SPECサーガ黎明篇『サトリの恋』〜ト〜 First Impression

冒頭の鼎談については、「ドラマを見よう」という没入感が削がれるという観点からも、別にやってほしい。個人的な嫌悪感とかは抜きにして。
しかし、一つ言いたい。
冒頭のドローンのワンカットは、『ケイゾク』で柴田初登場のシーン、バスの屋上から側面に回って、バスの中にカットが変わる一連のシーンに通じるものがあると思うし、『ヤメゴク』でも同じようなドローンの使い方はされており、堤演出の「深化」だと思う。無駄にカッコつけてるわけじゃなくて、意味がある。堤監督の解説の通りだ。


「当麻病院」、ロケ地、「ヤメゴク」にも同じ場所が使われていたような…多分、本田翼さんが演じた永光遥(永光麦秋の妹)が務めた「あぶくま整形外科」。
「リハビリとダンス」単なる小ネタではなく、サトリの回復を簡潔に示す演出になっている。これが演出だよ。
『人体科学におけるESP(超感覚的知覚)の研究 黒川秀作(明海大学意識情報科学研究所)』元ネタは分からないが、記録しておく。
サトリを救おうとした医者・鷹村健太郎は特殊能力(SPEC)の知識もあるが、今のところサトリの治療のみを考えているように見える。一方で、最後に登場した医師・新井遵子は怪しすぎる。実はこの二人が逆の立場なのではないかと勘ぐるくらいだ。公式サイトの、人物相関図で明らかではあるのだが。

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