【SPEC】堤幸彦66歳「TBS植田プロデューサー 全作対談」最終回

堤幸彦監督の会社のYoutubeチャンネル、「クレッシェンドチャンネル」で、堤幸彦監督とTBSの植田博樹プロデューサーの対談の最終回が配信された。

今回の内容は大部分がSPECの裏話だった。

SPECについては、そもそも話を通すと言うことについて苦労があったことがうかがえる。超能力の部分を削った台本を作って、つまり1話のニノマエが出てくる前の部分までの台本で編成に出したという。また、TBSの編成の田代秀樹さんという方が超能力が出ると言う話は企画が通ってからにしろと、『ケイゾク2』というタイトルで通すようにと、知恵を授けたと言う話だ。ヒロインの二人についても紆余曲折があって、戸田さんになったら加瀬さんだろうというのは、堤監督のアイデアだったそうだ。植田さんから語られたのは、SPECが最初から完成していたということ。これについては堤監督の力だと言わんばかりだけど、やはり植田さんが作り上げたSPECの世界観の完成度だったのだとおもっている。

「植田さん的には、もうこのSPECの世界は、終わった?」

核心的な質問を投げかける堤監督。

「やろうと思ってるんですけど、●●●●●

答える植田さん。なにか難しい問題があるようではあるが、この世界については、植田さんの進めていこうという意思が全てなのだと思う。もうこれは、私としては絶対実現すると受け止めたわけである。

なんと4時間にも及んだという対談、実に興味深い内容だった。今後も堤・植田作品に期待したい。できれば地上波で。

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