応トイレ
野々村、具志堅用高握手会&サイン会のポスターを発見
野々村「スパーン!ボクサー説決定フラグ!キターッ」
※左手を動かしながらトイレから出てくる当麻。監視カメラ発見
追いかける野々村「ねえ、ねえ、ほら、いるじゃん、ほら、ほら、こうやって(ボクサーのファイティングポーズ)いる…ねえ」
※【三丼吉國殺害現場のホテルのホール】
左手を動かす当麻
野々村「当麻君当麻君、全て私の言うとおりだ。これが偶然と言えるかね。事件は現場で起きている」
監視カメラを発見する当麻

【アジム・ハーシル・ミッタル殺害現場のホテルの地下駐車場前】
車椅子の女子高生(上野真帆)を見つける野々村「ああ、はいはい、ただ今、はいはい(近づいて行く)よっこいしょういち(段差を越えさせてあげる)」野々村サンの介助のしかたは正しくない。段差をおりる時は、車椅子を後ろ向きにして降ろさなければいけない。
真帆「ありがとうございます」
野々村「はい、お気をつけて」
左手を動かして考えている当麻「打ち合わせによく使うホテルの駐車場で殺された」
ボクサーのファイティングポーズを取る野々村
当麻「スパーンはないんですか?」
野々村「いや、だから…ボクサーだってホテルを使うこともあるだろうし」
スポーツカーが止まる。中から男が出てくる。
当麻「そうか、ここで殺された男は5人目の被害者なんすよ。(スポーツカーの男が近づいてくる)ってことは命を狙われてるっつうことに気づいてたわけっすよね」
男「ランボルギーニ・ディアブロだぞ。ディアブロ」
野々村、頭を下げて「はあ」
男「何だ、車係じゃねえのかよ。すいません。あっちみたいっすね」
野々村「そう!命を狙われていることを知っていた。僕もそれが言いたかったんだよな」
当麻「だったらボクサーらしき人影が登場したときに逃げようとしますよね」
野々村「当然」
当麻「とすると、通常追いかけて後ろから攻撃するってことです」
野々村「もちコース」
当麻「しかーし、解剖時の所見によると被害者の正面から心臓を正確に握り殺しています」
※野々村「いや…でも、それは、こう…(手のひらで体を覆う野々村)いや、こう…(手の向きを逆にして体を覆う野々村)」
野々村「あっ、気づかれないように近づき、振り向かせてから殺したのかも。まさに暗殺拳」
当麻「いいですか。快楽殺人者ならいろいろいたぶってから殺すと思うんすよ。それがひとつもない」
野々村「じゃあ犯人はどういう人物なんだよ」
当麻、目を白目にしてひっくり返る
野々村「ああっ、ああ…」
当麻「ハラヘリヘリハラ(お腹が鳴る音)田原俊彦です。メシ食ったか〜。食ってまへん」
野々村「何でこんな部下ばっか来るんだろう。※よし、※はいはい」
にのまえ「あれ誰」
地居「当麻紗綾とその上司でしょう」
にのまえ「当麻紗綾?」
地居「知り合いですか?」
にのまえ「…なわけないじゃん。てか、知ってんなら早く説明してよ」
地居「警視庁の公安の中にSPEC HOLDERを取り締まる専門の部署ができたらしくその二人でしょう」
にのまえ「ふーん、ぼくたちを取り締まる部署か。な〜にができんのかね、あんな二人に」
地居「にのまえさん、本当にあの女に覚えないんですか?(にのまえの後ろで両手を広げる地居)」
にのまえ、当麻を見る
地居「うっ!(とにのまえのこめかみを拳でぐりぐりやる)カエ〜ル、カエ〜ル、カエルの子はカエ〜ルじゃな〜くておたまじゃ〜くし」
《飛行機のなか、子ども時代の陽太》
陽太「ねえどうして飛行機は飛ぶことができるの?」
当麻天「飛行機は前から来た空気を翼で下に流すことで飛ぶことができる」(JAL旧塗装エンブラエル170の写真。赤い部分を青く塗りつぶし、『JAL』ロゴを消したあとが見える)
当麻流夏「飛ぶことができる」(翼の周りの空気の流れのアップ)
天「空気が早く流れることで上面は下面に比べて圧力が小さく」(エンブラエル170がモデルなのになぜか3−4−3アブレストの機内)
流夏「小さく」(翼の周りの空気の流れのアップ)
天「逆に下面は上面に比べて圧力が大きい」
流夏「大きい」
天「すると圧力の大きい方から小さい方へと力が働き翼は上へと持ち上げられる」
流夏「持ち上げられる…※クスッ※
天「この力を揚力と言って」
流夏「揚力」
天「そのほかに推力、抗力、そして重力、この4つの力がバランスを取ることで飛行機は飛びつづけることができるんだ」
流夏「分かった?」
うなずく陽太
通路のカーテンを開けてCA姿の当麻が顔を出す
別のCA二人が台車に爆弾を積んで持ってくる
当麻「おみゃあがにのまえきゃ?」
※陽太「誰?」
当麻「ごめんね。死んでケロケロ」
爆弾のスイッチを入れる当麻
ホルンを鳴らすCA
当麻とCAの姿が消え、爆弾が残る。
陽太を突き飛ばす天
陽太「うわぁっ」
爆弾が爆発する
陽太「爆弾!止まれ!止まれよー!」

