紹介が遅くなってしまったが、4月20日発売の雑誌『エンタミクス』2015年6月号に、「『木曜ドラマ劇場 ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』ゴクラク案内」と題する4ページの特集記事が掲載された。
大きく分けると、前半の2ページがドラマの紹介で、後半2ページは大島優子さんのインタビューが中心となっている。『SPEC』特集記事でもおなじみ?だった、『植Pのベコベコ日記』が今回もある。
ドラマの紹介は、おなじみの人物相関図、足抜けコールとは何か、主役バディの魅力、小ネタの数々といったところが挙げられているが、ホームページや第1話を見ればわかる。それに加えて、最も気になるところであり、困りどころでもあるのだが、第4話までのエピソード紹介である。
その困りどころであるが、「第1話 “ヤメゴク”永光麦秋登場」「第2話 麦秋の狙いは◯◯◯◯◯」「第3話 ◯◯◯◯◯◯が事件に関与!?」「第4話 ◯◯の◯が足抜け」といったタイトル(当然伏せ字にさせていただいた)となっている。
そして、大島優子さんのインタビュー。以前紹介したインタビュー記事では、植田Pから『ニキータ』、『緋牡丹博徒』、『攻殻機動隊』、『ブシドーマン』を薦められたということであったが、今回のインタビューでは、それぞれの作品のどういったところを参考にしたのかを大島さんがのべている。
麩菓子に苦戦していること、北村さんは「濃密」だということ、岡田浩暉さんは「シャウトしっぱなし。何をいってるか分からない」と。
そして、大島さんが好きな刑事ドラマとしてあげたのが、なんと『サイコメトラーEIJI』で、「堤監督作品の原点」とまで言っている。この作品、やはり堤監督作品のエポックメイキングの一つだと思う。DVDかBlu-Ray化を期待したい。
そして、植田P、『SPEC』のときは「映画なんて作るモンじゃねえ」だったはずなのに、「映画なんて作りたいモン」と、全く映画に懲りた様子がないようだ(笑)「◯◯が一人でもいれば、正直健全さは失われてしまいます」という言葉が、実に響いた。