SPEC 第6話【己の回】 小ネタ&つっこみ

【里中の通夜】
・未詳の三人、並んで参列。渋る瀬文を導く当麻。三人並んで手を合わせる。
・当麻「手に何持ってるの」梨花「アフリカの石。パパにもらったの。」当麻「そうか。じゃあ、金かダイヤが入ってるかもね。」
【歩道橋】
・瀬文「なんて俺は無力なんだ。」当麻「暗ッ。てか梨花ちゃんを救う大事な仕事が残ってます。」
(この辺りで老夫婦らしき人影が背中に映っている)
・当麻「しかし警察系のやつ、私たち以外ホントに誰も来てませんでしたね。」
・野々村「公安の刑事だから仕方ない。…キンバリーのホテルで火災に遭い焼死したことになっている。」
外国の事故で日本人が死んだらマスコミがニュースにしないか?
・当麻「生きている間は本人が家族に嘘。死んだら国家ぐるみで嘘。一人の人間の一生をこんだけむちゃくちゃにして守るべきものってなんなんすかね。」
・野々村「それが分からんようなら刑事は辞めた方がいいな。この街の明かりひとつに、一つの家族があり、一つの幸せがある。それを、わたしら刑事は命がけで守っている。命をかける価値がある。古いって言われるかもしれんがね。私はそう思っている。」
・当麻「でも…、死んだら全て終わりです。
・野々村「そんなことはない。里中君の死は、我々に大きな意味を残しているよ。分からないかね。魑魅魍魎が封印してきた真実を私たちが白日の下に晒すチャンスだよ。当麻君、瀬文君、我々未詳というのはちっぽけな存在だ。いつもみ消されるか分からん。だからこそ、心臓が息の根を止めるまで、真実に向かってひた走れ。それが、刑事だ。
ケイゾクの名台詞の再現。魑魅魍魎というのは何を指しているのか。もみ消される、ということは公安や警察の上層部のことか。
津田(電話を切ったあとのよう)「いちいちうっせーな、糞にたかるはえどもがよぉ」
未詳を監視しているのか。前回の展開からして当然か。
にのまえ「やっべー、母さんにしかられる。じゃあな」学ラン姿。変な走り方でパっときえる。
【里中の家】
・夫の死が腑に落ちない里中の妻(小百合)
・小百合「あふれていた本も捨ててあって、いろんな主人の荷物が整理されていたんです。まるで、何かを覚悟していたみたいに。なのに、事故で死んだなんて、信じられません。一緒に暮らし始めてから6年になりますけど、考えれば考えるほどおかしいんです。」
・瀬文「里中先輩は火災事故でお亡くなりになりました。これは事実です。向こうの検視報告書も確認しました。」
・小百合は里中に困った時は瀬文さんを頼るようにと言われていた。
・梨花の容態が変化。
・里中の部屋を調べたい当麻
・瀬文「どういうつもりだ。」
・当麻「私は真実を知りたいだけですよ。ていうか瀬文さんこそどういうつもりですか。里中さんの死因をいけしゃあしゃあと隠蔽しちゃったりして」
・瀬文「奥さんがムキになっていろいろ調べ始めたらどうする。困る奴らが奥さんと子どもを狙うかもしれない。それを分かって言ってんだろうな」
・当麻「ウッセー隠蔽やろう。」瀬文「何だとこの魚顔。(当麻の表情が変化)魚顔ってあだなだったんだ。超ウケる。サカナちゃん、サカナちゃん…」
・「ギョギョ」瀬文を蹴飛ばして得意満面の当麻。本棚の本が落ちる。
・むかついて本を投げる瀬文
この辺のやり取りは小学生レベルと言わざるを得ない。
・飛んでくる本を見て「いただきました」と当麻。この動体視力は当麻のSPECか。
・誰かが里中さんの持ち物を片っ端から押収して新しい本に入れ替えていた。
・部屋を調べる瀬文。退屈そうにそれを眺める当麻、お茶を飲んでゲップする。
・瀬文「お前な、ちょっとは探せよ」
・当麻「プロの家捜しを見ていたんです。こうして見ると、この部屋のありとあらゆるところをさがしていくんですね。…だったら、里中さんはこの部屋に何もおかないですね。」
・瀬文「お前がここにあるといったんじゃないか。」
・瀬文、当麻の顔をむぎゅー。
柴田「別に真山さんにありがたがっていただかなくても結構です」真山「むかつくんだ」
・当麻「まあまあ。じゃあここでくいずです。このへやにいつもあるけど、いまはここにないものなーんだ。」
・当麻「奥さんがいる時は家捜しできないからここにある。でも奥さんがいない時は家捜しされちゃうからそのときはここにないもの。」
【病院】
・小百合のかばんを調べる当麻。里中さんの遺品が入っているはずです。
・当麻「おっ原宿のACQUAだ。私もここで髪切ってもらってるんですよ。おそろっすねおそろ。」瀬文当麻を殴る。「本題に入れ。」
・本にお金を惜しまないタイプの里中。里中の図書館カードを見つけた当麻。「わざわざ図書館から借りてきたと…」試すように瀬文を見る当麻。
・最後の出張の前の夜、奥さんに本の返却を頼んだ。「歴史的意識の変遷を読み解く図像解釈学」
【図書館】
・瀬文に先に本を見つけられて悔しがる当麻。
・その本の中に、メモリカードを隠していた
・瀬文と当麻を見張る?老夫婦
【未詳】
・里中は、公安の超機密データベースからSPECホルダーのリストを取り出していた
・にのまえのSPECは時間を止める能力になっている。
・病を治すSPECを持つ男 名前が空欄になっている。
・当麻「てかこのデーター、どこの誰が作ったんですかね。」
・未詳より先にSPEC HOLDERに向き合っていた部署が?
