MBS&TBSの筒井康隆原作、堤幸彦監督、木南晴夏主演のドラマ『家族八景』。第5話は『紅蓮菩薩』。ゲストは眞島秀和、井村空美。
各地方局でも週ずれながら放送が始まっている。
・今回は脚本:佐藤二朗 演出:深迫康之。で、佐藤二朗氏の脚本に戻ると1、2話の「佐藤二朗節」的な部分がよく分かる。
・今回も登場人物が実質3人しかいない。七瀬、根岸新三、菊子夫婦だけ。
・今回は、心を読むと水着姿になる。
・赤ちゃんの年齢とか分からない七瀬。おじいちゃんとかおばあちゃんの年齢もみんな同じに見えるという。
・菊子「お猿さんみたいじゃない」菊子(何、その間は)七瀬「あ、猿じゃないです」菊子(猿じゃないのは私が一番よく分かってるわよ)七瀬「ものすごくとてつもなく可愛いお子さんだと思います」
・火田という苗字に聞き覚えがある新三。
・賢い妻のイメージを演じようとする菊子。しかし夫の浮気を確信している。
・立ち入り禁止の書斎に入って「ESP実験報告」のファイルを見つける七瀬。そこに父・火田精一郎の名前を見つける。精一郎のファイルを切り取ってポケットにしまう七瀬。
・新三が帰ってくる。火田精一郎の名前、ESP実験の結果が素晴らしかったことを思い出す。
・わざと愚鈍なふりをする七瀬。涙を流して書斎を出る。
・菊子は七瀬の涙を見て新三が七瀬に手を出したと勘違いする。
・新三が女の人とラブホテルから出てくるのを見たと告げる七瀬。新三と女の人が菊子のことを馬鹿と言っていた、人にどう見られるかしか考えていない馬鹿な女と笑っていたという。そのとたん、菊子の態度が変化する。
・オチは原作と違う。オカルティックな終わり方。
・次回は『日曜画家』家の主人、天州の心の中で人物が幾何学図形で表されているのは原作通り。