『ケイゾク』『SPEC』『SICK’S』どの順番で見るべきか

そりゃぁ、「お前がそれを言うなら、『ケイゾクから見るべきと言うだろう常考』」と言われそうだが、おさらいしていきたい。


押さえておきたいのは、作品の発表順と、作品の中の年代順に違いがある、ということである。
作品の発表順は、次の通りになる(以下、細かいサブタイトルは略する)。
『ケイゾク』TVシリーズ(全11話・mystery 1〜11)
『ケイゾク/特別篇』
『ケイゾク/映画』
『SPEC』TVシリーズ(全10話・甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)
『SPEC〜翔〜』
『SPEC〜天〜』
『SPEC 零』
『SPEC〜結〜漸ノ篇』
『SPEC〜結〜爻ノ篇』
『SICK’S 恕乃抄』
SPECサーガ黎明篇『サトリの恋』
『SICK’S 覇乃抄』
『SICK’S 厩乃抄』
SPECサーガ黎明篇『Knockin’on 冷泉’s SPEC Door』
ところが、作品の中の年代順は、次の通りになる。
『ケイゾク』TVシリーズ
『ケイゾク/特別篇』
『ケイゾク/映画』
SPECサーガ黎明篇『Knockin’on 冷泉’s SPEC Door』
SPECサーガ黎明篇『サトリの恋』
『SPEC 零』
『SPEC』TVシリーズ
『SPEC〜翔〜』
『SPEC〜天〜』
『SPEC〜結〜漸ノ篇』
『SPEC〜結〜爻ノ篇』
『SICK’S 恕乃抄』
『SICK’S 覇乃抄』
『SICK’S 厩乃抄』
正確には『SPEC 零』の途中に『サトリの恋』が挟まっているのだが、大体こんな感じである。
で、どちらの順番で見ればいいのか、結論から言うと、初めて見る人は、作品の発表順で見るのが理解が深まると思う。
作品の中の年代が前になっている作品でも、後から発表された作品は、前に発表された作品を前提に話が作られており、前に発表された作品の登場人物が遡ってでてくるからだ。
初めて見る人からすると、「こんなにたくさん見なくてはいけないのか」と思われてしまいそうだが、特に、『SICK’S』を見る前に、『ケイゾク』を見ることの意義としては、今のところ、『SPEC』のみに登場して、『SICK’S』にも登場した人物はいないが、『ケイゾク』から出演し続けている登場人物がいる、ということなのだ。ちょっと強引ではあるが。

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