日曜ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』最終話【ソフトでもハードでも終わり良ければすべて良し】

意味不明なタイトルだが、今週もマイペースで書いていく。
とは言え全9話。最終話なのは、寂しい。


さて、前回いよいよ旅人とリッチーが対決する、というところで終わり、今回、雪路が撃たれ、榎戸が撃たれ、陽子先生は前回から入院中、亀吉も刺されると、負傷者続出のハードな展開の中、旅人とリッチーの本格対決、幻覚合戦で共倒れ?と思いきや、最後はこのドラマらしく、「家族の絆」によって旅人が生きる道を選び、ハッピーエンドというスッキリした終わり方になった。
やはり、堤監督らしい、感情を映像で表現した映像表現を始めとする独特の映像表現は見ものだった。その一方で堤作品ならではのシュールなギャグは抑えられていたが、前回も書いたように『ケイゾク』の頃に戻ったような控えめな小ネタの差し込みであった。
こうなってくると、「探し物探偵」をもう少し楽しめる続編を期待したいところだが、望みは薄いだろうか。
一つ苦言を呈すると、同じクールの『スーパーサラリーマン 左江内氏』もそうであるが、本編と別にネット限定のオリジナルストーリーを配信するというのは如何なものかと思う。「入会すればいいじゃない」というかもしれないが、現在ネットの動画配信サービスは乱立していて、それぞれがオリジナルコンテンツを囲い込んでいる状態で、特に月額料金制のサービスは「これ!」と絞り込むのが難しい。

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