「『ケイゾク』は、最初に弐係に来た人が犯人なんです」と自慢げに語る人がいるが、実際はどうかというと…
第1話 志村進 犯人ではない
第2話 橋本幸夫 犯人ではない
第3話 竹下美奈子 犯人である
第4話 成合佐代子 犯人ではないが…
第5話 青井ゆかり 犯人ではない
第6話 壺坂邦男 犯人ではない
第7話 山田菜穂子 犯人である ※藤田滋は犯人ではない
第8話 依頼人なし
第9話 依頼人なし
第10話 依頼人なし
第11話 依頼人なし
特別篇 柴田純・高成美咲 犯人ではない
映画 磯山章子 犯人である ※磯山早苗と称する女性は犯人ではない
13エピソード中、弐係に依頼人が来たエピソードが9エピソード、うち犯人が来なかったのが6エピソード、犯人が来たのが3エピソード。そのうち2エピソードは犯人が第三者を連れてきている。
ともあれ、「最初に弐係に来た人が犯人」というのは、全体の3分の1にしかならないことが分かる。
さて、第4話で成合佐代子が犯人ではないが…と語尾を濁したのはなぜかというと、彼女の行為が不能犯に当たるのか、殺人未遂にあたるのか、「あなたを裁く法律はありません」と簡単に解決できる問題なのかということを以前書いた。