【ケイゾク】野々村係長の歩み【SPEC】再改訂版

昨日のSPEC【壬の回】で、馬場管理官までが野々村と縁があったということで、野々村係長の経歴について、ケイゾク、SPECの映像から分かることをまとめてみた。さらに、ケイゾク放送当時の公式サイトに掲載されていた、「野々村光太郎 弐係の最悪な日々谷シャンテ〜ね」、「ケイゾク/小説 完全版」からも補完してみた。
1984年 新人だった早乙女のミスをかばい、捜査一課の第一線を追われる(ケイゾク 第9話および第10話「15年ぶりにちゃんと捜査してみようか」)
1991年or1992年 真山徹が弐係に配属される(ケイゾク 第9話)
1991年or1992年 野々村、キャリアのお子守りのストレスからかきピーのヤケ食いに走り、なんと17キロも体重を増やしてしまう(公式サイト)
1995年or1996年 馬場香を研修生として弐係で預かる?(SPEC 第9話 「弐係時代のご恩、お返しします」)(公式サイト (1998年12月某日の)3年前、研修に来たエリートの“お子守り気苦労”から私の髪は一気に白髪混じりとなってしまった)
1996年 醍醐雅との出会い(ケイゾク/小説 完全版)
1999年 柴田純を研修生として弐係で預かる
2000年 捜査一課弐係長→係長待遇に降格後、定年退職。(ケイゾク/映画)
2000年 妻・昭子に離婚を申し出るも、慰謝料の値切りに失敗(ケイゾク/映画)
2000年 警視庁に嘱託として再雇用(SPEC 第8話「定年の後も10年間、刑事続けられてよかったよ」)
2005年ごろ? 恋人・醍醐雅が弁護士となる(1999年に17歳だった雅がストレートで大学法学部に入学し、旧司法試験に合格し、大学卒業後に司法修習生となった場合)
この間、前妻・昭子と離婚、醍醐雅と結婚
2008年 妻・雅が海外出張。その後、正汽雅を恋人とする。
2009年 公安部公安第五課未詳事件特別対策係長(ネット動画 SPEC〜First Blood SPEC第1話の時点で未詳設立から1年半)
2009年 当麻紗綾を未詳に呼ぶ(SPEC 第8話)
2010年 瀬文焚流を未詳に呼ぶ(SPEC 第8話)
2010年 未詳が廃止されたことにより嘱託終了(SPEC 第8話)
2010年 未詳が復活されたことにより再度嘱託として再雇用(SPEC 第9話)
2010年 妻・雅が帰国。恋人・正汽雅による奪還宣言。妻・雅とのラブラブの再開(正汽雅「熱々じゃん、ヒートテックじゃん、赤道小町じゃん」)
公安零課はずっと前からあったわけだから、囮としての未詳も前からあっていいようだが、
SPEC第1話のあらすじには「未解決事件の捜査強化のため、捜査一課弐係(通称:ケイゾク)に加え、公安部に未詳事件特別対策係を設立した」とある。そうすると、野々村さんは、定年退職してから未詳が設立されるまでの約9年間、何をやっていたのだろうか
ケイゾクのときから気になっているのだが、公式サイトの野々村日記によると、1991年か1992年ごろに新人キャリアを弐係であずかっているのだが、真山が弐係に配置になったのも同じ時期だということだ。まぁ、特に意味はないだろうが。

