【SPEC】津田助広の謎(翔&天篇)(ネタバレあり)

(追記)新しい記事を書いた。【SPEC】津田助広の謎〜結〜(ネタバレあり)
いまいち分からない、警視庁公安部公安零課のトップ、津田助広の謎についてまとめてみたい。
ここでは、スペシャル版『翔』と映画『天』で分かることからまとめる。


【翔から分かること】
・地居とは別に、「SPECホルダーサイドの津田」が出現し、「御前会議」のメンバーと接触する。
・この津田は、『翔』において神戸明に化けていた、瞬間移動能力を持つ津田であるのは間違いない。
・さらに言うと、連続ドラマの最終回の最後で、餃子を食べて消えた津田である
・もう一人、津田に化けていたのが未詳の係長になった市柳賢三。本名は名乗れないが、野々村係長の部下だったこともあるという。
・市柳の津田の部下が、神戸の津田であることが野々村係長の台詞から明らかになる。
【天から分かること】
・市柳に化けていた津田が、「24代宗家津田助広」で、いままでの津田助広は彼の影武者だったことが分かる(「自分は自分の影武者を全員無駄に死なせてしまった」という台詞がある)。
・にのまえの潜入する館で、津田が過去の色々な姿の津田の写真を並べて(この中に神戸の津田と地居聖はない)、「お前達のかたきは、俺が取ってやる」というセリフがあるが、これは連ドラ第9話【壬の回】でにのまえが「アグレッサー達は全員殺した。金太郎飴みたいな津田たちも一人残らず殺したよ」と言っていることから、彼らが全てにのまえに殺されたためである。
おそらく、神戸の津田と市柳の津田は、マスクをかぶっていたため、連ドラで殺されずに済んだのだろう。そして、神戸の津田は、連ドラ最終回で、地居を当麻に倒させるという公安零課のミッションに従事していたと思われる。つまり、御前会議の側に付いたのは『翔』の時点であると思われる。というのも、御前会議と神戸の津田の面会シーンで、初対面という感じだったからである。
ところで、神戸の津田の存在は、地居が元津田でSPECを持ってしまったことで津田の顔をしてて地居として生かされた、というSPEC magazine電子完全版の設定と矛盾しないか。神戸の津田はなぜSPECを持ったあとも津田として活動することを許されたのか疑問である。
それにしても、市柳の津田は、何の目的で未詳の係長に就任したのだろうか。「ケイゾク」と同じように野々村を係長待遇にするためだけとは思えない(笑)それに、津田自身はSPEC HOLDERの存在について周知しているはずなのに、市柳は最初、SPECの存在を信じられないと言った言動をする。津田だと見破られないためだったのかもしれないが、野々村には見通されていた。
また、『天』で津田が名乗った「24代宗家津田助広」や、「自分の影武者」というセリフは、連ドラの時の「パブリックドメイン」としての津田とは矛盾する。連ドラでは「本物の津田」がいないからこそ公安零課が最強の組織という説明がされてきたわけだが、映画では「本物の津田」が存在することになってしまった。そして本物の津田が死んだら公安零課も滅んでしまうではないか。
結局「宗家津田」も死んでしまったわけだが、真相は闇の中だ。

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2件のコメント

  1. 津田は正直戦略家
    今回死んだのも分家の可能性
    『真実を疑え』
    それに零課にいあ津田は悪い奴だから
    分家零課事態偽物に騙されてた可能性

  2. 結構前の記事にコメントしてしまいすみません[E:#x1F4A6]

    未詳には盗聴器が仕掛けられていましたが、野々村係長も近藤さんもS(笑)も、せんべいやケーキを使って情報漏洩を回避してくるので、業を煮やして津田が潜入してきたと考えていました!

    わざわざ宗家だったのは、他の津田が全員死んだから(じゃあこの時零課って誰いるの!?笑)

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