・野々村「かもね~」
・指名手配 Hurry!! 視聴率窃盗罪 またお前らか 針井歩太とその仲間たち
【レストラン】
・海野と会う瀬文
・「万一あったとしても、職務上知り得たことは教えられない」実にタイムリーな台詞。しかももともと台本にあったそうだ。
・健康診断のカルテを海野に調べてもらっていた瀬文。健康診断時と死亡診断書の所見には不自然な相違がある。
・妙な噂のある医者…白い口ひげの男 問題を起こした医者 宮崎洋介
・不審死がかならず起こる
【未詳】
・野々村「ゼロは何か他の呼び方があるかもしれないよ」
・地居から電話 志村美鈴が当麻に聞きたいことがあると
【病院】
(海野の回想シーン)
・中二のとき自転車でスピードを出しすぎてガードレールにぶつかって右手のひらを半分切断する怪我を負った
・当時坂本龍一が大好きで、ピアニストになりたかった海野 直してやるよ 鼻に指を突っ込まれ、治っていた
・「RYUICHI SAKAMOTO BEAUTY」のポスターが出ているが、事前連絡があったとのこと(坂本龍一のツイッターより)
・瀬文「自分も会ったことがあります。自分の場合は女でしたが」
・聖クレッシェンド病院(笑)
【未詳】
・雅「志村美鈴さんとその彼氏が野暮用とのことでおみえです。それでははりきってどうぞ」
・当麻「私が言うのはなんですが、あなたのお兄さん、瀬文さんに撃たれたんじゃない。それだけは信じてあげて欲しい」
・美鈴「何を根拠に」
・当麻「いつかその真犯人を捕まえてあなたに説明してみせます」
・美鈴「あの、病を手で触れただけで直すことができる人は本当にいるんでしょうか。例えば、兄のような植物状態の人間を、元通りにできる神の手を持つ人が」
「その話は誰が」
「兄の担当の先生…警察病院に勤めている海野先生です」
「知ってる?」
「直接は知らない」
ここで瀬文がいないのでこうなる。
・メモリカードに触れる美鈴
・地居「あとで電話する。」当麻「するな。」雅「あとで電話する。」野々村「キュン。」
・未詳に電話がかかってくる。野々村が取る。「はい未詳。おっ瀬文君。どうした」
・瀬文「当麻に変わってください。」
・野々村「はい」
【宮崎のマンション】
宮崎は2週間前にマンションの窓から飛び降り自殺と隣の住人
【未詳】
・瀬文が戻ってくる。
・瀬文の前に突然味噌煮込みうどんをだす当麻
・瀬文「突然びっくりするだろ」当麻「突然はこっちでしょ。こっちはずっとここで待ってたんだから。」
・瀬文「宮崎死んでたよ」
・当麻「そうみたいっすね。電話のあとで調べました」
・瀬文「真相は全て闇の中だ。」
・当麻「闇に沈む真実もあれば、光り指す真実もありますって。まっ、うどん食いなっせ。」
・瀬文「何だその自信」
・当麻「向こうも必死なんすよ。真実を闇に沈め続けるっつうのは、相当体力いると思うんすよね。向こうも、全部の真実を沈めきれないはず。一瞬でも浮かび上がった真実を逃さず、白日の下に引きずり出すすのが私たちの仕事です。だから、そのために体力つけてください。」
・瀬文「まずい…。しょっぱい酸っぱいそのくせあまったるい」当麻「何だとこら表出ろこのやろう」瀬文の顔をうどんの鍋に突っ込む当麻。
・当麻「あっついだろコノヤロー。せっかく作ってやったんだから食えよお前!」
・瀬文「こんなの食えるかこの味音痴が!」
ケンカする(笑)
【翌日未詳】
・野々村「おはよーくしゃーてりあ」
・当麻「おやようサンテレビ」
・蜂蜜を飲み干す当麻。野々村「糖尿病なら即死だな」
・梨花ちゃんの執刀医は海野先生
・UNNO→ゼロ
・海野は世界トップクラスの有能な心臓外科医 ジェニファー氏病の子どもでの症例は日本でしかなく、7例、全部海野先生
・大人にしかかからない病気が子どもにかかった症例、子どもにしかかからない病気が大人にかかった病気は海野先生の症例
・海野は病を処方した医者が宮崎先生だと思わせるためのトラップを瀬文に仕掛けていた
