2015年2月27日、「TOHOシネマズ有楽座」が閉館する。
公式サイトでは、1935年に現在東宝日比谷ビルがある場所に「有楽座」として開館し、1984年に一度閉館後、ニユートーキヨービルにあった「ニュー東宝シネマ1」を「新・有楽座」として改装オープン、その後「TOHOシネマズ有楽座」に改名したとある。
この、「ニュー東宝シネマ1」であるが、1957年5月にニュートーキョービルで開館し、当初は2スクリーン形態で、1スクリーンが残って「ニュー東宝シネマ1」となった。
「ニュー東宝シネマ1」、ケイゾクニアの人に取っては思い出深い劇場である。
というのも、『ケイゾク/映画』公開時、チェーンマスターとなったのがニュー東宝シネマ1で、初日の舞台札もここで行われることになっていた。ところが、徹夜組が多数になる中、急遽初日の箱割が変更され、近所の日劇東宝(現:TOHOシネマズ日劇)に振り返られた。
言わばニュー東宝シネマは名ばかりのチェーンマスターと言ってところだろうか。
建物の老朽化が原因とのこと。都心の劇場がなくなっていくのは寂しい限りだ。