【ヤメゴク】第十話 first impression

終わってしまった。
すっきり、終わってしまった。


正直なところ、ここまで「すっきりとした」終わり方になるとは思っていなかった。
と言っても、全てが解決したわけではないのだが。
とりあえず、前半は麦秋が暴力団に潜入する人間が欲しいと谷川に要求したことから、水千組に潜入させられた佐野の暴走が目についた。佐野が証券会社から警視庁の財務捜査官(実際に存在するらしい)に転職して、刑事にしてもらう見返りに谷川によって水千組に潜入させられたことが判明。関東貴船組と水千組の資産を消滅させることに成功するが、その後の行方はしれない。
この佐野の暴走や、水田の死が、幼少期の記憶が、麦秋の心境を変化させたのであろうか。
ヤクザを憎む気持ちから、「ヤクザを抜ける人と、ヤクザに関わった人を助ける」というふうに変化している。
橘勲は割とあっさり回復する(だから、脊髄に損傷を受けたら、現代の医学では直せないんだってば)のは拍子抜けした。
そして、橘勲が足抜けしてテキ屋になるというのも、まあ「おとぎ話」だとは思うが、まぁ悪い決着ではない。
ところで、谷川はどうなんだろう。麦秋や佐野を使って違法行為をさせていたわけだが、なんの責任を取るわけでもなく終わってしまうというところが、もやもやが残る。
小ネタは大量にあって、検証しきれない。改めて検証する、のであろう。最後に来てトリック、ごくせん、リングにテンペストが加わり、とうとう田中哲司さんに「それ、俺がらみ?」と反応させてしまったところは、やはり田中哲司さんを起用したのはこのセリフのためだったのか(違う)と思ったりした。
しかし、小ネタとはいえ私にとって寂しい小ネタとなってしまったのは、この世界では『SPEC』の舞台となった未詳も、『ケイゾク』の舞台となった二係も、なくなってしまったということである。現実世界でも、二係はなくなってしまい、「特命捜査対策室」(ドラマ『絶対零度』シーズン1の舞台になったのだが)に発展的解消を遂げたのだが、『SPEC』の世界では、現実と違って残っていた。それが、『ヤメゴク』の世界では両方とも無くなってしまったという、寂しい現実(現実ではないのだが)を突きつけられてしまった。
と、『ヤメゴク』と関係ない話ばかりしているが、このブログの目的としては全然問題ないのだ。なぜなら、このブログは、
『ケイゾクなるままに シーズン弐』
なのだから。全く『ヤメゴク』とは気色の違うドラマだが、『ケイゾク』見て欲しい。

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