『SPEC〜結〜爻ノ篇』のBlu-Ray/DVDのプレミアムエディションには、「SPEC〜結〜オールアップ集」というコンテンツが収録されている。
『SPEC 全記録集』を読んで以来、ある人物のオールアップシーンが気になって仕方なかったので、Blu-Rayを入手したら真っ先に確認しようと思っていた。
そうでなくても、オールアップ集というのは、撮影の順番が分かったりするので、面白いものがある。
以下に、簡単な概要を示す。
『全記録集』やシナリオを見ていないかたは、読まない方がいいかもしれない。
・野々村光太郎 黒カーテンをバック。スタッフ?が柿ピーの瓶を抱えている(堤監督:次は2042年)「ケイゾク・サーガでお会いしたい」
・正汽雅 パラレルワールドの司法書士?「SPECという作品に長く関われて嬉しい」
・馬鹿猪 猪俣暴れる「わしも混ぜて!わしも混ぜて!」のシーン
>岡田「僕の中ではきっと続くと期待している」
>松澤「一つの役を長い時間やらせていただいて貴重な経験」
>載寧「大好きな作品に長い期間携われて幸せ」
・宮野珠紀 野々村を射殺するシーン?「またこの現場にこれて楽しかった」
・当麻葉子 当麻の家 モニターたくさん「初めてのことをやらせていただきました」
・餃子ロボ 未詳
・パンチ刑事 吉川をたらいに乗せてお湯をかけるシーン
>吉川「なんかさみしいな」
>「いつでも呼んでください」
>吉川「いやでも呼ばないから」
・ブブゼラリーマンズ 警視庁屋上セット下
・韓国人要人 サブアトラス会議 2回目?「SPECガンバッテクダサイ」(日本語で)
・福田健太郎 研究室入口
・城旭斎浄海 研究室内部(撃たれた後)
・吉川州 完全にグリーンバック スタッフがワイヤーを使っている。当麻が花束を渡す
>監督「吉川で一言」
>北村「おぅぅぅっ、皆様どうも、ぬしらのおかげで、いやもういいです」
>北村「本当に楽しい作品に参加させていただいてありがとうございました」
・青池里子 警視庁屋上(衣装に注目)「天に引き続き皆さんにお会いすることができてとても嬉しく思っています…ハードだと思うんです、で、が」(監督「日本語間違えてます」)「最後までどうぞ頑張ってください」
・バナナ医者 デッドエンド無菌室
・イチゴ医者 警察病院病室
・青池潤(子ども) 警視庁屋上から階段を下りたところ(セカイに消されたところ)
・スペックホルダーズ 警視庁屋上
>浅野ゆう子「スペックホルダーとしてお仲間に入れていただいてありがとうございました」
>神木龍之介「ニノマエと陽太という役が好きで撮影で役になるのが楽しみになっていました」
>福田沙紀「大きな愛のある現場だと思いました」
>城田優「最初ラスボス、零では地居の好感度を上げる作戦を植田さんが展開してくださり、愛されるキャラクターに」
>地居「サヤー!好きだー!(絶叫)」
>田中「ドライブインで高校生たちに『ラミパスだよあいつ』って言われました。非常に嬉しかったです」
>安田「電車で声をかけてくださるような役を頂きありがとうございました」
>真野「サトリを通して多くの方に真野を知ってもらえた」
>Simone「何もできないわたしをいっぱい優しくしてくれてありがとうございました」
・湯田 警視庁屋上セット下「SPECファンで見るものとやるものはこんなに違うと分かりました。なかなかできない体験をした」
・卑弥呼 警視庁屋上「大任でした。テーマがすごかった。やって今ほっとしている」
・セカイ、白い女 警視庁屋上
>大島「到底なれないような役をやらせていただいてとても楽しかった。360度グリーンバック、ハリウッド映画化と思った。後1日がんばってください」
>向井「到底なれないような??な役をやらせていただいてありがとうございました。天から引き続きでしたが顔もエンドロールにも名前を載せてもらえず悲しい思いをしたがようやく堂々と顔と名前が出るようになりチームワークに助けてもらった」
・瀬文 警視庁屋上 当麻が花束を渡す。「きついスケジュールの中お疲れさま。自分でも予想してなかったが何だか寂しい。現場で笑ったことなかった。スタッフの暖かさ感じた」
>監督「瀬文サン バンザーイ!」堤監督、植田P、今井Pなどが万歳三唱
・当麻 警視庁屋上 瀬文が花束を渡す。「3年前に当麻とであって、当時は自分のことばっかり考えてやっていたけど、心の底から当麻と出会えてよかった。当麻を与えてくれた監督と植田さんには感謝。スタッフの方のおかげでここまで楽しくやってこれた。(瀬文の元にかけより)どうしよう!泣く、泣くと思ってたけどやっぱり泣いちゃった」
・一同で記念撮影
一番気になった野々村係長のオールアップシーンが冒頭にあったのが驚いた。『ケイゾク・サーガ第三章』の偽予告である。シナリオに2042年と書いてあるわけだが、果たしてどうなることやら。あの組織に眼を付けたのはなるほど!と思った。
オールアップした役者には堤監督が花束を渡すのだが、吉川には当麻が、瀬文には当麻が、当麻には瀬文が渡している。