【ケイゾク】アーカイブ+α『ケイゾク/特別篇』ディレクターズカット TV放送版との違い

iTunes Storeでレンタル開始された『ケイゾク/特別篇』は、DVDのディレクターズカット版ではなく、TV放送版を元にしている。
以前、この2つの違いについてTV放送をもとにDVD版で追加されている部分、違っている部分をまとめたことがあるので、それを掲載する。
【冒頭 朝倉の声】
「たのしまさささせてもらってますよ……
あああああさくらといいます……」
となったり、高い声になったり、低い声になったりする。
中盤の真山への「電話」のシーンも同じ
【病院、壺坂と彩の会話シーン】
壺坂の杖が折れるシーンのあと、クリスマスツリーの後からのアングルになって、
彩「柴田……もう今年も終わりやで。はよ目え覚まし」
そのままカメラが病院の廊下のほうを向くと、ミイラ男が歩いている。
朝倉の歩く足もとのシーンの前に、朝倉の後ろ姿追加。
【タイトル】
「金曜ドラマ ケイゾク/特別篇」だったのが、「金曜ドラマ」が消えている。
最初の「提供」タイトルバック カット
【弐係、柴田が目を覚ました知らせのシーン】
近藤「柴田さんがついに目を覚ましました」
野々村「なに!」
のあと、野々村立ち上がって、
「真山君、真山君?あれ?」
【「出てこいよぉ」のシーン】
真山「タスケテー」のあと、連れていかれながら、
「あさくらー。タスケテー。おれ刑事だよ」
【ゲームセンター】
真山「裏、裏」
彩「べっかんこ」
のあと、考え込んで
彩「うら、うらるんくらいなー、うみうしごろし、ぴゅん、ぴゅぴゅぴゅ……」(聞き取り自信なし)
真山「裏。裏」
ケンジの声が男の声だったのが女声になっている。
【柴田の退院シーン】
柴田がタクシーに乗り込むシーンのあと、
走り去る柴田を乗せたタクシーを見守る木陰の真山の後ろ姿、前に回り込んで大写し。
それを見る彩を、真山の側から映す。
【弐係】
彩「でももうすでに初日から遅刻やん」
のあと、時計と野々村の「あはははは」の声の代わりに、
野々村「うまい! あはははは うまい!あはははは」
そして、真山が広げていた新聞を取りのけると、特大のピーポ君人形を抱えている。
【警視庁ロビー】
最後の真山のセリフが若干変更
野々村「行ってまいります」
のあとの真山のセリフが、
「誰?新しい人か?」から、
「誰?不動産屋か?マハラジャの社長か?だれだい?」
になっている。
【西麻布嫁姑連続殺人事件の「逮捕」シーン】
彩が遠山の頭をはたいた直後、手錠の音が鳴る。野々村の「……近藤君、確保」のセリフがカットされている。
【バス内、柴田痴漢現認シーン】
柴田「自首してくださーい ♥」のあと、
痴漢「あ、あれ、君ちょっと鼻血出てるよ」
柴田「お尻触ったでしょ」
痴漢「いいやそれよりほら鼻血出てる鼻血」
柴田「お尻」
痴漢「どっかぶつけた?」
柴田「自首してくださーい ♥」
痴漢「いやだってしてないから」
この間柴田はずっとセクシーヴォイス(笑)
【穂模野交番のシーンと、そのあとの伏舟神社のシーン】
TVでは、「トレビアン」→CM→再び交番→神社だったが、
「トレビアン」のあと神社のシーンを裏焼きの写真を見せて柴田の不気味な笑いまでやって、交番に副署長らがやってくるシーン。そのあと記念写真のシーン
柴田が樹に彫られたほかの名前に気づいたあとの高成の「あのー」セリフのあとの柴田の「すいません」セリフがカット。
【弐係、(中略)柴田が「呪いの樹」の説明を弐係の皆さんにしております のシーン】
TVでは音声速回しで柴田側と真山側を交互に映していたが、無音になっている。柴田が説明する画面を流して、「というわけで、そこに名前の書いてあった他の人の事件洗いたいんですが」のあと真山たちの反応を映している。
【「はちおうじにしかた」駅】
高成の凍りついた表情を見やる真山のしぐさが映されている。
推理切ってもギャグ切るな(笑)
【半海いづみ殺害現場シーン】
柴田の最後のセリフ「どうやったんだろう」のあと、しばしの間があって、
柴田「あ!」
彩「どした、なんか分かった?」
柴田起き上がり、「やっぱりこれは呪いですよ」
バシっ、と真山に頭を殴られ、「あいてっ、あ……」と震え?る
【金子死亡現場のビルの下】
遠山の思考が続き、「もろた、もろたがな」、柴田の顔を映したあと、
遠山「このトリックの鍵を握るのは、暗闇とバッテリーや」
彩と真山に視点を映して、
彩「ヌーベルヴァーグみたいや」
真山「それ食えんの?」
【ビルの屋上】
真山の立ち小便?に顔をしかめる彩。
【弐係、「青い柿ピー」のシーン】
遠山が去って行ったあと、
野々村が「青い柿……」と歌おうとすると、真山が立ち上がって野々村を指さし、「げっちゅう!げっちゅう!」と叫ぶ。
【長尾の転ぶシーン】
2回ともリプレイがある(笑)
【高成死体発見シーン】
再現シーンの首の転がるシーンが若干違う
柴田が写真の匂いをかいでいるのに気づき、遠山が「ニャー」といった直後、遠山の、
「お前大文字焼きで焼いたるぞお前」
が追加。
【弐係、写真の場所を彩が見つけてきたシーン】
野々村が去り際、発声練習?のあと、懐から「元祖 赤まむし」を取り出して飲む。
野々村「ぐぁっははは」
BGM(サントラの「DEE VOO」)追加。
【線路際】
TVでは血のついた鈴しか映っていないが、同じアングルでネコの死体の一部の肉片と思われる物体が映っている(つまり、TV放送用とディレクターズカット用に同じアングルで2回撮影した)。
【電話の朝倉の声】
TVでは普通に喋っているが、
「ひひひどいな……
ぼぼぼくはね、みんみんみんなと仲良くやりたいんですよ……」
【弐係】
「植田博樹蔵相の赤字見直し策、効果なし」がはっきりと映される。
野々村「何か他に方法はあるのか」のあと、柴田の「はい」が追加。
柴田が足を見せたあと、遠山の驚きの表情。野々村が下をのぞき込み、真山もそれを見て自分も見る(笑)
【野々村係長病院収容シーン】
野々村と雅が抱きあって、医者の驚きの表情のあと、吹き出す医者。
【ハーバーで真山たちがクルーザーに走っていくシーン】
TVでは提供クレジットを背景にスロー再生だが、通常再生になっている。
【ハーバーで容疑者大量確保シーン】
遠山「犯人は、この中におる」のあと、真山が頭をはたきながら遠山に言うセリフが、
「当たり前だろ」から
「お前、誰にしゃべってんの」
に変わっている。
【警視庁、取調室をのぞき込む彩、柴田、遠山のシーン】
遠山の「犯人はこの中におる」セリフがカット
【警視庁、柴田の説明シーン】
「痴漢の逮捕歴が残っていました。」のあと、中田の方に振り返るときTVでは何も言わないが、「嫌ですねえ、痴漢。」と言う。
【警視庁、朝倉化した中田が柴田を連れて出ていくシーン】
真山が歩きだすシーンがカットされている。
【屋上、中田の自殺】
アングルが変わって、中田が首を切る様子がはっきりと映る。
また首を切ったあと頚動脈を切ると血が吹き出る。
血を浴びながら柴田が見る幻覚のシーンが長くなっている。
中田の口から血があふれるシーンがすこし長い。
【屋上、柴田が記憶を取り戻すシーン】
回想シーンのカット数が増え、ひとつひとつのカットも長くなっている。


