ドラマ『すべてがFになる』が始まった。
一般的に、人気小説のドラマ化というのは、次のような課題があると思う。
1.読者の中で、登場人物の人物像が出来上がってしまっているので、それに沿わないキャスティングに対する抵抗感が起こる。
2.小説のすべてのエピソードを取り入れることは難しいので、省略と、それを補足する部分のさじ加減が難しい。
3.小説の文章と言うのは、読者が「読む」ことで読者の脳にインプットされていくが、小説のセリフを役者がそのまま口にすると、役者というフィルタを通って読者の脳にインプットされるため、違和感を覚えることがある。
さらに、この『S&M』シリーズについては、次のような課題もあるだろう。
4.作品が1990年代後半の理系国立大学を舞台としており、人物設定だけでなく、使用されている装置、とくにコンピュータ関係について、現代とかけ離れている。
5.「理系ミステリィ」と銘打っているだけに、数学やコンピュータサイエンスがストーリの大きな要素を占めているが、これをテレビドラマの短い枠で説明する困難さ。
それでは、これらの事柄を、ドラマではどう処理したのであろうか。
【SPEC】『SPEC〜結〜爻ノ篇』iTunes Storeで販売&レンタル開始!
『SPEC〜結〜漸ノ篇』に引き続き、『SPEC〜結〜爻ノ篇』がiTunes Storeで配信開始された。
やはり、販売&レンタルとなっている。
Amazonインスタント・ビデオ、Google Play(リンク先ネタバレあり)を初めとする、各種配信サービスでも配信が行われているようだが、全てを把握はしていない。
【第三章?】堤監督植田P打ち合わせ等
少しずつ、少しずつ、「第三章」の足音が近づいて来ているのだろうか。
そして、そのタイトルは、あれで決まりなのだろうか…
【SPEC】『SPEC〜結〜漸ノ篇/爻ノ篇』WOWOWシネマ放送スケジュール(追加)
今さらではあるが、WOWOWでの『SPEC〜結〜漸ノ篇/爻ノ篇』の初放送スケジュールが明らかになったので、記録しておく。
「『劇場版SPEC』最終章一挙放送」ということで、
漸ノ篇は、
・11/8(土)21:00〜WOWOWシネマ
・11/9(日)20:00〜WOWOWプライム
・11/13(木)20:00〜WOWOWプライム
・11/15(土)19:15〜WOWOWシネマ
・11/23(日)11:00〜WOWOWシネマ
・12/7(日)13:30〜WOWOWシネマ
爻ノ篇は、
・11/15(土)21:00〜WOWOWシネマ
・11/16(日)20:00〜WOWOWプライム
・11/20(木)20:00〜WOWOWプライム
・11/23(日)12:45〜WOWOWシネマ
・12/7(日)15:15〜WOWOWシネマ
で放送される。11月15日と11月23日と12月7日の放送は、『漸ノ篇』と『爻ノ篇』を連続して見ることができるようだ。
BORDER Blu-Ray BOX 発売!
2014年4月から放送されたドラマ『BORDER』のBlu-Ray BOXが発売された。
本編ディスクが5枚で、Disk 1からDisk 4までに第1話から2話ずつ、Disk 5に第9話が入っている。
『SPEC』や『ケイゾク』のBlu-Rayが1枚のディスクに4話入っているのと比較すると、贅沢な構成だが、DVDに合わせたということか。
そしてDisk 6には、特典映像として、第1話と第3話のノーカット完全版や、インタビューなどが収録されている。
映像は、フルHD・1920×1440ピクセルではなく、1440×1080ピクセルの素材をアップコンバートしたのか、画質は少し良くない。また、日本語字幕表示が当たり前になっているところ、字幕表示がないのは不満なところだ。
第1話から第9話まで通しで見たので、気になったシーンやセリフを記しておく。