地居「おた〜まじゃ〜くし」
陽太「わああーっ」
にのまえ「あっ」
にのまえ「思い出したよ。あいつは僕の両親を殺した爆弾魔だ」
地居「そうです」
にのまえ「ちっ…殺す」
※地居「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってください。とりあえず殺さないで、まず利用してからにしませんか?」
※にのまえ「利用?」
※地居「たぶん当麻はディアブロさんの部下の連続殺人事件の犯人にたどりつくと思うんです。だから殺すのはそれからでも遅くないかと」
※にのまえ、歩き出して、指を鳴らす、と、にのまえの姿が消える
※地居「あっ」

(続く)


公式サイトの「SPEC観察日記」VOL.173で、「当麻紗綾の両親と弟・陽太が飛行機事故に遭ったというニュースを見るシーン。暴れながら涙を流す祖母・葉子が印象に残った方もいるのでは?」と書かれているが、ディレクターズカット送りになっているから、誰も印象に残っていないのではないか…?
当麻と瀬文のニアミスシーンはかなりカットされている。予告編にも出てきた、当麻が顔を出して「何だこのヤロー、SHIT!」というシーンは、放送版には出て来ない。
一方で、放送版にしかない部分もある。近藤が、公安部長室に入るシーンで、放送版では一瞬『ケイゾク』のテーマ曲、「Continuation」が流れるが、BD/DVD版では流れない。ケイゾクの音楽が流れた瞬間、ドラマの雰囲気が一変した。やはり、ケイゾクとSPECの決定的な違いのひとつは、音楽とMAだというのがよく分かる。

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4件のコメント

  1. こんにちは、始めまして。いつもたまに時々ブログを拝見させていただいてます。
    些細な事なのですが、零のゲームセンターのシーンでニノマエが取ろうとしていた けいおん!のフィギュアや、周囲のプライズグッズ等は2011年12月公開の 映画けいおん!仕様のものでしたが、設定上の2009年では、映画はおろか、テレビアニメセカンドシーズンの放送すらされていません。したがって時系列的にあのシーンは少しおかしいことになります。

    些細なことのうえ、キモオタ臭い指摘で申し訳ありませんが、SPECファンとしてもけいおん!ファンとしても気になったツッコミどころでしたので、この場を借りてコメントさせていただきます。

  2. 初めまして。
    そういう細かい突っ込みをして楽しむのが本ブログの趣旨ですので、歓迎します。

  3. 漫画や小説では初音ミクだったんですが、ニノマエ役の神木隆之介くんがけいおん!のファンだということで変更したそうです。
    神木くんへのサービスだったんですかね

    SIT→SHIT!は当麻の台詞にもあったんですね
    (後編)にあるアナウンサーの場面は放送版でカットされてませんでしたが、なんで当麻の方はカットだったのか…
    意味は、SITなんぞSHIT!ってことかな?

  4. けいおん!はTBSだからってこともあるんでしょう。
    キャラクター図鑑によると、けいおん!DVD全巻を持っているということになっていますね。

    当麻のSHIT!は日本語でもクソ!とか言うときと同じ表現でしょうね。
    「瀬文と当麻がお互い意識せずにぶつかる」という表現があればいいシーンですが、無駄に尺が長かったのでカットしたんでしょう。

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