TV放送時には、『ケイゾク/映画』の冒頭部がエンドロールの後に挿入されていたが、配信版ではカットされている。
最後の警視庁の屋上、柴田が記憶を取り戻すシーンの回想シーンについては、今回改めて比較してみた。※をつけたシーンが、ディレクターズカットVer.で追加されたシーンだ。
【第1話、警視庁で柴田と彩が初対面のシーン】
柴田「あっ」
書類が床に散らばる
木戸「いったーもう何すんのよ」
柴田「すぃ…すいません」
【第1話、柴田が弐係に初出勤のシーン】
柴田「遅くなってすいません」
野々村「※係長の※野々村です」
※近藤「近藤と申します」
※谷口「谷口です」
※真山「真山です。よろしく」

【第1話、四日市のビル屋上のシーン】
真山、柴田のマフラーを引っ張っている。
※柴田「こうか」
【第2話、弐係のシーン】
柴田「ワンダフル」
※真山「柴田ぁー」
【第4話、旅館「葉隠月」のシーン】
※真山「フフフ…」
柴田、頭の臭いを嗅いでいる。
真山、柴田の頭をはたく。
※【第4話、真山のマンション前】
※柴田、真山の部屋の扉の前で寝転がっている。
※柴田「あぁっ、痛っ」
※真山「うるせえなお前」

※【第7話、墓地】
※逃げようとする真山、転ぶ。
※柴田「大丈夫ですか」
※真山「やめて」

※【第9話、真山のマンション】
※金魚の水槽を前に真山と柴田が話し合っている。
※真山「ためらわずに撃て」
※柴田「私に人間を殺せということですか」
※真山「やらなきゃ、お前が殺されるぞ」

※ここに柴田署長の顔が挿入される。
【第11話、映画館のシーン】
真山「お前には、生きててほしいんだよ」
柴田「…?」
【第11話、河原のシーン】
真山、柴田に口づけ
真山「柴田ぁー」

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1件のコメント

  1. 今更ですが…
    屋上で真山が背中を刺される時、配信版だと見えないようになってますが、ディレクターズカット版だとはっきり見えてました。

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