「蕎麦屋勧進帳事件」。『ケイゾク』のディープなファンなら、聞き覚えがあるだろう。
しかし、なぜかこの時期に、改めて復習しておきたい。
「蕎麦屋勧進帳事件」とは、『ケイゾク』で弐係の谷口(長江英和さん)がずっと追っていた事件で、第1話、第2話、第3話、第5話、第6話、第9話と、谷口が事件の重要参考人と思われる人物と電話でやりとりしていた。
第5話では電話の相手に怒鳴ってしまい電話を切られてしまうというトラブルを起こしてしまうのだが、第6話ではまた普通に電話している。
そして、第9話であっさり解決してしまう。真犯人は「堤(つつみ)」という人物で、痴漢で逮捕された際に余罪を自供した、ということである。
『ケイゾク』的には、この事件の解決が、ドラマ全体としても、谷口にとっても、大きな転換点となっていると言えるだろう。
そして、この事件が、再び日の目を見ることになるのだが、それはまだ書けない。今週末には『SICK’S 覇乃抄』の配信もないし、今のうちに、『ケイゾク』の当該シーンを確認しておくのも一興かと思う。