・病を処方する医者が海野だった。病を処方してはそれを治療するマッドサイエンティストだった。
・自分の紙袋と当麻のキャリーを自分で持って飛び出していく瀬文。追いかける当麻。なぜか飲み干したはちみつの容器を持って出て行こうとする。
【病院】
・美鈴「もうこれ以上人殺しは辞めてください。私本当は先生が病を治してくれる超能力者なんじゃないかと思ってました。神の手を持つ医者は、先生のことかと。本当は、病を処方する医者ですよね。…里中さんの遺品にその時のヴィジョンがのこってた…先生は、私の兄の事件にも関わってるんじゃないですか?」
・海野「病を処方するのは、簡単なんだよ。まず全身をスキャンして、弱ってる部分を探す。それから、額を当てて、病を処方する。」
・当麻「五人の刑事を殺し、梨花ちゃんにジェニファー氏病を処方したのはあなたですね
・海野「何か証拠でもあるんですか。あったらおしえて?」
・当麻「やらしいな。」
・海野「この国は法治国家だからね。まあ、凡人を取り締まるだけの時代遅れの法。法廷で、裁判官が納得するだけの立派な証拠がなければあんた達何もできない。そうでしょ?」
・瀬文「現行犯でっちあげてこの場で射殺してやるよ」
・海野「堺雅人のジョーカーか」
・当麻「みんなわすれてるよ」
・瀬文「おれはテレビは見ねえ」
・梨花ちゃんを助ける海野。医者としての良心とプライドにかけて
・オペ後、病院から逃げた海野。
・海野から美鈴のPHSに電話がかかってくる。発信元を探しにいく瀬文。
・当麻「海野さん、お伺いしたいことがあります。海野さんは命を救うのがお仕事ですよね。なのになぜ病を処方するんですか。病を処方し、手当てもせず見殺しにして楽しんでる。医者として最低だよ」
・海野「病を処方するのは、我々の生命を守るためだ。いわば、正当防衛ですよ。「治安」って言葉ご存知ですか。より多数の国民の安全を守るために、利益に相反する存在を取り締まり、時には刑に処す。一見聞こえはいいが、用は体制による暴力支配だ。われわれは、マイノリティーだ。体制による暴力には、能力で対抗する。さもないと、我々の妻や、子ども達さえも狙われる。殺される。」
・当麻「そんな馬鹿なことあるわけない」
・海野「真実にたどり着けなくて、何が刑事だ。君こそ、刑事として最低だ。僕だって、医者を続けたかった。医者はいい。人の生命を救える。当麻さん。僕だって、生命を救うSPECがほしかったですよ。ただ才能ってのは自分が望むものと一致しない。神は残酷だ。ぼくはただでは殺されないぞ。きみたちを、もっとも苦しい病の中に取り込んでやる」
・海野を取り囲むスーツ姿の男たち。公安か?捜査一課か?
・美鈴にPHSを返す当麻
・美鈴「あなたも、本当は向こう側の人間なんでしょ。嘘をついてもムダよ。私には、何でも分かるの。触ればね。」


まだ第6話ということか、伏線を広げまくっている感じがして、整理が付かない。
とりあえず、警察側では津田の一味と、津田がSPEC HOLDERを集める囮として作った未詳があるのは分かる。
当麻が言う、未詳より先にSPEC HOLDERに向き合っていた部署、というのは津田のことなのか、さらに別組織なのか?
そしてSPEC HOLDERの側も分かれているようだ。
林や、古戸のように、組織に所属していないと思われる者、
脇や、にのまえ、冷泉、海野など、SPEC HOLDERを「我々」と複数形で呼ぶもの。
脇とにのまえは、知り合いのように見えるが、にのまえは海野と面識がないことから、SPEC HOLDERの組織があるとしても、2つ以上あるようだ。前回津田が冷泉に言った台詞からもそのことがうががえる。
とまぁ、公式サイトに書いたことぐらいしか書けていないが、どうなるだろうか。

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