いつもご愛読いただいて感謝しております。
これも、読んでいただいている皆さんのおかげです。
今年は私にとって、忘れられない一年になった。
まず、『SPEC』である。
『SPEC 零』は、私にとって特別な思いのある作品だ。
2年半前、私が「俳優が演じる映像作品でないものにしかならないのであれば、はっきり言って願い下げ」などと生意気なことを書いてしまったことが、プレッシャーだったそうだが、何はともあれ、映像化されたことはこれ以上の喜びはない。
そして、『SPEC〜結〜漸ノ篇/爻ノ篇』。
これは、『ケイゾク』から続く一連の物語の、真の結末として、この上ないものになったと思う。
また、ブログやTwitterだけでなく、紙媒体でも図々しくも名前を出させてもらったり、他にも色々とプレゼントを頂いてしまい、ただただ感謝である。
植田プロデューサー、堤監督、脚本の西荻さんを始めスタッフの皆さん、戸田恵梨香さん、加瀬亮さん、竜雷太さん、向井理さん、大島優子さんらキャストの皆さんにお礼を言いたい。
そして、『ケイゾク』である。
もちろん、『SPEC』効果というのもあるだろうが、まず出ないだろうと思っていたBlu-Ray Boxが出たのは記念すべきことだろう。内容に不満がないわけではないが…
『SPEC〜結〜』を見て、最後の「○○○○ってなに?」と思った人が、『ケイゾク』を見てくれて、より多くの人が『ケイゾク』を楽しんでくれることを期待したい。
次に『あまちゃん』である。
宮藤官九郎が朝ドラの脚本を務めると聞いて、期待していたのだが、古田新太さんが「朝ドラにクドカンという時点でどうかしている」というようなことを言った通り、クドカンの脚本が世間一般に受け入れられるものなのかという疑問はあった。
しかし、始まってしまえば、視聴率も好調、関連商品もヒットチャートを賑わし、「じぇじぇじぇ」が流行語大賞を取るといった具合に、広く受け入れられたと言えるだろう。もちろん私も、Blu-Ray Boxや、サントラなど、関連商品を買いあさってしまった。朝ドラのBlu-Ray Boxを買うなんて初めてだ(今までの朝ドラはDVDだけで、Blu-Ray Boxは『あまちゃん』が初めて、という突っ込みはおいといて)。
「あまロス」みたいなもので、いまでも毎週、Blu-Rayを見ている。しかもこの年末にきて、蔵出し映像をたくさん含む「あまちゃん祭り」、NHK紅白歌合戦内で「第157話」が放送と、「あまちゃん熱」がさらに点火しそうだ。
これだけでも、幸せすぎて死にそうだ。
この他にもいろいろ、楽しい作品を見ることができたが、今年はやはりこの3つが私のなかでは特筆だ。
それでは、また来年、生きていたらよろしくお願いします。