興行通信社のランキングで明らかになったが、『SPEC〜結〜漸ノ篇』が11月2日〜11月3日の興行収入ランキングで1位になった。
土日2日間の成績は動員34万5921人、興収4億5799万3900円とのことで、前作『SPEC〜天〜』の動員35万1473人、興収4億6870万5300円からは微減となっているが、『結』は11月1日公開、しかも11月4日も休日ということを考えると驚異的な数字で、11月1日〜4日の興行収入は8億8269万円とのことだ。
これを記念して(?)早くも大ヒット舞台挨拶を行うことも決定した。
さて、『SPEC』がこれだけ人気作になったのか、一応コアなファンである私からしても、本当のところは分からないが、分からないなりに考えてみる。
まずは、コアなファンだけでなくライトな層も入ったのではないかということ。例えば、ゲスト出演の某(自粛)の…いや何でもない。それはともかくとして、非常に幅広い年齢層から支持されたということだろう。『SPEC〜天〜』も16~19歳を中心に幅広い年齢層が視聴したことから、同じような傾向にあると思われる。10〜20代はSFチックな話で漫画風な演出・展開に惹かれて、30〜40代は『ケイゾク』からのファンなどストーリー、小ネタをじっくり味わう層、重なるが40〜50代は植田Pや堤Dとの『同世代感』で見る層、と言った感じだろうか。
また、上映時間が1時間34分と短いことが動員数の増加に貢献しているのではないだろうか。
というのは、時間が短い分、1つのスクリーンで1日に上映できる回数が増える。2時間の作品で5回上映するところ、6回上映できるのだ。もちろんスクリーン数を増やせば上映回数を増やせる訳だが、映画館にとって全くリスクがなく上映回数を増やせるというのはメリットではなかろうか。
これがライトな層にとっては、「見たい時間に上映している」というメリットにもなりうるのではないだろうか。
もちろん、コアなファンを引きつけた要素として、『SPEC〜天〜』で、『SPEC〜結〜』へ向けての謎を引っ張ってきて、「先が見たい」と思わせたということもあるだろう。その割には『SPEC〜天〜』の地上波放送の視聴率は振るわなかったのだが。
正直、どのあたりの世代の人が、どんな理由で見ているのかは、知りたいものである。
映画とか円盤は売れるのに何であんなに視聴率が悪いんでしょうねぇ・・・そういうSPECなんでしょうか
年齢層は予想外なくらいに幅広いですね
結とか天を見に行ったら老夫婦の方とかもいらっしゃいましたし
リーガルハイと相棒の裏ですから、視聴率が取れるとは思えませんよね。
連ドラも金曜ロードショーの裏でしたし。若い世代に受けているらしいのは分かりましたが、老夫婦とか謎ですね。堤監督の年代ぐらいまでかと思いましたが。
映画「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸ノ篇」全然面白くない
映画「「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸ノ篇.」★★
戸田恵梨香、加瀬亮、北村一輝、
栗山千明、向井理、大島優子、竜雷太 出演
堤幸彦 監督
96分、2013年11月1日より公開
2013,日本,東宝
(原題/原作:SPEC)
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