『オトナファミ』2012年11月号に「ちょっと還ってきた『SPEC』バカウマ案内〜どうなっ天の『結』〜」なるSPECの特集記事が掲載された。
内容は、SPECの最近の状況について、植田Pにインタビューしたものだ。
・『天』劇場パンフの初週売り切れ事件は、いまだに忘れられない。
・『天』の中に『ジョジョの奇妙な冒険』の漫画本が登場するシーンは、小ネタやオマージュという以上に意味がある。ニノマエは時を止める能力の使い方はDioから勉強したという設定。
・ラストカットは、最初は当麻と瀬文のやり取り→白服男→エンディングだったのを、初号試写の後に白服男を最後に変更してもらった。
・特典映像は、マダム陽とのバトルシーンの混乱ぶりが必見。状況把握できているのが堤監督と助監督2人のみで、みんな虚ろな表情で映っている。
・生フィルムは、今までの恩返し。植田Pが『ヱヴァ:破』の特典で嬉しかったというのもあるとのこと(ドアノブと綾波の手しか映っていなかったとのこと)
・ハリウッドリメイクは、コンペの真っ最中で、決まれば、この秋に『嬉しいお知らせ』が。
・『零』は漫画のエピソードに加えて、瀬文のSIT時代のエピソードを加筆、再構築して、ドラマSPに。役者さんたちとの交渉がスムーズに行けば進むとのこと。
・結のプロットは骨は作り終え、西荻さんに人間ドラマとして膨らませてもらっている。
・伏線は概ね回収するつもり。一番最初の事件、どの組織が何の目的で始めたか、現在の世界情勢をまとめた設定書がある。当麻がスペックを使うとき顔が変わるのは何故か、左手の炎の意味など、どこまでオープンにするか吟味している。
・植田Pは定年まで『SPEC』で食って行きたいが、戸田嬢、加瀬氏はスパっと終わりたがっている。正式発表は2人のOKが出ればすぐにでも、早ければ来年秋あたりの公開を狙う。
・結はもやもやしないように、一度きっちりクローズしたい。と言いつつ「外伝」とか言う話も。
・10年後になるかもしれないが、ケイゾク、未詳に続く第3の部署を作りたいという。