SPEC 第3話【丙の回】 First Impression

今回は演出家が変わって加藤新(アラタ)氏になった。
演出家が変わって雰囲気が変わるかと思ったがそうでもなかった。
ストーリー的には、一(にのまえ)とその他の登場人物との絡みが生まれる次回以降への導入部といった印象だろうか。一(にのまえ)の組織や、「サブコード」など、伏線となるような単語や小ネタが多くて追いきれなかった。
キャラクター的には当麻のはじけっぷりが印象に残った。第三話で張り込みという点、ジャージ姿という点、死体に抱きついて死因の扼殺に付いて語り始めるシーンなど、ケイゾクの柴田を思い出してしまう。お許しあれ。
瀬文についてはおとなしいものだが、前回、今回とかなりの女好きというキャラクター設定があるらしいことを確認。もうちょっとキャラクターを作り込んで欲しい。
やはり、当麻と瀬文を取り巻くキャラクターが少なすぎるのが難点だ。ケイゾクの場合、野々村、近藤、谷口に木戸を含めた6人が弐係にいたのに対して、SPECは野々村と3人だけだし、捜査一課も3人しか出て来ない。世界はケイゾクとつながっているのだから、柴田と真山のその後が知りたいなんて贅沢は言いませんから、林田とかその後どうしてるか知りたい。
昼間に1・2話の再放送をしていたが、これで視聴率が取れるかどうか…。今回の事件はミステリーですらなかったわけだし、第2話のような衝撃的なラストシーンがあったわけでもない。まぁ、私は見続けますけどね。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です