デイリースポーツなどの報道によると、森博嗣さんの推理小説、西之園萌絵と犀川創平のいわゆる「S&Mシリーズ」が、10月から『すべてがFになる』実写ドラマ化されるということだ。
森博嗣さんは、名古屋大学元助教授。『すべてがFになる』は、氏のデビュー作で、「S&Mシリーズ」の第一作。
今のところ、主演の二人と、各巻を二話完結で描くということしか、分かっていない。通常の連続ドラマは、10話程度。シリーズは、全10巻。2クールやるのか、中途半端に5エピソードだけやって終わらせるのだろうか。私の記憶が正しければ、前半5エピソード+後半5エピソードという構成だったと思うので、中途半端にはならないのか。
人気シリーズだけに、思い入れのあるファンも多いだろう。主演の二人については、いろいろ意見があると思うが、「ババ抜き」みたいなもので、誰が演じてもそれなりに批判を浴びるのだろう。
しかし、2000年7月に、出演者のアンケートが作者公認?で行われている。
これによると、
西之園萌絵…中谷美紀
犀川創平…渡部篤郎
という声が最も多かったのだ。『ケイゾク』じゃん(苦笑)。
さて、このシリーズを読んだのは大昔のことなので、内容をほとんど忘れてしまっている。電子書籍化されているので、読み直してみようか。
(追記)
Kindleで全10冊の合本版の配信が始まった。
また、放送するエピソードは、中日スポーツの記事によると、第1話と第2話が『冷たい密室と博士たち』、第3話と第4話が『封印再度』、第5話と第6話が『すべてがFになる』とのこと。残りのエピソードは、未確認だが、『数奇にして模型』と『有限と微小のパン』らしい。