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3件のコメント

  1. こんにちは。スペックが大好きで、偶然このサイトを発見したのですが、最終回のいろいろな憶測にマジで感激して(笑)、初めて書き込みします。
    スペック公式サイトの動画「FIRSTBLOOD」(?!)に多元的宇宙論の話が出てきました。最終回で、当麻の父がはやぶさの研究に携わっていたという話もありましたが、最後の津田の瞬間移動の「帰還します」という発言にはどこかその部分を感じさせるものがある気がします。陽太が「太陽」をもじった名まえであること、また第九話のタイトルが「冥王降臨」であり、この回では一十一を指して冥王としているみたいですが、これも冥王星と関連がある気がします。葵の回のタイトルも「百年の孤独」ですし、地居も「僕は君と出会って、百年の孤独から救われた」と話しています。エンディングのシャボン玉も私は膨らんでいく宇宙とかの意味をこめたのかな??と・・・。(別にそんな意味はないのかもしれませんが汗)
    また同動画にはサブコードについて「コード=法」とあります。サブアトラスが次の時代の世界地図を意味するような言葉だとすれば、サブコードとは次世代の法律を意味するような言葉なのでしょうか??また、ソロモンの鍵(黒魔術の本)の話も出ていました。(⇇スペックホルダーを召喚するためのものみたいなことが書かれていたように思います)これは物語と関連しているのでしょうか?
    ゼロという文字にも謎が残ります。第6話での野々村係長が珍名事典から引き出す名まえも「零(零課を暗示している?)」「王(一十一の名前の視聴者へのヒント?)」「礼(不明)」「無(不明)」になっていて、なにか意図があったように思われます。スペックホルダーのリストも、なぜ海野先生の名まえをわざわざ「不明」にして参考のところに「0」と表記する必要があったのが?警察病院に勤めてるとはいえ、海野と公安0課のつながりを思わせる気がします。そして、海野の「僕はただでは殺されないぞ」という言葉の真意も気になります。(これは続編に期待するほかないのでしょうか?)海野の名まえの由来が海王星であるとするならば彼もまた一人の「王」であるということもできます。地居聖の名前も、地に居る聖=地球に居る王というところからきているようですが、関連はあるのでしょうか?
    公式サイトのツイッターの中に「シュレーリンガーの猫が生きているか死んでいるか、箱の外から想像して見なされ」みたいな書き込みを見つけたのですが、これはニノマエが生きているか死んでいるか・・・ということでよいのでしょうか?
    考えていくときりがないですが、これらのことについてどう思われますか?
    いきなりでぶしつけですが、疑問に答えてくださるとすごくうれしいです。意見を期待します。

  2. Sカルマ様
    コメントありがとうございます。
    論点が多いので、全部は答えきれないと思いますが…

    ・多元的宇宙論について
    おそらく、時間の流れの感じ方が相対的だ、ということと関連していると思います。第9話でにのまえが言った、「君の世界と僕の世界の時間の流れは違うんだよ」ということが象徴しているのでしょう。はやぶさの話が出て来たのも、相対性理論に関係しているのでしょう。

    ・にのまえの名前について
    これは以前も書いたのですが、SPEC HOLDERの名前には太陽系の天体の名前が入っているにも関わらず、一十一には天体の名前が入っていないのは「一十一」というのがにのまえの本名ではなく、当麻陽太だったからだということでしょう。

    ・サブコードについて
    表の世界を支配する法(権力)に対して、裏の世界を支配する法がサブコードで、裏の世界の勢力支配図がサブアトラス、と考えてはどうでしょうか?

    ・ゼロという文字について
    あの文字は里中が超機密データベースからコピーしたあとに里中自身が書き加えたのではないかと思います。そう思うのは、美鈴がSDカードをサイコメトリーしたときに海野が病を処方する医者であることを読み取ったからです。つまり里中は海野が病を処方する医者だと分かっていて(第5話で名前を言おうとしていましたしね)、自分が殺されたときにその真実を誰かが明らかにしてくれることを期待していたのではないかと。どうでしょうか?

    ・海野の最後の言葉
    小説版ではただでは殺されないぞと当麻ではなく海野を取り囲んでいた男たちに声をかけています。第6話を見直してみますとそんなような描写も見受けられますし、自分が殺されることを知った上での言葉であることは間違いないでしょう。

    ・シュレディンガーの猫
    にのまえの生死、最後に現れた津田の正体、そんなところでしょうか。植田Pは、箱の中身は確定しているようなことを言ってますが、どうなんでしょう。

  3. 丁寧なお答ありがとうございます。
    参考になります。放送が終わってからすごくモヤモヤしていたので、なんかすっきりした気がします。書き込みに慣れていなくて、今見てみるとだいぶごちゃごちゃしていて、すみません。またちょくちょく来ます。ありがとうございました。

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